はじめに。
すっかり夜の街はコロナなど遠い昔。いつの間にかアフターコロナになっている。そんな中でレンタ＠年長の運動会が開かれた。失われた２年のおかげで世間はすっかり守りモード。長男ナツオの保育園最後の運動会が楽しすぎただけに正直物足りなかったがレンタなりに一生懸命楽しんでいたからやっぱりはなまる。
運動会ではなく運動発表会。
事前に案内されていたが「運動会」という名称はどこにもなく、「運動発表会」という位置づけ。年長と年中のみが対象で、完全に入れ替え制。１学年２０名弱の為だけに会場として小学校の体育館を借りているので密はまったくなし。人数制限として各家庭２名のみ、未就学児は同伴ＯＫだけど小学生はＮＧ。よってお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる家庭は子どもだけでお留守番させるか、面倒を見るために片方だけの参加。これだけ広く使えるのだから小学生もありにすればいいのにとも思うがいたしかたなし。
運動発表会は踊りから始まり、その後に徒競走。最後に親子で一緒に遊びというもの。
子ども達がそろって一生懸命踊る姿はとてもかわいい。どの子も一生懸命に体を動かし、一生懸命に大きく口を開けて歌っている。何やってもかわいいとしか言えないお年頃。
徒競走は目視で３０メートルくらいだろうか。とっとことっとこ走っている姿がこれまたかわいい。とっても平和な世界。時代が1200年前ならば、「うつくしきもの。五つ六つばかりなるちごのはしるすがた」なんて表現が日記に残されていそうなくらい。
子ども達の発表が終わったら親子で一緒に体操。一緒に踊ったり、親子でしっぽとりゲームをしたり。しっぽとりゲームは親子の対戦のみなので他者との接触は一切なし。安心安全に完全に配慮された運動発表会だった。どの子もキャッキャッ叫びまわってひたすら賑やかな会。
運動発表会後は公園で親睦。
運動発表会はわずか１時間で終了。とってもコンパクトな運営。運動会と聞くと物足りないが、発表会だと言われれば納得。
しかしせっかくの土曜日なのに１時間で解散するのも寂しい。行ける人だけでものメンバーに声掛けをして近くの公園へ。まだ空いていたこともあり、みんなで思いっきり走り回る。思いっきり鬼ごっこができるのがとても楽しい。３０メートル徒競走じゃちょっと物足りない。
運動会ではなくて運動発表会だとわかってはいたが、気分だけでも盛り上げようと私は超動ける姿で参加していた。上はラッシュガードで下はCW-Xのスポーツタイツと短パン。伸縮自在なのでどんな動きにも対応できる。運動発表会で思いっきり体を動かせなかったので不完全燃焼。そのうっぷんをここではらす。福袋で購入したCW-Xもきっと喜んでくれていただろう。
公園で子ども達の楽しそうな写真が撮れて妻も満足。長男にくらべると二男はコロナの影響もあり写真が極めて少ない。少しでも思い出をつくってあげられて良かった。
おわりに。
長男ナツオのお友だちは第一子の子どもが多く、話が合うからかみんな仲良しだった。最後の運動会に向けて親子全員お揃いのＴシャツを作ったし、保育園運動会の花形である年長さんの親子リレーの為に、多くのパパさん、ママさんが休日や夜に公園で走る練習をしていたくらいに気合が入っていた。当日は、運動会後に打ち上げを行い、そのまま夜まで宴会と今では信じられないような濃密な一日を過ごしたもの。
それにくらべるとどうしてもこじんまり感はあるものの、全てはコロナのせいだと割り切るしかない。こんな状況下でも安心安全な運動会を開いてくれたことにただただ感謝。
運動会の数日前から毎日「あと〇日寝ると運動発表会だ。」と楽しそうに話し、当日は興奮していつもより早起きしていたレンタ。よっぽど楽しみにしていたのだろう。当日もずっと楽しそうで、夕食時、お風呂の中、就寝時と何度も何度も同じ話をしてくれていた。開催してくれて本当に感謝しかない。
願わくばレンタが小学校に入学した時は、運動発表会ではなく全学年総出でお祭り騒ぎのいわゆる運動会が開催される世の中になっていますように。
