Call me Iqo.Pls!

月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ソフトナツオ。

祖父とナツオ。

相変わらず危篤状態の祖父。

それでも少しは落ち着いてきた様子。

先週の土曜に行った時は、

「今週いっぱいかもしれません。」

とまで言われていたのに。

しかし、相変わらず不安定な状況にかわらない。

元気を出してもらいにナツオを連れてお見舞いへ。

本来は子どもは入室禁止らしいのだが、

状況が状況なだけにナツオはOK。

緊張しながら一緒に病室へ。

あいかわらず管だらけの祖父。

ベッド横の心電図モニターが生々しい。

ナツオはさすが赤ちゃん。

状況がまったくわかっていないのでキョトンとしている。

泣きださないだけでもありがたい。

眠っている祖父に大声で呼びかけるとしっかりとした反応。

そしてナツオを見せるとしっかりと目で追いかける。

安定してきたのか必死で何か話そうとしている。

酸素マスクごしなので聞きにくいのだが、

どうやら、

「ありがとう。ありがとう。」

と言っている様子。

こちらこそ「ありがとう」だよ。

ちょっとジーンときてしまったのは、

ナツオをしっかりとみつめながら必死で手を伸ばしてきたこと。

手をにぎりたいのか、足をつかみたいのか、

細く細くなった手を必死で伸ばしてくる。

ナツオの手や足をちょこんと触らせると、

仏様のような安らかな笑顔をナツオに向けてくる。

どこかの映画のワンシーンのよう。

ナツオも優秀な子役なので、

空気を壊すように泣きだしたりすることはない。

「ダッ!ダッ!」

って祖父にむかって何かを訴えかけているよう。

ここで何かBGMでも流せばお涙間違いなしのシーン。

来週も来ることを告げて今日はさよなら。

さあ、ここから奇跡に向けたドラマチックストーリーが始まるのだろうか。