はじめに。
9月よりナツオ@小3が塾デビューした。お世話になる塾はいわゆる大手塾の一つ。いよいよ本格的に中学受験に取り組んでいくことになった。
高校までは公立だった私にとって中学受験は全く持って未知の世界。しかしこれが東京の流儀であるならば従うのみ(妻に)。余計な口出しはせずにニュートラルな立場で静観していきたい。
塾デビューまでのざっくり経緯。
私は中学受験とは縁のない世界で生きていたので全てが新鮮。私の小学校時代を振り返ると150名ほどいた同級生の中で私立中学に進んだのは5人いたかどうか。だから中学受験のお作法がまったくわからない。
しかし一度意識しだすと見えないものがどんどん見えてくる。中学受験経験経験者や最近終えたばかりのパパママに聞くと小3の2月スタートが一般的とのこと。約3年かけてコツコツやっていくものらしい。
「小3から?3年も?中学生活や高校生活の全てじゃないか?」
とその時は驚いた。受験勉強は部活を引退してからやるものじゃないのか。
当初はナツオもお作法にならって来年2月スタートのつもりでいたのだが、この夏休みの間に夏期講習に参加しだす同級生がちらほら出てきた。そんな話や保育園時代からのお友だちが続々とこの秋から入塾する話を聞きつけナツオもお試しという名目で入塾する運びとなったのだった。せっかくのビッグウェーブ。流れに乗った方がよいだろうという判断。
お試しとは言え、お世話になる塾を決めるまでに各塾の説明会に参加し、それぞれの特徴や考え方を整理。それに立地やスケジュールといった外部要因を加味して塾を決定。こうしてナツオの塾生活が始まった。まだお試しだという認識があるので合わなかったら切り替えれば良い。何事もトライ&エラー。
カリキュラムの様子。
中学受験のカレンダーは2月が年度始まり。よってナツオのクラスもメインは2月スタート。参加するクラスも2月に向けての予習復習がメイン。ざっくりとカリキュラムを説明すると…。
- 授業は週に1日
- 算数と国語をそれぞれ1時間
- 毎回の授業後にそれぞれ宿題&保護者による丸つけあり
- 途中で数回学力レベル判定テストあり
今月から2月まではこんな生活が始まっていく。
初めての授業を終えた息子の感想は、「悪くはない」。学校とは違う雰囲気が新鮮なよう。みんなが真剣に勉強しているあの緊張感は学校にはないものだろう。授業内容も思っていたよりかは楽しかったよう。さすがは指導のプロ。
ちょっとテキストを見させてもらったが、学校と比べるとやはり内容の質が違う。親も週末にしっかりと向き合わないといけないレベル。文系の私は算数は自信なし。これを機に一緒に勉強していくつもりでいかないとついていけなさそう。国語は難なく解けるものの、「こんな長文を読ませるの?」と驚いてしまった。チャレンジとは全然違う。
ナツオにとっては学校とは違う授業が新鮮なことに加えて、小学校が別々の保育園時代のお友だちと会えるのも楽しみの一つになっているみたい。
このまま続けていけばきっと塾で新しい友達もできるだろう。保育園や小学校とはまた違った関係性の交友関係。勉強も大切だが、いろいろな人と接してたくさんの価値観に触れてほしい。
おわりに。
塾に行ったら同級生が10人弱もいたとのこと。塾デビューが早すぎるかと思っていたがそんなこと全くなかった。同じ塾だけでも既に10人弱。競合塾は周辺にたくさんあるからそれらに通っている人数も合わせると戦友は既に20人、30人はいるはず。凄い世界だ。
どういう道を選択していくのかはまだまだ未定であり、どうにかこうにか一歩を踏み出した程度。うまくバランスを取りながら一歩一歩を着実に歩んでいきたい。三歩進んで二歩下がるのもありありで。