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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

二男レンタ☆4歳のサッカー体験。

はじめに。

お友だちに誘われて二男レンタ@4歳がサッカーチームに体験参加してきた。年少さんからブラジリアン柔術をやっている長男ナツオ@小3が先駆者なので、我が家にとってならいごとと言えばブラジリアン柔術一択。しかし今のところレンタは興味なし。上の子と下の子との熱量の違いもあり、レンタは何もならいごとをしていない。もう年中さんなので本人の為にも何か考えないと。私や長男ナツオ@小3の影響でブラジリアン柔術に触れる機会はこれから無数にありそうなので、今回は私自身の後学のためにも少年サッカーの世界を見学してきた。

 

サッカーチームへの体験参加。

まず驚いたのは区内にサッカーチームがたくさんあること。今回を機にナツオやパパ友に教えてもらって地域のサッカー事情を調べたが、本当にピンキリだった。月謝@800円強(年間10,000円)だけど保護者のお手伝いが当番制のところから、月謝8,000円の完全な習い事のサッカースクールまで幅広い。いわゆるスポーツ少年団から地域のサッカーチーム、習い事としてのサッカーチーム、Jリーガーを本気で目指す子どもが通うサッカーチームと多種多様。時代なのか地域性なのか選択肢がたくさん。選択肢が多いというのは競争原理が発生するので大事。しかし、どのサッカーチームも学年が上がるにつれて募集停止や募集人数を絞り込んでいるチームが多い。低学年から続けていかないと入ることもできないのか。まるでサピックス。

レンタが体験参加したチームは親の関与が不要のサッカーチーム。近所の公園や小学校を中心に活動している割には(固定費が低い割には)月謝が3千円。それなりに費用が発生しているということは親のサービス提供が少なくてすむということ。お茶当番はもちろん、送迎やサッカーのお手伝いもなし。練習は低学年までは土曜の午前中なので送迎も楽。実に程よい。私はシステムがわからなかったのでお手伝い参加ができるように動ける格好で行ったのだが、明らかに経験者のようなパパさん達もみんなただ見学しているだけ。気合を入れすぎていた自分が恥ずかしい。

 

サッカーにまつわる思い出。

私はサッカー未経験なのでサッカーへの思い入れは少ない。ただ、県立なのに部員100名近くを要し、インターハイや選手権にも出場している高校出身なのでサッカーはスポーツの花形というイメージがある。母校ではとにかくサッカー部員がモテていた。私はそんなサッカー部の横でハンドボールに夢中になっていた。弱小なのでワーキャー騒がれることもなく。
高校3年生の時は私は文系クラスだったので男子12名、女子25名という構成。そして男子12名中サッカー部員が9名。校内球技大会で大活躍する彼らがどれだけまぶしかったことか。ハンド部だけということで球技大会では必ずキーバーやらされていたのもいい思い出。サッカー部員は修学旅行中も朝と夜に合同練習していたし、受験生になっても12月まで選手権予選の為に部活をしていたりととにかくまぶしかった。そんな高校生活を送っていたのでサッカー選手に対してはどこか憧れとリスペクトがある。そしてどんな趣味であっても一生懸命な人を尊敬するようになった原体験は、そんな高校時代を過ごしてきたからなのだと思う。

一歩も踏み込めずに見学のみの参加。

サッカー体験が決まった日から気合が入っていたレンタ。保育園でも「僕サッカーやるんだ。」と言いふらしていたくらい。どんな世界であれ夢中になれるのならば全力で応援したい。それが親というもの。レンタを見ているうちにこちらも気合が入ってくる。

なのになのに。
練習場に足を踏み出した瞬間に怖気出すレンタ。みんなに挨拶することもできずに固まりだす。レンタと同じ年中さん、年長さんばかりのかわいらしいクラスなのに。一歩も動けずに立ち尽くすのみ。何度か促すもずっと立ったまま。1時間近くただただ立ち尽くすだけで終了。途中何度も声掛けをしに来てくれたコーチ達に申し訳ない。ただし、立ち尽くしながらもずっと練習を見ていたのが今思えば収穫だったか。帰ろうとすることもなく、公園内の遊具で遊び出すこともなく、じっと練習風景を見つめていた。


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おわりに。

せっかくの体験の機会なのだから、見ているだけではなく一緒に走り回ってきてほしいのだがただじっとしている。ついつい厳しい口調でけしかけてしまう駄目な私。それを見かねたナツオに優しく諭される。
「レンタは偉いね。ふざけないでじっと見ているんだから。誰にも迷惑かけていないね。」
反省。
その通りである。初めての場所にいきなり連れてこられて、すぐに打ち解けるなんて大人でも簡単でもない。じっと見ているということは興味はあるのだろう。まだまだ年中さん。やるやらないの前に色々な世界を知ってもらえれば十分。
帰宅して感想を聞くと「サッカーはやらない。」とのこと。
世界は無限に広い。気長にレンタの好きを一緒に探していけばよいやと反省した一日でした。最後はブラジリアン柔術に引き込むつもりですが。