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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ナツオ☆小2の柔術ストライプが3本になりました。

はじめに。

ナツオ@小2が習い事として頑張っているブラジリアン柔術。コツコツとした練習と実力が認められて遂にストライプ3本目をいただくことができた。 
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ストライプの意味。

ブログ内で何度も言及している通り、ブラジリアン柔術の帯制度(昇格制度)は柔道とは全くの別物。

大人は、白→→黒
子どもは、白→

と色が変わっていく。柔道と比較すると黒帯までの道のりはものすごく長い。柔道の黒帯の人は柔術では青帯から始まることが多いので、柔術の青帯の人≒柔道の黒帯なりたての人くらいの強さ、うまさと言われることもある。
ブラジリアン柔術で独特なのがストライプ制度。武道における段や級のイメージだろうか。柔術の帯と柔道の帯の大きな違いはこのストライプを巻く部分があるかどうか。先生やインストラクターに認められるとストライプが巻かれていき、5本目をいただくと昇帯となる(5本目を巻くことはないので実際に巻かれるのは最大4本まで)。このストライプ制度により同じ帯色同士でもある程度強さがわかるという仕組み。
やっている方としては昇帯しなくともストライプを巻かれることで、「うまくなっている、強くなっている」と実感できるのでモチベーションがあがっていく。尚、昇帯やストライプに関しては試験があるわけでも明確な定義が決まっているわけでもなく各ジムやインストラクターの方針に任されている。

 

ナツオもついに3本目。

ナツオの親友のリュウタは2カ月前に3本目を巻かれた。ナツオはそこまでストライプに関心はなかったものの、ゼロ歳からの親友で同じタイミングで柔術を始めたリュウタがストライプを巻かれたことでちょっと焦りを感じ始めていた。リュウタの強さ、ストイックさはナツオも知っているので先に巻かれたことはナツオも私も納得。ただ、ナツオも2年生では2番手としてすぐに巻かれると思っていたよう。それ以後練習前日は「明日は僕も巻かれるかな。」と毎回言っていた。しかしそれも1か月ほど続いたら言わなくなっていた。ちょっと諦めモードになっていた。
そんなタイミングでのストライプ授与。当日は平日だったので立ち会えなかったのだが、残業中にストライプをもらった旨のLINEを妻からもらう。これは残業している場合ではない。ナツオが起きているうちに帰らねばとさっさと帰宅したのだった。

ナツオに聞くとストライプを巻かれることは全く予想していなかったらしく、
練習後に先生が「ストライプを巻くので呼ばれたら前に出てください。」
と言い出した時にリュウタと
「誰かな。最近頑張っているから●●かな。それとも〇〇かな。」
なんてのんきに会話をしていたよう。だから名前を呼ばれてびっくりしたと話してくれた。いただいたストライプ授与の記念写真に写るナツオは嬉しいような誇らしいような表情でいい写真だった。

ストライプが増えると顔つきが変わる。

ストライプが増えたからと言って練習内容が変わることはないが、明らかに顔つきが変わった。2年生でストライプ3本はナツオとリュウタだけ。他の2年生や1年生達から「ストライプ3本凄いな。いいな。」と言われてちょっと嬉しそう。またそう言われることで自信と自覚を持つようになってきているのか、2年生や1年生のお手本となるような行動が増えてきた。先生が話している時や待っている時におしゃべりしない、ふざけないという当たり前の事ではあるが率先して行動しているように思う。ふざけがちな子どもにはちゃんと注意もするし、スパーリングでは相手のレベルにわせて技を受けてあげていたりする。強くてうまいお兄さん達がナツオにしてきてくれたことをやっている。子どもは単純で素晴らしい。
練習内容は変わらないものの上級生と組むことも増えてきた。今まで通り体格が同じくらいの2年生、1年生と組もうとすると先生に呼ばれて上級生と組まされる。
「ナツオはこっちのチームで練習しなさい。」
と言われて驚いていたナツオの表情が忘れられない。お兄さん達に囲まれるちっちゃいナツオ。絞められて苦しそうだけど楽しそう。

おわりに。

ナツオの顔つきが変わったのは「ストライプを巻かれたから」というよりかは「先生に認めてもらえたから」というのが理由だろう。週3で練習しているナツオだが、リュウタも強いお兄さん達もみんな同じく週に3回練習している。同じ練習量なのでナツオにとってはみんな同じように強いまま。大会があれば他のジムの人と闘うことで自分の実力を試すことができるが今年はコロナの影響でその機会がなかった。(最近ようやく大会が開催されるようになったが、こんな状況なので冬はどうなることやら)
そんな環境下なので練習していても「果たして自分はうまくなっているのか、強くなっているのか」をなかなか実感しづらい。そんなモヤモヤしている中でストライプを巻かれたことでナツオも成長を実感できたはず。3本目を巻かれて気合充分のナツオ。次の目標として4本目が明確になっているので寝る前の寝室スパーリングにも熱が入っている。この冬はおとなしく練習に集中して、きっと落ち着いているであろう来年の大会で結果を出して4本目、昇帯とつなげていきたい。