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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ブラジリアン柔術の青帯に昇格しました。

はじめに。

2017年の第2回目の育休取得時より開始したブラジリアン柔術。

www.iqo720.tokyo

最近では米倉涼子や川口春菜が始めたりとちょっと話題になりつつある。今では私にとってかかせない大切な趣味。 仕事でどんなに忙しくクタクタになっても「週末に柔術ができるんだ」「土曜出勤の代休で昼から柔術やるんだ」と心の糧があるから頑張ってこられた。それになによりナツオ@小2も4歳からやっており、布団の上で親子でじゃれ合えるのはとても貴重。たまに妻が遊びでナツオに抱きつこうとすると「お母さんキモイからやめて」なんて言われているが、私が「よし、柔術の特訓だ!」と言えば渋々ながらもつきあってくれる。これからますます成長していくことを考えると貴重な共通の趣味である。

 

3年超かけて青帯へ昇帯。

先日の練習後の挨拶時にインストラクターが一言。
「新しい帯を巻きます。」

そろそろだろうかと思っていたのでテンションを上げながら次の言葉を待つ。

「イクオさん。」

名前を呼ばれて中央へ。そしてインストラクターが私の白帯を取り、真新しい青帯を巻いてくれた。
その日の練習に参加している白帯は私だけだったので、みんなとても優しそうな笑顔で見守りながら拍手で祝福。言葉にならないくらいに嬉しい。コツコツと続けてきたことが一つ認められて形になった瞬間。ただただ嬉しい。
新しい帯を締めて感慨にふけっていると選手として世界一になったインストラクターから「イクオさん、とても似合っていますよ。」と声をかけてもらった。その一言がまたとても胸に響く。認めてもらえたと思えた瞬間。続けてきてよかった。そしてそんな一言を部下や後輩に対してかけられるような人でありたいと思ったのだった。

 

柔術の帯制度についての説明。

青帯って聞いてもピンとこない人が大多数だと思われる。ブラジリアン柔術(以下柔術)は強さごとに帯色が分かれている。私の独断と偏見で当社の役職に無理やり合わせてみると…。

  1. 黒帯=取締役
  2. 茶帯=執行役員
  3. 紫帯=部長
  4. 青帯=課長
  5. 白帯=社員

といったところ。青帯以上はもう立派な管理職。私の通うジムだけかもしれないが、色帯の人達はスパーリングでは白帯の技を受けてくれるし、的確にアドバイスをしてくれる。下位者に対して積極的に声かけしてくれるしで、やはり上司オーラがある。
柔道の有段者やレスリングの実力者は柔術開始時には青帯からスタートすることが多いことを考慮すると、柔術の青帯=柔道の黒帯なりたての人くらいのイメージだろうか。
昇格については柔道や剣道とは異なり、団体の統一的な決まりごとや試験があるわけではない。どのタイミングや基準で昇格していくかは各ジムの方針次第。ジムによっては大会の結果を求めるかもしれないし、逆に大会の結果は求めないところもある。全てはジム次第、指導者次第というのがおもしろくもあり、複雑でもある。
私が通っているジムは大会結果を実績として考慮してくれることはあるが、仕事や家庭の事情で大会への参加が難しい人もいるわけで、日々の練習やスパーリング内容を見て判断してくれている。だからガツガツと大会に向けて頑張らずにコツコツと日ごろの練習を楽しむ趣味の人にも優しい。

 

青帯への道。

柔術をこれから始めようとしている方へ、私の経験で青帯までどれくらいかかったかの参考情報として。

  1. 青帯までの期間:2017年9月~2021年3月
  2. 練習頻度:3年間は週に1回90分程度 4年目からは週に2回ペース。
  3. 大会実績:大会参加は一度のみ。コロナの影響がなければもう少し参加予定

週1、2ペースだと妥当なところか、ちょっと遅いペースだとは思う。白帯→青帯までは最低練習期間がないので早い人はあっという間に青帯へとあがっていく。社会人の趣味としては週に1回定期的に通うだけですごいと思うが、ことブラジリアン柔術に関しては一種の中毒性があるのか、毎日通う人や週に半分以上通う人が多い。もちろん学生だけでなく社会人、それも私と同年代か年上の方々が多い。はまる人はとことんはまり、それゆえに練習時間を確保するために家庭や仕事を大切にしていくのではと勝手に推測している。このあたりは筋トレにはまる人はとことんはまっていくのと似ている。体調維持の為かボディメイクの為かの違いで頻度も変わってくるはず。目標や好きなものがあれば頑張れる。仕事と育児との兼ね合いがあったのでずっと週に1度のペースだったが、コロナが社会を変えてくれた。在宅勤務や時差出勤が導入されたことで平日にも時間をやりくりすれば練習に通うことができるようになり、今は週に2回ペースが維持できている。
練習参加は最大でも週に2回だが、ユーチューブで動画を見たり、息子を相手に打ち込みやライトスパーをして、毎日少しでも柔術と触れられるように意識していた。才能がなければコツコツと地道に努力していくしかない。そして、柔術は練習した分だけ確実に上達していくスポーツだと思う。 

 

おわりに。

柔術の昇帯制度では、青帯から紫帯までには最低でも2年間の練習期間が義務付けられている。よってこれから毎日毎日柔術に通ったとしても2年間は青帯のまま。もちろん私にとってはワークライフバランスの一つでしかないので毎日通うことなどできない。最短での昇帯を目指すことなく、引き続きコツコツと無理のないペースで練習に参加していきたい。ケガすることもさせることもなく、親子で末永く楽しんでいければそれで充分。結果は後からゆっくりと着実についてくるはず。


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