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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

まるで違う長男と次男のパパママ懇親会

はじめに。

レンタ@1歳の保育園クラスのパパママ懇親会が先週末に開催された。保育園主催ではなく、PTAのような保護者会主催による懇親会。長男ナツオ@年長さんの保育園生活は先が見えてきたが、レンタはまだこれから4年以上と先が長い。他のパパさんママさんと仲良くなっておいて損はない。ナツオのパパとは月に1回のペースでパパ飲みするような仲になっているわけだし、レンタのクラスのパパともそうなる可能性はある。そんなわけで期待半分、レンタの代はどんな人達なのかという不安半分で参加した懇親会。長男のクラスとは想像以上に温度差があって驚いた。これが都会か。いや、ナツオのクラスが異常なだけか。

 

きょうだい構成の違いが一番?

ナツオクラスの懇親会は毎年参加率がほぼ100%。しかもほとんどが家族全員での参加。この経験しかない私はこれがこの保育園では基本なのかと思っていた。しかしそれはたまたまだったのだと実感。レンタクラスは園児20人中半分程度の参加。家族全員での参加はさらにその半分程度。各家庭でそれぞれ予定やら事情があるからこれが当然だろう。
懇親会に対するスタンスの違いと思われるのが、きょうだい構成の状況。レンタもそうだが、圧倒的に第2子が多い。待機児童王国の首都東京。きょうだい加点の有無が保育園入園可否を左右する。ナツオの入園時は保育園拡張のタイミングと重なったことでゼロ歳児枠が多かった。それにナツオは長男でも比較的競争率の低いゼロ歳児から入園できたし、同様の家庭が多かった。しかし園の方針や保育士の数等の関係でレンタのタイミングだとゼロ歳児枠よりも競争率の高い1歳児枠の方が多く、きょうだい加点が重要な要素となっていた。そんなわけでレンタのクラスは圧倒的に第2子が多い。そんな皆さんは第1子の交友関係で満足しており、第2子までそのエネルギーを回す時間的、精神的余裕がなさそう。第1子が多いか第2子が多いか、その構成によってパパママの交友関係はだいぶ変わってくる。ナツオクラスは圧倒的に第1子が多かったので、育児も保育園生活も互いに手さぐり状態。わからないことばかり。自然と戦友としての共闘意識が芽生えていた。しかし、もはや保育園生活も6年目。園長先生をはじめ保育士さんとも気軽に話せる関係。群れなくてもやっていける。

 

非効率的な社会にだって生産性はある。

環境の変化も大きい。ナツオの時は送迎のタイミングが同じお友だちばかりだったので必然的に顔を合わせる機会が多く、自然と親しくなっていった。単純接触効果である。

単純接触効果に加えて当時の保育園は紙おむつではなく布おむつを使用。毎朝登園時に保育園指定の布おむつに交換していた。しかし交換台は一つ。互いに譲りあいながらもおむつ台渋滞は発生してしまう。おむつを交換しながら、おむつ台が空くのを待ちながらよく雑談したものである。非効率的な社会も悪くなかったかもしれない。ところが現在は保育園の方針が変わって紙おむつを使用。登園前に新しいおむつに交換しておけばそのまま預かってもらえる。

そもそもレンタは一番早く登園して、一番遅く退園している。こんなモーレツ園児はレンタクラスでは彼だけのようで、送迎が誰かと一緒になることはあまりない。お支度を終えて園を出る時にすれ違う程度である。単純接触すらできないのでなかなか仲良くなる機会がない。会うことがないのでレンタのお友だちの顔すらわからない。

そんなわけで我が家としてもレンタの懇親会ではがつがつ行くことがなかった。気が付けば話しているのは第2子のパパママさんばかり。今まで親しくはなかったものの、ナツオの送迎時に会っていて顔見知りだし、学年は違えど保育園生活のおかげで子ども達同士は仲良し。他のパパさんから「上の子を連れてくるつもりはなかったけれど、ナツオくんが来るなら僕も行きたい!って言われたから一緒に来たんですよ。」なんて言われれば私も悪い気がしない。勝手に親近感が生まれてくる。好意の返報性である。懇親会場が居酒屋だったこともあり、せっかくの機会という口実でランチビールを頼むも一緒に飲んでくれたのはナツオの同級生のパパママだけ。白い眼で見られながら3人で乾杯をし、「ナツオ達のクラスならばここぞとばかりにみんな飲み始めるのに…。なんだか世知辛いですね。」なんて話をしながら飲む。結局最後はいつものパパママ飲みの雰囲気であった。

 

おわりに。

ナツオクラスの仲の良さが基準となっていたので勘違いしていたが、これが普通なんですね。ナツオのクラスはたまたま奇跡が重なっただけなんだと実感。たまたま同じような家庭が集まり、たまたまお酒好き、お祭り好きな人が集まっただけ。仕事内容や年齢まで互いに知っている関係ってよっぽどだなと改めて思ってきた。

ただ浅くしか潜れなかったものの、レンタクラスのパパママさんも優しそうな良い人ばかりで一安心。まだまだ長い保育園生活なので無理なくゆるりと関係性を構築していきたい。と言いつつ、ナツオが卒園してパパ飲みロスになったらレンタの代に猛アタックする可能性がないこともない。