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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ナツオ☆小3の初めての学級閉鎖。

はじめに。

他の市区町村に比べると確実に社会維持の為に頑張ってくれている我が自治体。しかしついにナツオ@小3のクラスが学級閉鎖となってしまった。彼にとっては人生初の学級閉鎖。幸いだったのは学級閉鎖期間が3日だったことと、その期間はもともと私が在宅勤務及び公休振替休日だったこと。閑散期だったこともあり最小限のダメージで済んだのは良かった。

学級閉鎖ニュースは突然に。

在宅勤務中にテンション高めに帰宅したナツオ。元気よく階段を駆け上げ、

「明日から学級閉鎖だよ!」

と嬉しそうに報告しながら学校からのお知らせを見せてくる。

学校はお休み、自分(ナツオ)は元気いっぱい。だから嬉しくてしかたないのだろう。
確かに子どもの頃は学級閉鎖って突発的に訪れた夏休みのようでどこか嬉しかった。
だからナツオの気持ちはわかる。しかしそのテンションの高さが気に入らない。

学級閉鎖中はオンライン授業。

学級閉鎖と聞いた時は「三日間どうしよう?」だったが、学級閉鎖に即した時間割でオンラインで授業をしてくれるとわかると安心。
公立小学校でもきちんとICT対応してくれるのね。
緊急事態宣言による学校閉鎖の教訓をきちんと生かしてくれている。自治体から貸与されているタブレットPCを通常授業でも使用しているので、子ども達にとっても違和感はないよう。
学級閉鎖中は朝8時半から14時半までの変則的な5時間授業。おかげでその間は集中して在宅勤務ができる。

オンライン授業を受ける息子と向かい合っての在宅勤務。リビングで二人で向かい合うのも新鮮。先生がオンライン授業をどのようにおこなっていくのかも興味津々。

学級閉鎖期間は朝起きるとテキパキとPCをセットするナツオ。授業で頻繁に行っているようで、何も手伝う必要がなくひとりで簡単にログインしスタンバイしている。背景まで自分で変えている。感心しながらちらっと画面を覗くとどの子も自分でログインして待機しているようで、親らしき大人が映り込むことは皆無。みなそれぞれに背景を変えて先生の登場を待っている。

先生が登場すると朝の出欠確認がスタート。オンライン会議の難しさを理解している先生。出欠点呼の際に「今日の朝ごはんは何を食べましたか?」等ひとりひとりにひと言かけながら点呼してくれていた。

授業中は基本はカメラオン、マイクオフ、で先生に指されるか「挙手」ボタンを押した上でマイクオンとし、発言するというルールのよう。どの子どももしっかりとルールを守れていてびっくりするくらい。ただ、やっぱり小学生。うっかり「マイクオン」にしている生徒もいる。そんな人を見つけると、
「先生、●●くんがマイクオンになっています」
といちいち注意し、そのたびに先生に
「マイクオンは先生もわかります。先生が注意するので〇〇くんはマイクオフのままにしてください。」
と注意されている子ども達。そんな光景が毎時間事に繰り返されている。小学生っぽさ全開でかわいいじゃないか。

授業の様子を聞いていると、なるべく全員に発言させたり、画面上で〇、×を手でやらせて信仰したりと一方通行にならないようにする先生の工夫が伝わってくる。

前日に急遽決まった学級閉鎖にもかかわらずグダグダせずに5時間ももたせるなんて。学校にしっかりとしたノウハウがあるか先生自身の勉強のおかげ。オンラインで30人相手にするなんてが大人でも大変なのに、小学生をしっかりとひきつけさせるとはすごいとしか言いようがない。そしてありがとうございます。おかげで私も仕事に取りかかれます。

学級閉鎖中は外出禁止。

先生のオンライン授業のおかげ及び在宅勤務期間中だったことでほぼ通常の日常生活となっていたが、唯一の禁止事項は学級閉鎖中の外出。日中はいたしかたないが放課後も一切の外出禁止。公園や散歩もダメ。当然ながら塾もならいごとも禁止。これはつらい。
学級閉鎖中はこちらも神経質になるので、朝昼夕と食事のタイミングで体温測定をして異変がないか慎重になる。今まで以上に体調管理をしっかりと行っている。
それだけに、健康ならば放課後の活動まで制限しなくてもと思ってしまう。接触のある運動系はともかく、等間隔で距離を置いての授業となっている塾は大丈夫なのでは。
本人は塾も休みと知って喜んでいたが、塾から授業代わりに出された宿題の多さにすぐにへこんでいた。

おわりに。

オンライン授業のおかげで学級閉鎖にも関わらず制限が最小限でおさまったのはありがたかった。学校に感謝しかない。学級閉鎖に伴う行動制限は本人だけなのでレンタ@年中の保育園は通常通りだったのも良かった。レンタの通う保育園は学級閉鎖の話を聞かないが、保育園が学級閉鎖となったらちょっとつらい。年中さん相手だと、在宅勤務中はユーチューブとマインクラフトのお世話にならざるをえないだろう。
結果的に三日間ほぼ一緒だったので担任の先生の授業の様子を知ることができたのも良かった。保育園と違って小学校ともなると先生との距離が遠い。子ども達とのやり取りから人となりが伝わってくる。禍を転じて福と為すか。
とは言え何事もなく通常運転が一番。再び繰り返されることなく平穏な日常が早く戻ってくることを願うばかりです。