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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と結婚。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

育休2回取得からの管理職昇進。

はじめに。

「男性は生物学的に育児に向いていないのに育休を取るなんて…。復職後は出世とはかけ離れた立場になるだろうけれど、それは君が選んだ選択の結果なのだから会社を恨まず、それなりに覚悟はしておくように。」

なんて長男ナツオの育休に入る前日夕方に役員に呼び出されてから6年。時代が変わったのか、会社が変わったのか。4月から管理職へ昇進の辞令をいただいた。パワハラすれすれのことを序列3番目の役員から言われたこともあり、しばらくは出世とも無縁だと思っていた。これ幸い今は育児中心だと割り切って保育園の役員をやったり、積極的に保育園への呼び出し対応、看護休暇を取得したりとむしろ「育児野郎」としてのブランディング活動を行っていた。二男レンタ誕生時も8ヶ月の育休を取得し、社内では完全に「育児野郎」として認知されていたはず。そんな私が管理職になる日が来るとは。

ひたすら働くのが管理職。

世の中の働き方改革のおかげで当社も残業時間が抑制されてきた。しかしそれもまずは労働組合員である一般職最優先。一般職が働き方改革の恩恵を受ける分、そのしわ寄せは管理職に。その為、管理職はひたすら働くイメージだった。私の上司も繁忙期は毎日23時過ぎまで働いており、家で子どもと夕ご飯を食べるのは一か月の中で5日もないほど。そんな上司ばかりを見てきたので管理職になる気は早々と失せていた。やりがいや報酬も大切だが子どもが小さいうちはできる限り子どもと一緒にいたい。我が家の場合は妻の方が圧倒的に年収が高いこともあり、私が昇進しても家計に占める割合はたかがしれている。昇進して忙しくなるくらいならば、「その何倍も稼ぐので今まで通り育児に時間を割いてほしい」というのが妻の本音のはず。そんな無言の圧力もあり、入社当時に抱いていた出世欲はナツオが誕生してからは封印していた。そもそも育休を2回も取得している時点で企業戦士としての評価は対象外だろうと思っていた。所詮は育児野郎である。

 

意識変化と身近なロールモデルの存在。

そんな私の意識が変化しだしたのが上長との評価面談の席。

 

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上長から「今のままの価値観で新しいリーダー像を創ってくれないか」と予想外の言葉をいただいた。バリバリ働くよりもメリー&ハリーをきかせまくっているだけの私の働き方でも認められる時代なのかと素直に驚いた。24時間戦えなくてもいいんですか?と思わずつぶやいてしまう。
ただし、社内にばかり目を向けるとどうしても当社の社風が当然と思ってしまうが、私には保育園のパパ友ネットワークがある。ナツオ@年長のパパさん世代の中で私は若手。他のパパさんはもう少し歳上であり、みんな会社での立場も上。日本代表するような上場企業の管理職もいればベンチャー企業の役員もいるし、会社経営者もいる。私より明らかに忙しい人ばかりなのに、みんな保育園の送り迎えを積極的に行っているし、保育園での子どもの発表会には会社を休んで参加している。土日は父子だけで出かけることも多い。それでいて平日のパパ飲みでは子どもを寝かしつけてからだったり、残業後からの22時開始で余裕で2時くらいまで飲んでいる。そんなパパさんばかりのナツオの集まり。積極的に育児に参加し、よく遊んでいる人ばかり。目指すべきロールモデルは身近にたくさんいた。当社ばかりに目を向けると管理職に対してネガティブなイメージしかなかったが、パパ友に目を向けると「やってできないことはないはず!」とポジティブな気持ちしか湧き上がってこない。

 

突然の辞令発表。

そんな思いを抱いて臨んだ定期昇進発表日当日。当社の慣例では発表の前日までに該当者は直属の上司から内示を受けるのだが何もないまま当日を迎えた。内示がなかったこともありそわそわすることなくたんたんと過ごす。そんな何もないまま終わろうとしていた中、夕方に上長に呼ばれる。
そして突然の昇進発表。内示がないままの発表に驚く。4月からは柔術の回数を増やし、更にがっつりと柔術に取り組みたいと前日に妻に相談していたくらいにノーマークだった。ただし、驚きはあったものの面談時のやり取りがあったので覚悟はできていた。謹んで辞令をお受けする。

 

予想以上に大きかった周囲の反応。

そんな経緯で労働組合を離れて管理職となり、4月からは主幹という立場になる。管理職になっている後輩もいるし、関連会社の部長となっている同期もいる。スピード出世でもないだけにそこまで感慨深くもない。ただし、みんなから予想以上に祝福の声をいただき、ようやく実感がこみ上げてくる。
社内SNSで昇進を知った上長、同僚、先輩後輩からメールやらラインで祝福をいただいたり、直接祝福の言葉をかけてもらうことの多いこと多いこと。妻は忙しくなることに反対だったのでどんな反応するかと思いながら帰宅したら、予想外に喜んでくれていた。そして何よりも喜んでいたのがナツオ。妻が「おとうさんが偉くなるんだよ。」と言ったら謎の狂喜乱舞。「やったー、やったー!おとうさんが偉くなる。すごい!でも園長先生とどっちが偉いの?」と喜びながら聞いてくるほど。とりあえず息子の狂喜乱舞する姿が見られて良かった。予想外に多くの人に祝ってもらう中で「これが昇進するということか」と実感してくる。

 

育児野郎目線の管理職目標。

私が管理職になったのは、働き方に対する更なる意識改革も伴っていると都合よく解釈して、今後も仕事ありきではなく育児も仕事も趣味もバランスよく回していきたいと思っている。
具体的な目標は下の通り。

週に一度は保育園へお迎えに行く

家庭内の秩序の為にもこれは譲れない。というか妻に怒られてしまう。「送りは私、迎えは妻」が原則ではあるものの、妻も忙しく週に一度はどうしても遅くなってしまう。私がお迎えに行かざるを得ない。そんなネガティブな理由だけではなく、お迎えに行くとわらわらと子ども達が寄ってきてくれるのが純粋に楽しいしかわいい。私の癒やしの為にも今後も週に一回はさっさと退社して積極的に保育園にお迎えにいきたい。

 

月に一度は午前休みで柔術を楽しむ

今まで総労働時間抑制の為に繁忙期と閑散期で勤務時間を調整してきた。毎月一回は出勤前に柔術してリフレッシュして午後から出社。平日の練習は参加者が週末とは違うこともあり、いつもとは違う良い刺激となっている。この午前休みで柔術の習慣もこのまほ維持していきたい。病気の為でも家庭の為でもなく、趣味の為に休む人がいても認められる時代になってきているはず。もちろん、休んだ分の仕事は集中してしっかりとやりきる。休みやすい環境づくりもきっと大切なはず。

 

いつでもお迎え要請に対応できる体制づくり

保育園からの距離は私の職場の方が妻よりも近い。それに、妻よりも私の方がまだ仕事の融通が利きやすい。よって今後も保育園からの第一呼び出し先は私。春からレンタは2歳児クラスになる。保育園生活にも慣れ、病気に対する免疫もついてきたとは言え、いつ発熱や怪我をして保育園から呼び出しの連絡が来るかわからない。いつ呼び出されてもすぐに職場を離れられるような体制を構築しておく必要がある。こまめな情報共有とマニュアルの整備、無理のないスケジュール作りを職場内でひろげていくことで、私はもちろん、誰かに何かがあった時にもすぐに対応できる職場になっていくはず。

 

おわりに。

24時間戦いたくなんてないけれど柔術ならば喜んで闘う。私に求められており、私が認められたのは仕事ありきではなくワークライフバランスなはず。仕事だけにも育児だけにもならずに育児と趣味と仕事をバランスよく回していくのが今の目標。楽しそうにやっていけば後ろも続いてくるはず。いつか私が誰かのロールモデルになる日を目指して。きっと育児野郎の経験は活きてくるはずと信じている。合い言葉はメリー&ハリー。

まずは4月の超繁忙期を必死で乗り越えていきたい。