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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

コロナの中で迎えた父の七回忌。

はじめに。

早いもので父が亡くなってもう6年。病状発覚から余命宣告を受けて亡くなるまで1か月ちょっとだったので、とにかく展開の速さについていけなかった。 

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そして亡くなってからも続く怒涛の展開。初めての喪主に右往左往したのも、もはや懐かしい思い出。

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あれから間もなく6年。七回忌を迎えることとなった。当初は命日に合わせて9月の予定だったものの仕事の関係で忙しくなりそうなこともあり、ちょっと早めに行うことにした。数少ない2021年夏の思い出。

なしなしづくしの七回忌。

七回忌と言えば大切な法要だが、世の中はコロナ一色。生きている親にさえ会うのを自粛されている人が大勢いるのに故人の為の法要は果たして許されるのか。自問自答を繰り返す。
出した結論は最低限にとどめるということ。
参加者は私の家族と弟家族のみ。老健に入居している母は連れて行かずに事後報告。
第三者、つまり住職やお寺関係者との接触リスクを極力減らすためにお経も塔婆もお願いせず、ご挨拶すら自粛。お墓を綺麗にしてお花とお線香をするにとどめる。ちょっと念入りにお墓参りをする程度。

 

お墓参りと弟家族との食事のみ。

お経もないので法要というよりかはただのお墓参りだが、施主としては万が一のことを考えるといたしかたない。その代わり、念には念を入れてお墓を綺麗に洗い、心を込めて線香をあげる。東京はいつだって緊急宣言状態中なのでお墓に来たのもいつ以来かわからないくらい。
お墓参り後は近くのお店で弟家族と個室エリアを利用してランチ。子ども達以外はワクチン接種を2回終えているので気持ち的には楽。それでも、2テーブルに分かれた上に無理言って隣合わせのテーブルを少し離してもらう。幸いにも他のお客様が少なかったので快く応じてくれたし、距離は離れても隣のテーブルなので会話はできる。レンタは従妹(2歳)ととても楽しそうに交流していた。ナツオは私の弟と学校やゲームの話題で盛り上がっている。ノンアルコールビールで献杯は寂しいがいたしかたない。できないことを悔いても意味がない。こうして兄弟それぞれの家族がそろって父のことを話題にできただけで十分良しとしよう。

おわりに。

なしなしづくしの七回忌となってしまったが今は平時ではないからしかたない。きっと平和が訪れているであろう十三回忌の時はしっかりと供養するのでどうか許してほしい。

なしなしづくしとは言ったものの、孫が3人そろったら十分ありありありだと都合よく考えている。にぎやかで楽しいが一番の供養だろう。お墓そっちのけで虫を探して走り回っている子どもたちの様子を草葉の陰から笑顔で見守っているはず。これからも孫同士仲良く遊ばせながら墓参りを続けていきたい。だからお願いです。これからも子ども達を守ってやってください。


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