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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

不惑の洗礼。胃ガン検診で要精密検査となりました。

はじめに。

あと数日で私も40歳。私にとっては未知の領域である40代に突入する。一足お先に行政からのバースデープレゼントとして自治体から胃ガン検診の無料受診券受け取った。40歳ともなると健康を気にしていかなくてはならないのね。お上には逆らわないようにおとなしく検診を受けてきました。

 

軽い気持ちで胃ガン検診へ。

柔術のおかげで肥満とは無縁だし、最近はお酒を飲む量も激減しているので健康に自信はある。 

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胃ガン検診とはなんぞやという軽い気持ちで近所の診療所へ向かった。
受付で受診券を渡して待つ。コロナの影響なのか普段は朝からにぎわっているのに待合室はガラガラ。ニュースの世界の話を実感する。ほんの数分で診察室へ通される。この日に行ったのは採血だけ。お知らせには注意事項が特に記載されていなかったので何をされるのか不明だったが胃ガン検診で採血とは素人には予想外だった。胃の検査だからバリウム飲むのかと思っていた。問診もなし。結果は数日後に郵送される旨と今後の流れについて説明をうけたら終了。待ち時間と同じくらい数分で診療所を後にする。胃ガン検診恐るるに足らずと足取り軽く帰宅。この時は気楽だった。

 

結果は要精密検査。

一週間足らずで結果発表。結果が記載された封筒が届く。検査当日と同じく軽い気持ちで開封。すると予想外の文字。「胃ガンのリスクあり」。そして「要精密検査」なので可能な限り早く指定の病院またはクリニックに行ってくださいとの指示。しかもご丁寧に「内視鏡による精密検査です」という但し書き付き。楽観的な性格なのでガンかも?という悲壮感は皆無だが内視鏡という響きにもうびびりまくり。そりゃ私の親父はガンの為に60歳で亡くなったけれど、上顎洞ガンというマニアックなガンだし、私のリスクは4段階のうちの下から2番目。本当にやばかったら検査を受けた診療所から連絡が来るはず。だから今すぐどうのこうのはないだろう。もともと自覚症状は皆無なわけだし。胃ガンのことは心配していない。心配していなんだけど胃カメラが…。胃カメラが怖い。だってつらいという話しか聞いたことがない。ひたすら苦しいんでしょ。もう憂鬱でしかない。苦しいのは嫌だ。しかもここからは実費だし。

 

診察を経て1ヶ月待ちの胃カメラとなりました。

お金もかかってくることだし、このままなかったことにしようか悩むものの、根は大まじめな私。検診を受けたからには、精密検査を受けろと指示されたからには、従うしかない。ここから先は採血をお願いした診療所では対応できず、指定された専門の病院やクリニックから選んで予約をしていく。
専門のクリニックが想像以上に多くてびっくり。普段意識していないだけで消化器系のクリニックっていくつもあるのね。歯医者と同じくらいとまでは言わないが、徒歩圏内だけでも10件近くはある。と言うことは競争原理が働いているはず。パパ友ネットワークによる評判やHP情報をもとにして相性が良さそうなクリニックを見つけだして胃カメラに向けての診察と予約をしてきた。
選んだクリニックはネット上の口コミがおもしろいくらいにわかれている。5か1と両極端。合うか合わないかというのが万人受けしていなくて良い。5の人は「ハキハキしていてよい」という評価が多数。1の人は「サバサバしすぎて冷たい」「あっさりしすぎている」という評価。言いたいことはわかった。てっきり医師は米倉涼子みたいな人なのかと思ったが診察を受けたらそんなことはなかった。私にとっては5評価。テキパキしていて良い。受付も看護師さんも40代以上のベテランしかおらず、気持ちいいくらいにみんなテキパキしていた。
専門医の見解で「内視鏡はなくても」と言われないか淡い期待を抱き、「胃カメラはしなくてもいいですかね。」なんて提案したが当然きっぱりと断られる。
「それはできないですね。すでに胃ガンとなっている可能性は否定できないです。別室で看護師による採血と胃カメラの予約をしてください。何かあればどうぞ?」
「ありません。(何も言えません)」
診察は2分で終了して別室へ。採血して胃カメラの予約を取る。執行猶予は短い方がいい。すぐにでものつもりだったが胃カメラって今流行っているんですか?最短でも9月下旬と案内される。約1ヶ月待ち。もう一つの候補であった別のクリニックにも事前に胃カメラの予約状況を確認していたのだがそちらも同じような回答だった。予約でいっぱいなのは評判がいい証拠。そう受け取り、9月下旬の胃カメラが決定。あとは覚悟を決めるだけ。

 

おわりに。

当初は胃カメラへの恐怖があったが、お願いするクリニックは最初から麻酔ありきの方針。しかも本格的な麻酔なのでよくあるカメラ画像を視ながら説明を受けるのではなく、気がつけば終わっており麻酔から回復後に説明を受けるというスタイル。なので胃カメラで苦しむことはなさそう。恐怖心は薄まっている。これまでの人生において大怪我や手術とは無縁だったので、むしろ「麻酔ってどんな感じなのだろう?」というワクワクの方が大きい。好奇心旺盛というか楽観的というか。当日は昼前には終了するので午後から仕事も可能と案内される。ということは・・・。!。
「趣味でブラジリアン柔術やっているんですが、午後から練習行っても大丈夫ですかね?」と聞いてみた。公休振替で会社はどのみち休むつもり。せっかくの休みならば時間を有意義に使いたい。
今度は看護師さんがきっぱり「それは駄目です。格闘技は危険すぎます。」そうですよね。おとなしくしておきます。
はたして人生初の胃カメラはどうなることやら。コロナ禍の貴重なブログネタとなりそうです。