はじめに。
8泊9日の人生初の入院生活を終えたが、事前に言われていた入院期間は約２週間。２週間の入院生活で必要なものについて事前に色々と調べていた。何事も準備が８割。まだコロナの影響が残っているので家族含めて面会不可な状況。また、目の手術ということもありしばらくは転倒防止の為に売店へ行くことすら禁止。必要なものは看護師さんに依頼して買ってきてもらうシステム。よって入院中にこまめな補充は難しいので入院時に２週間分の用意をしておく必要があった。
なので「入院生活 必要なもの」「入院生活 便利グッズ」と様々なキーワードで検索の鬼のごとく荷物について調べまくり。先人たちのおかげで入院生活は特に不便なことはなかった。ふりかけとか、S字フックとかはお役立ちサイトのおかげです。
今回は私が調べた中ではヒットしなかったものの、個人的に用意したら地味に便利だったものを３つ紹介。この３つは次回以降の入院生活でもきっと役立ってくれるでしょう。
折り畳みコンテナ
入院中に部屋を移動する可能性があると前日に聞き、移動時に便利だろうと思って用意した折り畳みコンテナ。結果的に部屋の移動はなかったもののこれが便利だった。
まず折り畳みなので入院時、退院時にカバンに入れるのが楽。畳んだ状態でカバンの一番上に入れておき、到着したら組み立て完了。あとは入院中によく使うものを入れておくだけ。ペットボトルや薬類、メモ帳、タブレットなど。普段はベッドの机に置いておき、掃除や点眼指導などで机上を大きく使う時はそのまま移動させる。モノを探すストレスや引き出しを開け閉めするストレスがなくとても便利だった。
フタ付きタンブラー
入院生活中は持ちやすいプラスチックのマグカップが推奨されているが、私の手術は目だったので手足への影響は少ないと考えてお気に入りのタンブラーを持参。朝昼晩の歯磨きコップとお茶やコーヒーを飲む時のカップとして何かと大活躍してくれた。
私の入院病棟ではお湯は看護師さんに給湯室で入れてもらうシステム。手術直後はナースコールでお願いしていたが、落ち着いてからはお願いしに行っていた。このタンブラーにティーバッグを入れてお湯を注いでもらう。コーヒータンブラーなので熱くならないし、フタがあるから安心して運べる。とても便利だった。
尚、持参したのは夏休み旅行で出かけた栃木県の大谷で購入したもの。気持ちが落ちてきたときは楽しかった夏休み旅行を思い出して気分を上げていた。
ワークマンのスリッポン
これは入院生活を送る人全員に履いて欲しいくらいにとっても便利だった。今年一番の買い物。この商品を出してくれたという事実だけで私はこれからもワークマンを応援する。取り乱してしまうくらいに感動した。
入院した病院は転倒防止のためにスリッパは不可。必ずかかとを覆う靴を持参するように言われていた。かといってスニーカーだといちいち面倒くさそう。何かいいものはないかとワークマン’シューズへ。そこで出会ったのがこの靴。入院中は本当に助けられた。今後は息子の授業参観等で大活躍してくれるだろう。
私の感動ポイントは３つ。
①スリッポンだけどかかとが踏める
一番の便利ポイントはかかとがふめること。これが非常に役立った。病院内の移動はきちんと靴として使用しつつ、ちょっとした時にはかかとをふめた方がありがたい。基本的にはベッド内で完結するのだが、窓の開け閉めや冷蔵庫に何かを入れる時、洗面台に行くときと何かと「ちょっと」がある。数歩の移動が多かったので、かかとを踏めることがとても重宝した。
②裏ボアなので素足でも温かい
今回購入したのは裏ボアバージョン。もうちょっと安いボア無しバージョンとどっちにするか悩んだが秋冬の入院においてはボア有りで大正解。日中は暖かったが朝夜は冷える。ボアがちょうどよい。靴下不要でも暖かいので夜にトイレに行くときや朝の検査時の移動もベッドから降りてそのまま履くことができた。
裏ボアでふかふかということは、寒い時に大活躍と言うこと。ひんやりとした体育館で行われる学校イベント、中学校の説明会等でその実力を思う存分発揮してくれるでしょう。
③お値段が良心的
さすがはワークマン。これだけ機能的なのにお値段が2,000円以下。値段を気にせずにガンガン使える。そう簡単にはダメになると思えないしっかりとしたつくりだが、その時はこのシリーズを更新し続けていきたい。
おわりに。
これらのモノのおかげで入院生活は快適だった。しかしきちんと見直せばきっと課題が出てくるはず。退院とはすなわち次の入院へ向けた準備期間。PDCAサイクルをしっかりと回して次回の入院生活に備えていきたい。
