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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

初めてのオンライン保護者会。

はじめに。

ナツオ@小2のクラス保護者会が先日行われた。今年度2回目のクラス保護者会。前回は従来通り小学校に集まり、先生のお話を聞くやり方。

www.iqo720.tokyo

 

この時は昼休みを利用して参加してきたが、あれから時を経てICT環境が整い、学校教育のDX化も進んできた(意識高い風)。
ナツオの通う小学校では一人一台タブレット端末が貸与され、グーグルクラスルームの専用アカウントが用意されている。授業でも積極的に利用しているよう。
そういった事情と緊急事態宣言中という外部環境を鑑みて2年生最後の保護者会がオンラインで開催された。オンライン開催ならばほんの15分程度の保護者会の為にわざわざ学校へ行く必要もないのでこちらも非常にありがたい。

 

謎ルールは全国共通なのか。

保護者会をオンライン開催するにあたり、そのご案内と事前資料が先立って配付された。スポーツも格闘技もルールは大切なので事前に教えてもらえるのはありがたい。おかげで無用な時間やトラブルを省くことができる。きっと試行錯誤なのだろう。まだ未成熟ならば明文化せずに進行しながらトライ&エラーしていけば良い気もするのだが、オンライン開催にあたってのルールが明記されていた。

  • 会議の様子を録画録音禁止
  • 保護者はマイクオフで参加すること
  • チャットの使用は禁止
  • カメラは可能な限りオンにしておくこと

マイクオフ、チャットの使用禁止という時点で今回の保護者会は双方向ではなく、一方通行であるという前提が伝わってくる。質疑応答の記録が残るし、質問がしやすい及び他の参加者からのフォローも入りやすいのでオンライン会議ではチャットは有効だと思うのだが。その割になぜか「カメラは可能な限りオンにしてください」だし。校長による独自ルールなのか、教育委員会による地域ルールなのか、文科省による国家ルールなのか。とは言え、走りながら転び、転びながら考えるのが信条の私。まずは走ってみないと転ぶことすらできない。グダグダ言わずにやることが大切。

 

オンライン会議ではなくオンライン会見。

当日は在宅勤務だったので保護者会への参加時間を昼休み時間に当てて参加。時間はわずか15分。内容は担任の先生による、今年の振り返りと来年の主な行事についての説明。
事前ルールに従って、みなさんマイクオフ、カメラオンでチャットの使用はなし。担任の先生が淡々とお話していく様子をただ聞くのみ。その間に保護者とのやり取りはなく、お話の後も質疑応答等はなし。先生のお話が終了したらそれをもって保護者会は終了。なにか既視感があるなと思ったらあれだ。ここ一年で頻繁に目にすることが増えた知事会見や首相会見。目的が意見交換や懇親ではなく学校からの情報発信なのだからこのやり方でOKなのだろう。
情報は事前配付されていたプリントと同じだが、実際に先生が話されると聞く気になるし、カメラオンで先生ばかりでなく相互監視状態だと緊張感が違う。おかげで強調されてお話されたことはしっかりと耳に残っている。

 

オンラインでの継続をお願いします。

初めてのオンライン保護者会に思うところはあるものの、教室に集まってもやることは同じ。ならば是非ともこのままオンラインでの保護者会を任意で良いから続けてほしい。ナツオの小学校は頻繁に学校開放しているのでコロナ前は気軽に教室の様子を覗けた。学校に行く機会がなければ保護者会は学校の雰囲気を知る貴重な機会だが、もともと地域に開けた学校だったのでその心配はなし。情報授受ならばオンラインで十分。
オンラインによる開催または任意参加を来年度以降も継続していっていただきたい。

 

おわりに。

世の中の流れだとこのままオンラインが当たり前になっていくのだろう。参加してみて色々と発見の多かったオンライン保護者会だった。何が効率で非効率なのかはわからないけれど、保護者会に限らず面談や各種打ち合わせなど学校行事のオンライン化もますます進んでいきそう。流れに乗り遅れないようにしっかりとついていきたい。

と、ここまで偉そうに書いておきながら、「気合と根性」「義理と人情」という言葉を愛し、パーソナルスペースがゼロのブラジリアン柔術を楽しんでいる昭和な私。やっぱりオンラインにも限界がある。すぐにFist bump(グータッチ)できる距離感はそれはそれで心地よい。オンとオフ、リアルとオンライン。何事もバランスが一番ですね。