はじめに。
嵐のように日本中を駆け巡った一斉休校ニュース。木曜夕方のニュースで国の方向性はわかったものの、生活への影響は翌金曜日の小学校からのお知らせプリントをもらわないと具体的にどうなるかがわからない。とりあえず金曜日は出社早々上司含めて職場内で子ども達がいる社員はどうするか方向性を確認する。リモートワークとは無縁の我が職場。基本的には出社せざるを得ない。シフト調整により時差出勤は可能なので小学校や学童の方針に合わせて3月は柔軟に対応していくことを確認。誰も悪くない。ワンチームとなって互いに協力していくだけ。
小学校の方針。
金曜日に発表されたナツオ@小1が通う小学校の方針は
- 原則は3月2日から4月5日までお休み
- 3月上旬に一度登校日を設けて宿題や終業式どうするかの説明
- 小学校の教室は開放しない
- 小学校の校庭は開放する(むしろ教室開放してくれ)
世の中の大半の流れのように突然1か月もの春休みに突入。ナツオに聞くと担任の先生からは「みんなに急に会えなくなってとても寂しいです。」と言われたとのこと。たった1日で全てを決断していかなければならない先生たち関係者のご苦労を考えると胸がしめつけられる。大変だったろうなの一言では軽すぎて片付けられない。
学童の方針。
ありがたいことに学童は春休みと同様に朝から開放してくれるとのこと。お弁当持たせれば朝から夕方まで過ごしてくれる。「集まる場が小学校から学童に変わっただけで結局濃厚接触なのでは?」という疑問はひとまず飲み込んでおこう。世の中が回らなくなるから。
学童が開いているならば学童優先で過ごしてもらうつもりであったが、こんなタイミングでなのかこんなタイミングだからなのか学童で衝撃的な事件が起きてしまった。ナツオの親友が学童で上級生にバットで殴られるという狂気じみた事件が発生。学童内のことだからおもちゃのプラスチックバットだと思われるし、話を聞いている限りでは大きなケガにはなっていないらしい。しかし完全にびびるナツオ達1年生。学童の洗礼なのか一年生達に一部の上級生がボールをぶつけてきたり、スプレーを顔目掛けて噴射してきたりというのは聞いていた。令和なのに昭和な世界だなと思っていたがまだそんなことやっていたなんて。どうしてそうなったかの経緯は知らないので本当は誰が悪いかまではわからないが目の前で友達がバットで殴られれば誰だって委縮してしまうだろう。
我が家の方針(案)。
- 月 朝から学童
- 火 私:午前休み、妻:午後休みor午後から学童
- 水 私:休み
- 木 私:午前休み、妻:午後休みor午後から学童
- 金 朝から学童
- 土 私:休み
- 日 妻:休み
それらを踏まえた我が家の方針としては、基本的には学童で過ごしてもらうが毎日だと息も詰まるし集団感染の恐れもなくはないので目標は週3日程度。
私は平日を1日休んで日曜日に出勤。かつ平日のうちの2日は午前中はナツオと過ごし、午後1時半から10時まで働く予定。管理職という立場のおかげで柔軟に働けるのはありがたい。休めれば一番いいのだが時期的に休むのは不可能なのでいたしかたなし。日曜ならば電車は空いているし、電話は鳴らないしなので普段の倍以上に効率的に働けるんじゃないかと思っている。それに2月は9時から9時まで勤務が普通だったので、出社時間が遅くなっても退社時間はそんなにかわらない。この働き方の方がQOLは高まるんじゃないか。上長の承認が得られたら3月半ばまでの2週間をこのように過ごす予定。
妻は休むことが許されなさそうなこともあり休むのには消極的。その代わり半休を利用して私とうまく入れ替われればと思っている。
おわりに。
繁忙期なので仕事は忙しいが会社はもうびっくりするくらいに業績が悪化しそうで賞与はどうなるかわからないし、私とナツオにとってのよりどころである柔術も3月いっぱいは休止。もうやるせない気持ちでいっぱいだが緊急事態なので全てがしかたないと思っている。もう誰かのせいにするのはやめにして現実的、建設的な方向に進んでいくしかない。短時間で全てを決めていかなくてはならなかった小学校の先生方には感謝しかないし、経営問題にもつながりかねないのにジムを一時閉鎖をすることを決断した柔術の先生方の考えは最大限尊重したい。誰もが当事者となってきている以上、自分で判断して決めていかなくてはならないことが増えてくる。まだまだどうなっていくかわからないがまだまだ明るい気持ちと性善説は持ち続けていたい。