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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ナツオ☆中1のためにバスケットゴールを設置。

はじめに

中学に入学してすぐにバスケ部に入部した長男ナツオ。楽しそうに部活動に取り組んでいるものの、まだまだボールに触れる機会が少ないようだ。部活動の環境も、私たちの昭和世代とは大きく様変わりしている。せっかくのやる気を失わせてほしくないという思いから、自宅にバスケットゴールを購入することにした。

息子の部活事情

ナツオが通う中学は強豪校ではないにもかかわらず、バスケ部の部員は中学3学年合わせて100人を超える。聞けば、野球部やサッカー部も同様に100人を超える部員がいるとのこと。合同チームを組んで試合に出ている学校も多い中で、なんと恵まれた環境だろうと感じた。いや、もしかしたら他のスポーツで才能を輝かせられる人材もいるはず、そう考えると「宝の持ち腐れ」という側面もあるのかもしれない。

特にバスケットボールは、スタメンがわずか5人。単純計算で1学年30人とすると、スタメンを勝ち取るのは至難の業であり、ベンチ入りできるのも半分にも満たない状況である。受験戦争が終わったと思ったら、次は部活動内の競争が待ち受けていたとは思いもしなかった。

ただし、縁あって友人の息子さんが同校の高校バスケ部で活躍しており、話を聞くと、ベンチ入りする選手もベンチ外の選手も関係なく、みんなで楽しく活動しているとのこと。中高6年間の絆は、想像以上に深そうだ。

100名もの大所帯なものの、強豪校ではないので体育館を他の部活動と交代で使用している。そのため、部活動は週に3日のみ。しかも、現在は引退間近の3年生の練習が優先されるため、1年生は週2日しか活動がない。週5日、6日が当たり前だった昭和世代の私にとっては驚きである。たった週2日で、しかも人数は非常に多い。練習時間もきっちり2時間。その為にボールを使った練習は短く、そのほとんどがドリブルとパス練習に費やされている。ゴールを使った練習は3年生が中心になってしまうため、仕方がないのかもしれない。

 

LIFETIME製のバスケットゴールを購入

部活動は平日1日と土日どちらか1日なので、ナツオは基本的に夕方には帰宅している。そんなナツオの姿を見かねた義父が、バスケットゴールを購入してくれた。

購入したのはLIFETIME製のバスケットゴールである。最大で3メートルになる本格的なゴールで、Amazonや楽天市場で調べたところ21,000円程度と、そこまで高額ではなく、評判も悪くなかった。

組み立て式のゴールであったが、わかりやすく梱包されており、DIY初心者の私でも何とかなるだろうと思った。孫の喜ぶ姿を見たいのだろう、義父が張り切って組み立てを仕切ってくれる。義父、私、息子の3世代の男3人で、約3時間。説明書を見ながら無事に組み立てることができた。それぞれの部品や金具にわかりやすくナンバリングが施されているため、説明書だけでも十分に作業が可能である。私は使用しなかったが、説明書にはYouTubeへのリンクもあり、動画でも確認できるようになっていた。

休日の午前中いっぱいを使って完成させ、午後から早速使ってみた。しっかりとした強度で倒れる心配はなさそうだ。それでも万が一に備えて、念のためロープで柱に固定した。心配していたボードの音も気になるような騒がしさではなかったので、一安心である。

沢北親子にはなれないけれど

バスケットゴールを設置して1週間。部活のない日は毎日シュート練習をしている。
バスケットゴールの利用にあたての我が家のルールは2つ。

  1. バスケットゴールの利用は18時まで
  2. 毎回終わった後はほうきで掃除をする

騒音問題になるようなことはなさそうだが、近所迷惑となるリスクを考慮し、18時には練習を終わりにさせている。また、特に汚れるわけではないが、掃除の習慣をつけさせるため、終わった後は毎回ほうきで掃除をさせている。今のところ、ナツオは約束を守りながら練習に取り組んでいる。

あいにく、思いっきり1on1ができるスペースはないし、私にはバスケの技術もない。せいぜいパス出しや、手を伸ばすだけのディフェンスしかできない。漫画『スラムダンク』の沢北親子のように、毎日バスケ勝負をして一喜一憂するような状況ではないが、ナツオはコツコツと練習を続けている。そんなナツオの少しでも力になれればと、休日はできるだけ練習に付き合うようにしている。柔術以来の親子での共闘。新しい関係を築けていると感じる。

おわりに

部活動では基礎練習ばかりなので、シュートを打てるのはとても楽しいよう。ナツオはいつも楽しそうにシュート練習をしている。まるで桜木花道のように。この熱い勢いで2万本はシュート練習してほしいと願う。

思えば私も、部活動に入部した当初は自宅練習を頑張っていた。卓球部に入部した当初はピンポン玉を天井からぶら下げてテレビを見ながら打っていたし、ハンドボール部入部当初は週末に近所の小学校のサッカーゴールを利用してひとりでシュート練習をしていた。入部当初の熱い気持ちを忘れずに、ナツオにも頑張ってもらいたい。