はじめに。
バレンタインベイビーなレンタが無事に誕生日を迎えた。長男ナツオ@小2がいるので、対照的に二男にはいつまでも赤ちゃん目線になってしまう。そんなレンタもついに4歳。完全に赤ちゃんから子どもに成長している。成長は嬉しいけれどちょっと寂しいのも事実。
誕生日ディナーはラーメン。
誕生日ディナーは本人の希望、というよりも敬愛する兄に洗脳されてラーメンを希望させられていた。ナツオの誕生日会に続いてのラーメンパーティー。しばらくはラーメンが我が家のパーティーメニューとなりそう。息子達は大好きなラーメンがたっぷり食べられて嬉しそうだが料理する義母はちょっと物足りなさそう。いわゆるご馳走ではなく日常の延長であるラーメンだから作りがいがあまりないらしい。せめてものとのことでチャーシューを作ってくれていた。サラダも用意してくれていたが、いきなりラーメンから始まるのであっという間に食事が終わってしまう。私は麺が伸びる前にとさっさとラーメンを食べ、サラダを肴に酒を飲む。これはこれで非日常だからありとしよう。
誕生日プレゼントは久々の実用品。
我が家定番の「本人が欲しいもの」ではなく、「妻があげたいものをあげる」という実用品プレゼントシリーズが帰ってきた。しかもパワーアップして。ナツオがいるので家に一通りおもちゃはそろっている。これ以上増やしたくない。余計な口出しをして夫婦喧嘩もしたくない。今回も全て妻にお任せしていたらレンタの希望ゼロの実用品になっていた。ちなみにレンタが誕生日前からリクエストしていたのはシンカリオンかトーマスのおもちゃでした。
両親(私と妻)からはトーマスのひらがなワークブック
トーマスとしゅっぱつ! ひらがな ぜーんぶ (トーマスとしゅっぱつ!シリーズ)
お勉強道具だがトーマス大好きなレンタだけに喜んでいた。中身を一緒に見てみると大きく絵が描かれていてとてもポップ。ひらがながメインのワークブックではあるものの、ただ字を書くだけではなく、ハサミとのりを使用してのプチ工作も多数あって飽きないよう工夫がされている。トーマスの絵本は本棚にたくさんあるし、動画はアマゾンプライムでいつでも見られるしと考えるとこのワークブックは意外と掘り出し物だったのかもしれない。
レンタにとっては「自分だけの勉強教材」ができてとても嬉しそう。ナツオの真似をしながら「さぁお勉強しなくっちゃ」と言ってさっそくやり出していた。
そんなレンタの横でナツオはワークブックの裏表紙を見て一言、
「760円(税抜)だって。やっす!お勉強がプレゼントだなんてなんかかわいそうだね。」
なかなか鋭いことを言うようになったもんだ。
祖父母からはホワイトボード
私も息子達と同様にプレゼントタイムまで何も知らなかったのでホワイトボードを渡している様子を見て驚いた。だってこれは妻がずっと欲しかったもの。ついに「あげたいもの」を超えて「自分が欲しいもの」を用意しだした。しかも、祖父母からということで自分の懐を痛めることなく。義父母も子どもたちが欲しがるものをあげたいだろうに、まさか自分の娘が欲しいものを用意することになるなんて。現代のおとぎ話ですね。
「誕生日プレゼントにホワイトボードってどうなの?ただの日用品、実用品ではないか。レンタもさぞかしがっがりするだろうな。」
と思っていたら、まさかの大喜び!たっぷりと好きなだけお絵かきできるのがとっても楽しいらしい。そしていつの間にかナツオも一緒になってお絵かきに夢中になっている。がっかりする顔は見たくなかったのでよかった。よかったよ。妻が一枚上手でした。子供たちのとても楽しそうな表情を見て、妻にホワイトボードを促されて用意した義父母も喜んでいた。
誕生日ケーキは安定のコージーコーナー。
手作りのアイスケーキが我が家の定番ケーキとなりつつあったがここで原点回帰。冬は寒いということと、スポンサーの義父の意向で今回は甘さ抜群のコージーコーナーのホールケーキ。バレンタインにふさわしいチョコレート味。ろうそくつけて、ハッピーバースデー唄って、火を消して。いつまでも変わらない誕生日の風景。
電気を点けてさあケーキタイム。
と思っていたらここでまさかの展開。コージーコーナーのチョコレートケーキはマカデミアナッツがアクセントに入っていてとても美味しいのだが、レンタはナッツ類が嫌い。アレルギーではないので健康に害はないのだが、本人曰くあの楽しい食感が大嫌いのよう。なので一口食べたら「ぼくナッツ入っているからいらない。」と言って吐き出してしまった。そしてホワイトボードに向かってまたお絵かきをやり出す。
主役不在のテーブルで主役の為に用意したケーキを食べる一同。コントですね。
弟の残したケーキを食べることができる兄ナツオだけが笑顔で、他はなんとも言えない表情。せっかくケーキ用意したのにね。
ケーキが食べられなくてもレンタはお絵かきに夢中で不平不満を言うことはなし。代わりに用意されたみかんを美味しそうに食べていた。主役ががっかりしていなければそれでOK。
おわりに。
がっかり感と紙一重な誕生日会だったが結果オーライで今年も楽しく過ごすことができた。どうしても兄と比べてしまうのでまだまだ赤ちゃん感は抜けないものの、もう立派な4歳。春には年中さんである。赤ちゃん扱いしないで色々なところにお出かけして、たくさんのことを経験させていってやりたい。ブログを読み返していくとナツオとはたくさんたくさんお出かけしてきたがレンタとは数えるほど。もったいない。レンタともさらにたくさん遊びまわっていきます。