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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

初Bリーグ観戦。アースフレンズ東京Zを応援してきました。

はじめに。

子どもの成長に伴い一緒に行けること、やれることが増えてくる。長男ナツオ@小3と一緒に初めてのBリーグ観戦を楽しんできた。バスケットボール経験はないものの、スラムダンク世代である私。松坂世代ということは能代工業出身の田臥とも同世代なわけで一時期は月間バスケットボールも読んでいたくらいにバスケットボールは好きだった。そしてBリーグはその派手な演出もあり、開幕当初からずっと観戦したいと思っていたのだった。

アースフレンズ東京Zについて。

観戦カードはアースフレンズ東京Z対熊本ヴォルターズ。
BリーグではあるもののB2カテゴリーなのでそこまで知名度はないかもしれない。
会場はアースフレンズのホームである大田区総合体育館。
東京には強豪のB1チームが複数あり、大田区よりかは行きやすいところばかり。それなのになぜにアースフレンズ東京Zの観戦に行ったのか。

それはアースフレンズ東京Zが子どもに優しいから。キッズドリームシートとして小学生以下無料招待のイベントをたびたび行ってくれている。B2所属であること、東京及び首都圏には強豪チーム、人気チームがたくさんあるのでそれらに負けないための地域に根差したファンサービスなのだろう。その心意気や良し。子どもに優しいチームはきっと良いチーム。
それに、アースフレンズ東京はバスケットボールチームでありながら設立からわずか4ヶ月で来季からの日本ハンドボールリーグ(JHL)参入を果たした男子ハンドボールチームを擁し、選手兼監督としてあの宮﨑大輔と契約をしている。ハンドボールファンとしてはずっと気になっていた存在。


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eftokyo-z.jp

会場でしか味わえない雰囲気。

京急蒲田駅から大田区総合体育館までの道すがらはとりたてアースフレンズ東京Zを盛り上げるような装飾はなし。本当にこの道であっているのか、この駅であっているのか不安になってしまう。会場入り口付近もとりたてて盛り上がっている様子もなし。到着してからも不安になってしまった。
しかし会場入りすると派手な音響で盛り上がっている。思わずテンションがあがってくる。試合開始時刻の30分前に会場入りしたがこれが大正解。雰囲気をとことん味わえた。練習中から音楽をガンガン流し、DJが観客を盛り上げている。ホームアリーナなのでこれでもかというくらいにアースフレンズ東京Zのブースターを煽る。息子は音響のうるささに耳を塞いでしまっていた。

しばらくすると急に会場が暗転して東京のメンバー紹介やチアリーダーによるダンスが始まる。もちろん音楽はガンガン。DJもよくしゃべっている。素直に楽しい。正直、B2カテゴリーだし、人気チームでも強豪チームでもないので演出には全く期待していなかった。Bリーグらしい演出はB1チームの特権だとばかり思っていた。嬉しい誤算。
これだよ。この雰囲気を味わってみたかったんだよ。これがプロのアリーナスポーツか。

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会場でしか感じられない圧倒感。

オープニングセレモニーが終わると試合開始までに両チームが最後のアップ。これがまた見ていて楽しい。というか、見とれてしまう。バンバン3Pシュートが入るし、目の前でダンクも炸裂。迫力が違う。

試合は更に迫力が違った。スピードが違う。とにかく目まぐるしい。滞空時間の長さに、ドリブルの速さに、パスのスピードにと選手の一挙手一投足に引き込まれてしまう。そして試合中にダンクやアリウープ!が炸裂するともう子ども達そっちのけで立ち上がって叫んでしまう。だって、沢北のあのプレーやリョータと花道のあのプレーが目の前で再現されているんだよ。何この大迫力。この圧倒的な迫力はライブならでは。

試合中はDJやチアリーダーがとにかく盛り上げてくれて楽しい。タイムアウトのわずかな時間でさえもチアリーダーが登場。声援禁止の為に配付されたハリセンを使用してのディフェンスコールや相手のバスケットカウントフリースローを妨害する為の不協和音。一体感を味わえる。残念ながらホームの東京が大敗してしまったものの、最後までDJが観客を飽きさせないように盛り上げてくれていた。

試合はテレビ観戦でも十分楽しめるが迫力や一体感を味わえるのは会場だからこそ。とくに音を楽しめるのは会場だけ。各クォーターが10分というバスケットボールの展開は子どもにもありがたい。テンポが早いので飽きることなく楽しめていた。

おわりに。

これでナツオとのスポーツ観戦史にバスケットボールが加わった。振り返ると、野球、サッカー、ハンドボール、ラグビー、アメフト、プロレスと多種多様なスポーツ観戦につきあわせてきた。試合は映像で知ることができるが、雰囲気は会場に行かないと味わえない。私史上最高の観戦経験はやはりラグビーワールドカップ。あの日あの時あの場所で味わったライブの感動を今でもふっと思い出す。コロナがこのまま落ち着くことを願い、息子がつきあってくれるうちにもっともっとたくさんの感動体験を一緒に味わっていきたい。

www.iqo720.tokyo