Call me Iqo.Pls!

月→土とバリキャリ勤務の妻と結婚した小心者の夫。2012年度に続き、2017年9月から5月まで2回目の育休を取得。育児ブログです。

噂どおり串カツ田中は子どもに神対応でした。

はじめに。

日曜の夕方から堂々と子連れで飲めるお店ってありそうでない。飲めるお店はたくさんあるが、「堂々と」ってのがポイント。そんな中で新聞やら雑誌やらネット界隈で「串カツ田中は子連れに、というよりも子どもに優しい。」という話をここ数ヵ月で聞くようになった。

まじっすか?

一応飲食業に携わっている私。これは気になる。潜入調査せねば。串カツ田中には友人と何度か訪れたことがあるが、大衆居酒屋の延長上のイメージ。安くて美味しい。だが仕事帰りにさくっとの平日夕方だったからか子どもを見た記憶はない。だから記事を読んでも「居酒屋」×「子ども」、ベストマッチ!なわけはないと思っていた。本当に?こりゃリサーチするしかないか。酒を飲まない妻は居酒屋に行くことも良しとしない。よって家族で行くことは考えていない。ならばどうするか?困った時はパパ友ネットワークである。

「串カツ田中は本当に子どもに優しいのか。潜入調査にお付き合いください。」とそれっぽい名目で誘いだし、3組の父子で串カツ田中に行ってきた。というか、飲んできた。

 

調査報告。

「串カツ田中は申し訳なくなるくらいに子どもに優しく、申し訳ないのでついつい注文しすぎて単価アップに貢献してしまいました。」

 

とにかく子どもに優しいと評判の串カツ田中。ほぼ全店禁煙だとか、子連れに配慮したサービスの数々はネット等で話題なので詳細は割愛するが私たちが実際に受けて嬉しかったことだけを羅列すると…。

 

じゃんけんに勝てば子どものジュースは無料。

ファミレスに行けば子ども用ドリンクバーは無料というのが当たり前の時代。子ども用ジュースが無料ってのはそんなに響かないかもしれない。しかもじゃんけんに勝てばいけないだなんて。負ければお金払うわけだし。しかし、たまたま行った店舗だけかもしれないが、じゃんけんは店員さんが恐るべしなスピードで後だしして必ず子どもに勝たせてくれた。よって実質無料。子どもが負ける瞬間に素早く手を変えて子どもに勝たせてくれた。そんな実質無料サービスなわけだからジュースもよくある子どもサイズかと思ったら甘かった。ジョッキになみなみとジュースが注がれている。この大人と同じ大きさというのが嬉しいのだろう。これだけで子どもは大興奮。両手で一生懸命に抱えて飲んでいる姿が可愛らしかった(もちろんこぼさないようにストロー付)。みんな嬉しそうに飲んでいる。そしてこのサービス。さすがに乾杯だけだろうと思っていたら違った。飲みほしたナツオを見つけるスタッフ。居酒屋特有の絶妙なタイミングで声をかける。「お代わりしする?」と。ジョッキ一杯が無料になったのだから次は負けても悔いはない。きっと2杯目は普通にじゃんけんをするんだろうなと大人目線でいた。しかも、声かけてくれたスタッフは外国人。きっとソンタクなどしてくれないだろう。勝負は勝負だ。しかし、勝負は勝負でもこれは親善試合。田中のスタッフは立派だった。ナツオに合わせてまたもや負けてくれる。おもてなしがOMOTENASHIになったように、いつのまにかソンタクもSONTAKUになっていた。おかげさまでまたもやナツオは大興奮。いっちょまえにガッツポーズまで決めてやがる。子どもにだけ飲ませるわけには行かないと大人も杯が進んでしまう。

 

たこ焼きとアイスの無料サービス。

今回の主目的はこれ。「子ども達にたこ焼き食べさせてくるよ。」と各家庭ではおやつを口実にしていた。たこ焼きならば人数が多い方が楽しいからしかたない。田中のたこ焼きサービスは出来立てが来るのではなく、バーナーにセットされたたこ焼き機と生地、たこがテーブルに運ばれてくる。子どもがいるグループに1セット(8個分)が無料。ただ運ばれてくるだけでレクチャー等はなし(きっと聞けば丁寧に教えてくれるだろうけれど)。どんとテーブルに置かれる使い込まれたたこ焼きセット。過剰サービスに過剰包装となんでもかんでも過剰な時代だからこそこの武骨さがいい。関東人なのでたこ焼き機なんて家にない家庭ばかり。もう四苦八苦しながらたこ焼きを丸めていく。見事なくらいにぶさいくな丸っこさに子ども達は大爆笑。申し訳ないくらいに机も生地まみれ。心置きなくたこ焼きづくりを楽しませてもらった。火傷に注意しながら子ども達もちょっとだけ挑戦。とにかく楽しい。

たこ焼きに加えて食後のソフトクリームも子どもにはサービス。スタッフが率先して子ども達を引き連れてソフトクリーム作りを手伝わせてくれた。それに食事後半で子どもが遊び出すと「良い子にしていないとアイスないよ~。」なんて優しく諭してくれる。生意気盛りな5歳児は親が言ってもいうこと聞かないのに、店員さんに優しく言われると良い子になるから不思議だ。

 

子どもが喜ぶメニューの数々。

串カツに大人のように自分でソースをつけて食べるという行為に満足していた子ども達だが、子どもが喜ぶようなメニューも多い。

クッキーの串揚げ、もなかの串揚げ、バナナの串揚げは大人が食べても十分満足できる美味しさ。もなかの串揚げなんてあまりにも美味しかったから追加で頼んでしまうほど。揚げまんじゅうをイメージすればわかりやすいだろうか。あんこの甘さが倍増されているように感じて美味しかった。串カツ祭りでとても楽しかったので今回は注文していないが美味しそうなおにぎりに、おこさまプレートまでメニューにあったので安心して食事を楽しめる。本気が伝わってきた。

 

おわりに。

店内はワイワイガヤガヤしていたので子ども達が遊びだしても許される雰囲気。他のお客様のことを気にせずに食事ができるのは嬉しい。長居しづらい背もたれなしの丸椅子だったがこちらの方が気楽でよい。店員さんもなにかと子ども達のことを気にかけてくれていたので安心して飲むことができた。そして子どもにここまで優しくされると気も財布も緩んでしまうのが人情ってもの。私だってソンタクJAPANのはしくれ。お店のますますの発展の為に、子ども達の明るい未来の為にとソンタクしてついつい飲み過ぎて、食べ過ぎてしまった。適度な消費は善である。お店から受けた恩は倍返しでお店に返さないと。そう、見事に術中にはまっている。それでも父子一組あたり3千円弱なのでありがたい。子どもがいると泥酔しないように理性が働くからいいね。

後日、串カツ田中の社長インタビュー記事を読んでいると面白いことが書かれていた。要約すると「我々世代が子どもの頃にハンバーガーショップに連れていってもらえるのを楽しみにしていたように、串カツ田中もそんな存在になっていきたい。その体験が元体験となって大きくなったときに利用してもらえるようなお店になっていたい。」とのこと。本音と建前な部分はあるだろうが面白く、わかりやすい理念。子どもに優しくしてもらえる限りは利用していきたい。おやつ名目で気軽に飲めるお店の存在は貴重なので簡単に衰退してもらっては困る。社長に言われたんじゃしかたがない。これからも堂々と子連れで楽しませてもらいます。