はじめに。
子どもにとっては正月よりも待ち遠しいクリスマス。社会情勢を鑑みて今年は毎年恒例のパパ会プレゼンツによるクリスマスパーティーは開催できなかったが、家族によるクリスマスイベントは無事に終えることができた。クリスマスらしいディナーもワインも無かったが、子ども達にとっては大切なプレゼントとケーキをゲットすることができたのでいいクリスマスになっただろう。
クリスマスイブはプレゼントのみ。
クリスマスイブの12/24は木曜日。翌日が終業式なのでディナーやってプレゼント渡してだと就寝が遅くなってしまう。それを危惧した妻の意見により当日はクリスマスディナーをやらないこととなった。これが少数株主の意見ならば「貴重なご意見として承ります。」なんて流せるのだが、筆頭株主なのでむげにすることはできない。従うのみ。
私なんてクリスマスディナーをする気満々で当日は休日出勤の振替休日を取得していたのに。翌日が学校だから夕方からやるもんだと思っていた。空回りの私。せっかくの振替休日なので駅前のカプセルホテルにいってのんびりとサウナ浴びていました。
クリスマスイブは通常の夕食だがチキンの代わりとして義母が油淋鶏をつくってくれた。ワインもケーキもないけれど鶏肉があればそれだけでクリスマス。
食後は待ちに待ったクリスマスプレゼントの時間。前回のブログの通り、ナツオはAmazonタブレットとマインクラフト。レンタはトーマスのパズル。二人とも大喜びで大満足してくれた。
サンタさんは誰だ?
クリスマスイブのプレゼントイベントも終了。あとはサンタクロースのみ。レンタはワクワクしているが、ナツオがここで余計なことを言う。
「レンタ、サンタって誰だか知っている?親らしいよ。タブレットの授業の時にクラスの女子がグーグルで調べたら出てきたって」
文部科学省が憎い。GAFAが憎い。授業中にそんなこと調べないでくれよ。グーグルも気を使ってくれよ。
同じようなタイミングでパパLINEにも連絡が来る。
「〇〇家ではクローゼットに隠していたクリスマスプレゼントを〇〇ちゃんが見つけてしまいクラス中でサンタさん=親疑惑について吹聴しているらしいよ。みなさん気をつけて!」と。
なるほど、タブレット授業だけでなくこちらのルートからもサンタ情報が回っているのか。ナツオと〇〇ちゃんは同じクラスだし。しかしナツオはかっこつけてレンタに向かって兄貴ぶっているものの実際はまだ半信半疑のよう。
「ナツオはどう思う?」
問いかけると、
「サンタさんは本当はいると思う。でも、本当にいるならば僕が欲しいものちゃんと用意してくれるはずだよね。」
そう言っていきなり手紙を書き出した。
「サンタさんへ。マインクラフトのレゴをください。」
マインクラフトのレゴ?初聞き。ふりかけメーカーは?
言いたいことは山ほどあるが今は何も言うまい。ぐっと耐えて一言。
「サンタさんはもうこっちに向かっている途中だから今からでは間に合わないんじゃないかな。」
「えー、サンタさんならば大丈夫なんなじゃないの?」ナツオはまだぶつぶつ言っていたが、翌日は学校なのでさっさと布団につかせる。
「とりあえず寝なさい。」と。
翌朝になりサンタさんプレゼントを開封するナツオ。マインクラフトのレゴではなかったが、目の前のおもちゃに夢中で何も言いださない。楽しそうにふりかけメーカーを組み立てていた。
しかし、もうそろそろだろうな。
クリスマスパーティーは土曜日に。
私の職場は感染症対策の為に先月より勤務時間が早番と遅番に分かれている。満員電車を避ける為に7時→15時勤務か11時→19時勤務のどちらか。私は保育園の開園の都合があるので7時出社は選べず。よって帰りはどうしても遅くなってしまう。
そんなわけでクリスマス当日は何もなし。子ども達がお風呂のタイミングに帰宅して一人でレンチンご飯。しかたない。
そこでようやく迎えた土曜日のクリスマスディナー。妻の帰宅を待って、ナツオのリクエストによるディナー。しかしナツオのリクエストは大好きなラーメン!よってクリスマスディナーはまさかのラーメンのみ。ものの15分で食べ終わってしまう。ワイン開ける気にもなれない。クリスマス感ゼロだがナツオもレンタも大喜びだからまあ良しとするか。
デザートは前日に妻と子ども達が一緒になってつくった特製アイスケーキ。
大容量のアイスを半分溶かし、ビスケットにペタペタと貼り付けてつくっていく。イチゴの代わりにアポロチョコを並べたら完成。ナツオ曰く「完成させるまでものすごい大変なんだよ。」とのこと。アイスが溶けるのを待つのも大変だし、そのアイスを流し込んでいくのも確かに大変そう。大変だけど作るのも楽しそうなので、うまいこと考えたなと妻に感心。
アイスとビスケットいうハイカロリー×ハイカロリーな組み合わせなので私はちょっとで大満足。甘いアイスにちょっとしょっぱいビスケットが絶妙の組み合わせ。これはハッピーターンの法則なので自制しないとひたすら食べ過ぎてしまうやつだ。
おわりに。
アニメやドラマで見るようなクリスマスディナーではないものの、日常の延長にあるご馳走として今年も楽しいクリスマスだった。家族みんなが集まればそれだけで十分ですね。ワインがなくてもお酒がなくても子ども達の笑顔があればね。