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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

【中受】2022 東京都私立学校展に行ってきました。

はじめに。

受験戦線に立ち向かおうとしているナツオ@小4の後方支援をすべく、東京国際フォーラムで開催された、2022東京都私立学校展に行ってきた。
当初は妻が行く予定だったものの夏バテ気味でダウン。夫婦ともにお盆が関係ない仕事なのでしかたない。
私自身、中受は完全に妻任せだった後ろめたさがあり、喜んで代理参加。情報は足で取ってこないと。各学校の雰囲気を味わうせっかくの機会だと思いワクワクしながら向かったのだった。

8月20日・21日に「2022東京都私立学校展」を開催いたします。 - 総合トップ | 一般財団法人 東京私立中学高等学校協会

どこかで見た既視感。

密回避の為に抽選制による人数制限及び完全入れ替え制で開催。入場時には参加票をしっかり確認され、消毒と検温を経ていざ会場へ。

会場は五十音順に各学校に2畳くらいのスペースが与えられ、そこに学校関係者が2人程度立ってパンフレットを配ったり、必要に応じて説明してくれたりというスタイル。

まずは参加している学校の数に驚かされる。こんなにも学校があるのか!と。住んでいる近隣の区内だけでもこんなに学校があったなんて知らなかったよ。地元には私立中学は市内にあったかどうかであり、基本的には校庭の大きな市立中学しかなかったので部活で試合しに行かない限りは他の中学の所在地など把握できない。

会場で感じたのは、有名校、人気校とそれ以外の学校との差がとてつもなく激しいこと。新旧御三家や早慶他大学の付属校は人がごった返している。パンフレットを貰うためだけに大行列をつくっている学校もある。その横に設置されている学校のブースはがらんとしていることも多々あり、先生がパンフレットをもって大声張り上げている光景がちらほら。

これはどこかで見た既視感。あれだ。就職活動を思い出す。いわゆる人気企業、上場企業のブースは人で溢れ、隠れた実力企業でも知名度が低いところはガラガラポツン。
資本主義社会の縮図がここにもあった。社会人としてそんなブースを見ていると少しせつなくなる。夏休み期間に休日出勤している人にせつない思いはさせたくない。ついついパンフレットもらいに行ってしまうのだった。それに話し相手がいないからか、どの学校も親身に話してくれる。これぞセレンディピティ。

今の我が家の状況ではひとり参加で正解。

参加者の様子を見てみると、母と子どもが一番多く、次いで父と子ども、夫婦、母2人の順に多かった印象。人数制限のために参加者は一グループ2名までなので家族みんなでの参加はできない。おかげで広くゆったりと周ることができた。

参加している子どもはどの子も真剣。親に背中を押されているのかもしれないが、積極的に各学校の先生に質問したり、話しかけている。横で聞き耳をたてていると、今年度の問題傾向といった具体的な話から、夏休みに勉強しておくべきポイントなど細かいことも教えてくれているよう。特にガラガラポツンなブースだとはたから見ていてもわかるくらいにとても親身に対応している。

妻の意向もあり、息子の志望校候補群は徒歩及び自転車で行ける範囲の学校。電車に乗っても乗り換えなしで行けるのを前提に考えている。当然ながらピンポイントで行きたいところが決まってくる。息子は他の学校については知らないし知ろうともしない。私はこのようなイベントに参加して少しでも興味関心を持ってもらえばと思っているのだが、やはり小4にはピンと来ないよう。中学校に行ってやりたいこともまだないようで、各校の特色を聞いても全く心を動かそうとしない。バスケがやりたいとは言っているものの、進学校の多くは高校2年生で引退だったりして(地方の県立高出身としては衝撃的だったが、インターハイ出場が現実的でないならとっても合理的だと納得)、部活だけに絞るとどこも似たり寄ったり。なかなかイメージがわかない。

息子のためによかれと思って会場に連れてきても、「疲れた。めんどくさい。帰りたい。」等々の文句ばかり言って親子で険悪な雰囲気になっていたことは間違いない。一人だからこそ自由気ままに各学校のブースに行き、まだ4年生という心の余裕もあってざっくばらんと話せることができた。

おわりに。

たくさんの学校と出会える貴重な機会であったが、学校がたくさんありすぎて情報の渦に飲み込まれてしまう。どうしても広く浅くとなりパンフレット集めで疲弊してしまうのもまた事実。そろそろ具体的な中学校生活をイメージできるようなリアルな場に息子を触れさていく時期だろう。秋以降は気分転換とモチベーションアップを兼ねて各種学校の説明会や文化祭にも参加していきたい。
(という気持ちはあっても人気校は予約受付開始と同時に枠が埋まってしまうのも事実。)