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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ナツオ☆小4、柔術やめるってよ。

はじめに。

年少さんの時から続けてきたナツオのブラジリアン柔術。

www.iqo720.tokyo

 

4歳から初めて足かけ7年だがついに卒業する時が来てしまった。中学受験に向けての通塾が始まってからはモチベーションが下がり気味だったナツオ。一時は週4回ペースで練習していたがだんだんと回数が減っていき、ここ半年は週に1、2回となっていた。強い先輩達にもまれるうちに、勉強のストレス発散にとやる気が出てくると期待していたのだが甘かった。最近の小学生は何かと忙しすぎる。
ナツオの意思を尊重して4年生の終わりとともに柔術をいったん卒業したのだった。

 

中受との両立が困難に。

柔術から離れる一番の理由は時間のやりくりが難しくなってしまったから。中受を控えて2月からは土日含めて週に4日は塾に通っている。もちろんただ授業を受ければいいだけではなく、塾の宿題や復習、塾内テスト対策の勉強が必要になってくる。
それでも週に1時間、2時間くらいは柔術に行く時間が取れると思ってしまうのだが、そんな時間があれば好きなことをやりたい、ゲームをやりたい、漫画を読みたいと文句を言う。
親としてはストレス発散であり、運動不足解消と考えていた柔術の時間。是非とも柔術に行ってきて欲しいのだが、一緒に遊んでいた柔術仲間たちも同じように勉強優先や個人の都合で減ってきだした。昔からの仲間で残っているのは本気で強くなろうとしている熱い志の友だちか、中受前の低学年の友だちくらい。それでも行ったら行ったで楽しそうにやっているのだが、仲が良いお友だちがいなくなっていくのもナツオにとってはモチベーションが下がる理由となっていた。

本当に好きなことならばなんとか工夫してやり続けるものだが、今のナツオにそんなモチベーションはない。無理にやらせ続けてもみんなが不幸になってしまうだけ。

親の重い思いが悪循環に。

相変わらず私はブラジリアン柔術に夢中なのでそんなナツオと口論になってしまう。年明けあたりからモチベーションが低いまま参加しているし、練習中は真面目にやるも終わったらすぐに着替えて帰宅。練習後は個人練習やスパーリングができる自由練習の時間。せっかくなので自由練習もしっかりやって欲しいのだが、クラスが終わると義務は果たしたとばかりに走って帰っていくナツオ。物足りない思いの私は他の子ども達とスパーリングをして練習に付き合う。本当はナツオと一緒に楽しくやりたいのに。

しかし私の強い思いがかえってナツオのモチベーションを下げさせていた。主役は子ども。親が熱くなっても何一つ良いことはない。私が熱く語りかけても、布団の上で練習やろうと声をかけても悪循環でしかない。私が熱くなればなるほど息子はどんどん冷めていく。息子が自分の強い意志を持ってきたことを喜ぶべきなのだが寂しくもある。

3月でやめることを決断。

ナツオはもう間もなく5年生。これからますます自分の時間が大切になってくるだろう。塾もいよいよ本格的になってくる。春期講習や夏期講習の時間もブラック企業か!となるようなスケジュールのようだし…。本人が望んでいないのであれば、これ以上親の都合で強制させるわけにもいかない。
年末あたりからこの春からの生活についてどうするかを話し合ってきた。柔術をやめるタイミングについても。新5年生コースとなって塾が忙しくなる2月をきっかけに1月でやめることも考えたが、保育園時代からお世話になってきた6年生がキッズを卒業するまでは一緒にやって欲しかったので3月でやめることに決定。
本当は最後になにかしらの大会に出場してほしかったところだが、このモチベーションでは指導者や他のお友だちに迷惑をかけるだけ。老兵は死なず、消え去るのみ。最後はしっかりと挨拶をして円満退会をして欲しい。

おわりに。

ナツオがやめることに残念な気持ちはあるものの、ブラジリアン柔術は生涯スポーツなのでまたいつかどこかのタイミングで復帰してくれればラッキーと泰然と構えている。中学校入ったタイミングでもいいし、中学高校で部活になじめなかった時のストレス発散でもいいし、社会人になっての運動不足解消でもいいし。私のようにアラフォーとなって子どもが生まれたタイミングでもいい。

ナツオの柔術着がそろそろサイズアウトしそうなこともあって、実は次のサイズの柔術着を用意していた。しかもどうせならばかっこいいものをと思い、わざわざ海外から取り寄せて。きっとそう遠くない将来にナツオが、または二男レンタが着ることを夢見て大切に取っておくことにする。
ナツオと再びマットの上でゴロゴロした時に体力で負けても技術でねじふせられるように、私はコツコツと怪我無く無理なく楽しく続けていくだけ。

長い間本当にお世話になりました。