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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ナツオ☆小6。小学校最後の運動会。

はじめに。

ナツオ☆小6にとっては最後の、レンタ☆小2にとっては2回目の運動会が快晴の中無事に終わった。これで最後かとセンチメンタルにはなるのは大人ばかりで子どもたちにとっては面倒くさい運動会でしかないよう。確かに運動会前はひたすら暑い中、延々と練習させられて面倒くさくてたまらない。一部のイケてる軍団以外にとっては運動会なんてそんなものだよなと息子と会話しながら納得。とびぬけて足が速いわけでもなく、リズムセンスもない私は昔から運動会は嫌いだったな。

 

ニューノーマルがノーマルに。

コロナによる制限が完全になくなった今年度は運動会がどうなるのか、保育園のパパママ仲間はとても興味深々だった。ナツオ達が昔の運動会を知る最後の世代。1年生の時に感じた応援合戦の盛り上がり、紅組白組対抗だから学年関係なく競技に一喜一憂している姿は元気いっぱいでとてもすがすがしかった。6年生のかっこいい姿は今でも脳裏に焼き付いている。お昼休みはみんなでお弁当広げてワイワイ食べて楽しかった。いわゆる運動会らしい運動会がそこにはあった。当時はずっとこんな運動会が続くものだと思っていた。

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そして迎えた今年の運動会。保護者の入場制限はなくなったものの、子ども達のみ上級生と下級生の入れ替え制で開催。開会式と閉会式は全学年がそろい、開会式直後の応援合戦と全体で行う大玉送りが全学年が一体となる貴重な時間。まあしかたない。

競技は徒競走とダンス系の2つのみで、棒倒しや騎馬戦、玉入れといった運動会っぽい競技はなし。走って踊るだけ。そのおかげで終了時間は12時30分。当然、お弁当はなしで家でお昼ご飯。

分刻みのタイムスケジュールが配られるので自分の子ども以外の時間は買いものに出かけることも可能。無駄がないのはありがたい。淡々と店舗良く進んでいくので運動会というよりかは、運動発表会といったところか。

6年生のナツオはお手伝い要因として常に出ている。子どもの誘導やゴールテープを張ったり、応援をしたり、給水の声掛けをしたりと。みんな献身的に動いている。子ども達がてきぱき動いているところを見られるのは気もちが良い。

2年生のレンタは徒競走2位。ダンスはBling-Bang-Bang-Born。早生まれなこともあって運動が苦手なレンタが徒競走2位だったのはとても意外だった。ダントツでびりだと思っていたのに。ダンスはお尻ふりふりでとてもかわいらしかった。テンポはずれてばかりだったけれど、一生懸命やっている姿が見られて嬉しい。

6年生のナツオは徒競走ぶっちぎりの1位。ダンスはソーラン節。タイム順に調整されているので、ぶっちぎりになるわけないのに、びっくりするくらいにぶっちぎりで驚いた。今年から徒競走は男女混合になったのでメンバー間のタイム差は更になくなっているはずなのに。聞けば、リレー選手を決める記録測定会の時にリレー選手になるのが面倒くさいからとの理由で少し手を抜いたらしい。選手になると朝と放課後にバトン渡しの練習をしなくてはならず、嫌だったみたい。その補正があったおかげで徒競走は1位。一緒に走ったメンバーの中にはリレー選手が4人中2人もいたから、真面目にやれば花形のリレー選手になれたのに。もったいないと思ってしまうのは親のエゴなんだろうな。

ダンスのソーラン節は私も小学校時代にやった思い出が。自分が躍ったダンスを33年の時を経て息子が躍っているとは。流行りの曲もいいけど伝統的な曲はこうした巡り合わせがあるからまた良い。

 

現代の小学生は忙しい。

運動会を終えて帰宅すると12時50分。そして息子が塾に行く時間は13時5分。帰宅して着替えたらあっという間に塾の時間。用意していたおにぎりを食べながら急いで塾に向かう。受験組はどの子も塾に行かないという選択肢はなく、おにぎりやパン食べながら塾に向かう子どもたちの多いこと。現代の小学生はとかく忙しい。

しかし、最後の運動会。何もないのは寂しい。ということで子どもたちは今年も我が家で打ち上げ。それぞれの塾を終えた子ども達が18時~19時頃に続々と集まってくる。メンバーはいつもの保育園仲間6名。みんな運動会からの塾を終えての参加。子どもたちが大きくなったこともあり、部屋の都合上父親は入場不可で母親と子どものみ。子どもたちはひたすらゲームをし、母親たちはホットプレート焼肉で22時半まで大盛り上がりだったらしい。

その間父親は何をしていたかというと、追い出されたことを言い訳にしての打ち上げ。こちらは、相変わらず激しく深夜2時までひたすら飲んでいた。「これで最後」というのは魔法の言葉。「こうして運動会後に集まるのも最後ですね。」なんて言いながら2次会、3次会と夜は続いていく。

 

おわりに。

ゼロ歳、1歳からの付き合いの保育園仲間との運動会はこれで最後。みんな受験をしていくのでそれぞれの中学校に行く。男子校、女子校に行く子も多く本当にバラバラになってしまう。最後の運動会は競技数が少ないこともあり、運動会としての思い出はごくごく薄いものなってしまうかもしれないが、「運動会の記憶はないけれど、運動会後にみんなでお菓子とジュース飲みながらひたすらゲームしていたな。塾で忙しかったけれど楽しかったな。」とみんなの思い出になってくれれば嬉しい。

これから先、集まり、飲んだりお茶するたびに運動会の打ち上げ話で盛り上がってほしい。少なくとも大人たちはそれでいつまでも盛り上がれる。今でも保育園の運動会打ち上げ話で盛り上がっているのだから。

思い出を提供するのも親の役目。