保育園の先生に「耳垢がたまっています」と口頭で注意され、
そのままにしていたらついに連絡帳にまで書かれてしまった。
言った言わないでは済まされない状況となってしまい、
耳掃除に挑戦。
しかし、あえなく挫折。
正直最初は子どもの耳掃除って簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に掃除してるからさ。
あのね、私が間違ってた。
あれは凡人がやるもんじゃない。神だね、神がやるものだよ。
最初に掃除する時さ、めちゃめちゃびびってめん棒そ~っと入れてそろ~っとまわしたのよ10秒くらいかけてさ。
でなんか怖くなって離しちゃったのさ。
そしたらナツオがさ「もっと入れた方がいいんじゃないの」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが私よ。
だからめん棒つっこんだのさ。えぇ、そりゃもうつっこみましたとも。全てを忘れてつっこんだよ。
だってナツオがつっこめって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
耳垢がもうすごい奥まった。すごい奥。
それで横見たら妻がすごい勢いで私の事見てんの。
ホントごめんなさい。
正直「耳垢なんてめん棒で余裕だぜ!」なんて見栄張らないで素直に耳鼻科に行けばよかったと思ったよ。
心の底からめん棒使った事を後悔したね。
ホント俺ってダメ人間。
(↓コピペ参照↓)
なんて長々とした前置きの通りびびってしまった為に耳垢を押しこんでしまった。
ナツオはケロっとしているので苦しんではいないが胸が、立場が苦しい。
さっそく耳鼻科に行くことに。
この時期の耳鼻科はなめちゃいけないね。
風邪の季節ということもあり鼻炎と思われる患者さんでごった返す。
そんな中で待つこと45分。
ようやく呼ばれる。
当然ながら「診察室」の空気にびびるナツオ。
しがみついてくる。
しかし先方はプロ。
そんなナツオ相手にあっという間に耳垢をとる。
もう本当にあっという間。
電光石火とはこのことか。
両耳で3分足らず。
その速さと気持ちよさにナツオも驚いている。
帰宅してからも上機嫌なナツオ。
「また耳くそ屋さんに行こうね。」
とお風呂の中で語りかけてくる。
「耳くそ屋さん」とはずいぶんひどい言い方だが、
それだけ身近に感じられた様子。
プロってのはやっぱりすごい。
今度からはちゅうちょなく耳鼻科へ行こう。