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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

トランポランド東京でマリオになる。

ナツオ@5歳のお友だちに誘われて板橋にあるトランポランド東京へお出かけしてきた。

トランポランドtokyo|トランポリン・パーク トランポランド

 

トランポリンが密かなブームと噂では聞いていたので、内心では期待していたトランポランド。今回は子どもが主だったのでどちらかというと見守りがメイン。その為に不完全燃焼なところは残るものの十分に楽しめた。跳びすぎて制御できない感じが最高に熱くなる。本気でやったら本気で楽しめそう。

 

板橋区役所前駅から歩くこと10分弱。公式では徒歩4分となっていたが信号を考慮すると確実に5分以上はかかるだろう。本当にこの道で合っているのか不安になるタイミング、住宅街の入り口付近にその施設はあった。はたから見るとただの倉庫。しかもそんなに大きくない。恐る恐る入り口にいってようやく安心。ちゃんとトランポリンがある。


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しかし思っていたよりも広くない。よってトランポリンも多くない。私がイメージしていたのはどうやら系列の埼玉のトランポランドだったみたい。ただし会場は若い男女で大盛り上がりだった。なにかのグループかサークルか。20代から30代と思える男女が激しく汗をかいている。そう、激しく汗を書いていた。動きやすい格好ではなく、ちゃんとしたスポーツウェア。しかもみんなカラフルでかっこいいし、かわいい。これはあれか。もはや私の天敵となりつつあるインスタ蝿の一種か。軽やかに飛び回りその様子を仲間内で撮影しあっている。ただしチャラくはないので好感が持てる。うまい人は華麗にバク宙やら魅せる技を披露し、初心者達はインストラクターに教わりながら真剣に練習している。笑顔の中にも一生懸命さが伝わってくる。楽しそうでいいな。アオハルいいな。打ち上げから混ぜてもらえないかしら。

 

ナツオ達は友人知人の輪で参加者を募り、時間貸しできる人数を集めていた。貸しきりでないと子どもは危ないらしい。そんなわけでこちらは大人10名、子ども20名の大所帯。アオハル軍団が終わるのを待っていよいよトランポリンデビューとなった。

 

このトランポランド東京。会場は倉庫の用で広くはないものの中はとても清潔で過ごしやすい。更衣室は当然あるし、無料のロッカーも完備。子どもが遊べるような簡単なキッズエリアも用意されている。子どもが20名もいれば当然お祭り状態。時間までの間はこのキッズエリアでひたすら遊んでいた。小さなキッズエリアなのだが小学生のお話を聞きながらちゃんと遊んでいる保育園組。ここだけでもナツオは十分なくらいに遊び倒していた。

 

そしてようやく我々のトランポリンデビュー。貸しきりではあるもののスタッフが3人常備して安全に気を付けてくれていた。だから無秩序になることはなく安心して楽しめる。安全の為に一つのトランポリンには一人しか入れないので意外と待ち時間が発生してしまう。遊園地にあるフワフワみたいに無秩序に一斉に跳べるわけではない。ちょっともどかしくもあったが、安全第一だからしかたない。そんなわけで基本的には子どもが順番に跳びはねているのを見守るのが大人の役目。押し退けて跳び回るわけにはいかない。ただしだんだんと欲求が高まってくる。俺だって跳びたいんだ!だてにハンドボールやテコンドーを続けてきたわけじゃない。空中での所作には多少は自信があるんだ!我慢しきれずに子どもの間にならんで跳び出す。楽しい。楽しすぎる。こんなにも高く跳べるなんて。軽く2メートル強は跳べる。もちろん技なんてできやしない。ただ高く跳ぶので精一杯。そして高く跳ぶだけで十分に楽しい。あまりにも高く跳ぶので空中で制御ができない。自分で自分の体をコントロールできないこのもどかしさがたまらない。やりたいイメージはあるのにそこに追い付けない。つまりまだまだ成長の余地はあるってこと。現実が理想に追い付くまでは十分に楽しめる。心が踊る。無理に体を制御しようとするからかとにかく首が痛い。太ももも痛い。でも楽しい。ひたすら跳ぶだけでもこんなに楽しいだなんて。今の私にはBダッシュは必要ない。ただ跳ぶだけでポールの最上部に届くはず。いくらでも花火が打ち上げられる。幼き頃に憧れたマリオの世界にいるのだ。

なんてことを跳ぶたびに考えていたのだが、大人がひたすら高く跳んでいるのが楽しそうに見えるのか子ども達が寄ってくる。

「なっちゃんのパパすごい!一緒に跳ばせて!」「僕も高く跳びたいから抱っこして!」

そう言いながら私のトランポリンに入ってくる。クリボーと間違えて踏み潰してしまいそうで怖い。ぶつかるのを避けるために素人が無理に体を制御しようとするからとにかくからだがピキピキ痛む。そして毎回スタッフに注意される。

「危ないからお子さんとは一緒に跳ばないでくださいね。」と。

当然ながら注意されるのは私。無邪気な子ども達に罪はない。そのたびに私がトランポリンを子どもに譲らざるをえないのでなかなか満足に跳べない。不完全燃焼感だけが残る。

 

そんなこんなで貸しきりの1時間はあっという間に終了。物足りなさは残るが1時間というのがちょうど良かった。空調はばっちり効いているのに子ども達は汗びっしょり。そんなに跳んでいない私も十分に汗だく。十二分に楽しめた。

 

ナツオは大大大満足だったようで帰りの電車ではひたすら「楽しかった」を連発していた。私も十分に楽しめた。今回はただ跳んだだけなので何も技に挑戦できなかった。ひざから着地、おしりから着地といった簡単な技にでさえ挑戦できず、ただ空中制御だけで終わってしまった。奥深いなトランポリンの世界。これは近いうちにナツオとリベンジに出掛ける予感。やりたいことが多すぎるから仕事している場合じゃないな。