はじめに。
ナツオ@小３のお友だちが我が家に泊まりに来た。ナツオを含めて男２人、女２人のお泊り会。みんな保育園時代のゼロ歳、１歳からのお友だちなので親も含めてよく知っている間柄。男女関係なく余計な気遣い不要なのはとても気楽。親戚の子どものような関係なので遠慮なく叱れるのもありがたい。
貴重なＧＷイベント。
緊急事態宣言下の東京なので外出しようにも外出ができない。買い物しようにも駅ビル等の商業施設は臨時休館だし、公園によっては遊具が使えなくなっている。昨年に引き続いての我慢のＧＷ。子どもにとってはストレスでしかない。せめてものイベントとしてお泊り会を企画した。
みんな小学校の同じクラスだし、学童の利用時間も一緒なので日常を共にしているコミュニティ。本当はそれぞれのパパママも交えて飲みたいところだが、それは我慢。今回は子どもだけの参加にしてもらった。
みんな昔からの仲とは言えもう小学３年生。男親としては過分に気を使ってしまう。女の子は家でお風呂に入ってからパジャマで来てもらい、男の子だけナツオと２人で一緒に入浴。男同士で風呂場でキャッキャ騒いでいた。その騒ぎ声を「男子はうるさいね～」と冷めた態度で聞いている女の子たち。普段息子としか接していないのでこの冷めた感じが新鮮。
長男以上に二男が大興奮。
家族ぐるみでとても仲の良い子ども達なので、二男レンタ@４歳にとっては生まれたころから良く知っている存在。保育園の入園時期も重なっていたので公私にわたって付き合いが長い。みんな実の弟のようにちゃんと相手をしてくれる。とてもありがたい。小３ともなると４歳児とは遊ぶ内容が異なってくるので邪険に扱ってもおかしくないのに一緒になってワーキャーやっている。ナツオばかり楽しんでレンタはポツンかなと心配していたが全くそんなことはなし。妻と一緒じゃないと寝られないはずのレンタなのにちゃっかりみんなと一緒に寝ていた。レンタのハイテンションマックスな笑顔を見られただけでもお招きしだけの価値はある。興奮して部屋の中で一人でダッシュを繰り返す姿がとてもかわいらしかった。興奮して鼻血出さないか心配してしまうほど。
大人は全く眠ることができずにつらい。
子ども達に用意した食事はお泊りの定番、カレーライス。ただのカレーを用意しただけだが、みんなで楽しそうにカレーを食べ、食後は時間を決めてそれぞれ持参したタブレットでマインクラフトを共同プレーしていた。ゲームは22時で終了とし、そこからはお遊びタイム。合宿のような雰囲気で布団の上でおもちゃ遊びしたり、おしゃべりしたり。しかし、なんて微笑ましい！と思っていたのはこのあたりまで。
23時消灯としたのだがそこからがまた長かった。そりゃお友だち同士でお泊りしたら眠るのがもったいないよな。小学校時代の修学旅行や自然教室を思い出す。お泊りは消灯してからが本番だったような気がする。
当然ながら眠ることなくおしゃべりしたり、ゴロゴロしたりして遊び倒している。まだ４歳のレンタも一緒になって遊びまわる。もう日付が変わったというのに一向に眠る気配なし。自制ができなければ管理するのもやむなし。子ども達の寝室に出かけて監督する羽目に。まるで先生。
「おしゃべりしない！」
と注意しながら見張り続ける。こっちは眠いってのに。24時半過ぎにようやく眠ったので布団に戻る。ようやく眠れる。
と思ったら朝が早すぎた。
なんでみんなこんなに元気なんだ。子ども達の騒がしい声で目が覚めたのは朝の４時。まだ暗いってのにみんな起きて遊んでいる。４時間ちょっとしか寝ていないじゃないか。このあたりが小学生か。みんなで眠っていない自慢をしあっている。子どもだな。声を抑えるように注意するもすぐにやかましくなる。もう寝かせてくれよ。
もうひと眠りしようと思ったのだが、そのまま寝つけることができずに完全に朝を迎えてしまった。そこから朝ごはんの用意。妻の用意したホットケーキでまた朝から大騒ぎ。とにかく元気いっぱいな小学生。食後は帰り支度をしてから少し遊び、さあ解散かと思いきや、みんなで小学校の校庭に遊びに行きだす。どれだけ元気なんだ本当に。
おわりに。
夜更かしして超早起きして、さらにそこから校庭で遊んでと子どもは凄いなと思っていたら昼食後にナツオは倒れるように眠りだした。ふらっとしたと思ったらそのままバタンキュー。聞けば他の子ども達も同様とのこと。玄関で寝ちゃった子もいれば、昼食しながら寝ちゃった子もいたよう。全身全霊で遊び回り、そのまま倒れるように眠る。これぞ青春。近所の公園に行くくらいで今年もＧＷらしいことはできなかったが、子ども達にとっては思い出に残るような休日となってくれたはず。子ども達のおかげでまったく眠られずにイライラしてしまったが、子ども達が楽しんでくれたならば良しとしよう。10年後にはこのメンバーで旅行にでも行っているのだろうか、幼なじみから違う関係になっちゃうこともあったりして。刺激の少ない世代になってくると、こんなことでドキドキわくわくしてしまう。心の友としていつまでも仲良くしていてほしい。ナツオは保育園のつながりが強すぎるから幼なじみが多くてうらやましい。
