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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と結婚。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

小学校の公開授業に参加して現代の授業参観風景を知る。

はじめに。

入学早々土曜日に開催された公開授業。ナツオ@小1のクラスでの様子、学校の様子、そしていつかのパパ会の為に、参加するであろうパパ達の雰囲気を知っておきたく公開授業に参加してきた。

 

公開授業とは。

ナツオの通う小学校では授業参観はなく、代わりに公開授業が設置されている。2ヶ月に一度土曜日が半日登校日となり、公開授業として一般に公開される。地域社会への公開という位置付けなので見学できるのは保護者に限らず、受付さえすれば誰でも見学可能。自由気ままに各クラスの授業風景を見て回れる。これが今の時代に合った開かれた学校なのだろう。散歩のついでと思われるような年配のご夫婦もちらほら見かけた。見学者は自由に出入り可能なので、学校全体がとても和やかで賑やかな雰囲気だった。

 

小学生の本気を見た。

入学してすぐの公開授業ということで、この日の一時間目は体育館で開催された在校生による「一年生を迎える会」。二年生から六年生までがホストとなり、新一年生の入学を祝ってくれた。

気軽な気持ちで見学していたら、小学生の本気を見て感動してしまった。入学式での在校生代表のスピーチに感動していたが、あの少年個人の力だけではなく、校風というか学校の文化なのだろうと感じ入った。

 

www.iqo720.tokyo

 

開場時間に体育館に入ると在校生のリハーサルの真っ最中。

「一年生に楽しんでもらえるように、喜んでもらえるようにみんなで頑張りましょう。もう一度、○○と●●のところを通しでやります。」

と代表の子が呼び掛け、それに応える在校生達。みんな真剣。

そして会がスタート。みんなに拍手で迎えらて入場する新一年生達。あきらかにみんな緊張している。全員ステージにあげられて着席。みんなにじろじろと見られて更に緊張している。そんな中で始まった新一年生を迎える会。

子ども達が数人体育館の中央へ出ては、寸劇やクイズ交じりで学校や学校生活を紹介。それに対してみんながコール&レスポンスしていく。例えば登下校のワンシーンの再現。少女二人が青信号をおしゃべりしながら渡ろうとすると、車役の少年が「ぶーん」と言いながら突進してくる。すると在校生達がバッテンをしながら立ち上がり、「ダメダメ!青信号でも左右は確認!」と全員で右を見渡し、左を見渡す。300人前後の大人数で踊るように大きく。車役の子どもも誰もふざけることなく、もじもじすることなく、恥ずかしがることなく堂々と大声でやりきっている。終始こんな感じ。そして最後は代表者の叩いた太鼓の数だけ人数を集めてグループをつくるゲーム。3回叩いたら学年の異なる3人、5回叩いたら学年の異なる5人を早く集めたグループが勝ちというもの。新一年生は雰囲気に圧倒されていたが、高学年が率先して新一年生を迎えにいっていたので終わる頃にはみんな楽しそうに笑顔だった。見ているこちらまで楽しくなってくる。

そして驚いたのが全体を通して在校生全員がきちんとやりきっていたこと。前に出て寸劇している子ども達はもちろん、全員がコール&レスポンスや最後のゲームも楽しそうにやりきっていた。体育館の大きさの都合で見学できるのは一年生の保護者のみ。在校生達にとっては知らない大人にじろじろ見られている中、臆することなく、恥ずかしがることなく堂々としていた。もちろん、そんな人を笑うお友だちもいない。五年生や六年生にもなればませてきたり、うざがってくるのに、みんながみんなちゃんと踊ってコール&レスポンスしている。内心は「めんどくせー」と思っているだろうが、表情には出ていない。私自身が学校行事をめんどくさがるタイプだったので、ひねくれた視点で「何人くらいが適当にやっているのかな。」なんて高学年をじろじろ見ていたが、私の曇った心では誰一人見つけられず。もうおっさんはこれだけで感動してしまった。

在校生達の拍手で見送られて一年生は退場。最後に校長先生による在校生への労いの言葉が贈られた。そしてその時に気がついた。この一年生を迎える会は先生は誰一人出ていなかった。保護者と同じように体育館横で見学しているだけ。司会進行もすべて子ども達。リハーサルの時から子どもの声しか聞こえていなかった。子ども達の本気を感じて朝から嬉しい気分。良い小学校に入ったものだ。

 

カジュアルな授業参観風景。

授業参観ではなく「公開授業」という位置付けなので特別感はなし。ナツオのクラスは二時間目が国語、三時間目が道徳の授業。どのクラスも出入り自由なので授業は本当に普通の授業。「将来の夢」「お父さん、お母さん」といったような作文等は当然なし。いつもの授業を公開しているだけという位置付けなので、子どもやその保護者の為に授業をやるわけにはいかない。私は妻が仕事なのでレンタ@2歳を連れていかざるをえず、教室を出たり入ったり。廊下でちょっと遊ばせたり。同じように廊下で遊んでいる乳幼児も多く、学校全体が賑やかな雰囲気。格好もスーツではなくカジュアルな洋服が一般的なので本当に気楽。スーツやキッチリメイクのパパさん、ママさんといったいわゆる「授業参観」な雰囲気は皆無。ただし、先生方は大変そう。常に緊張してしまうだろう。誰が来るかもわからないし、出入り口が解放されているので人の移動も激しい。落ち着かないだろうな。教育関係者かなと思われるよう人もちらほらいて、授業内容を熱心にメモして回っている人もいた。教育関係者に限らず、科目によってはその分野に詳しい人も多いだろうし、どこで何を言われるかもわからない。ひたすら緊張しっぱなしだろう。先生方、お疲れさまです。

 

おわりに。

授業参観は公開授業となったが、授業中にチラチラと後ろを見ながら張り切って手を挙げているナツオを見ていると変わらないものもあるのだと実感。ナツオの誇らしげな顔を見られたのも良かった。先生方の気苦労や学校側の準備の大変さを考えると安易には言えないが是非とも続けていって欲しい。学校の雰囲気や生徒達の様子を知ることができたので安心してナツオを通わせることができる。信頼関係を土台にしたオープン化によって世の中はどんどん良くなっていくはず。そんなことまで考えさせられた公開授業だった。次回も楽しみ。