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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ピロリ菌が見つかったので除菌活動に取りかかります。

はじめに。

前述の通り40歳の節目として血液による胃ガン検査を受けた結果、要精密検査となった私。胃カメラの恐怖に眠れない夜を過ごすものの鎮静剤の効果覿面により気がつけば終わっていた。「鎮静剤による眠気の誘惑に何秒耐えられるかな。」なんて小学生みたいな発想でカウントアップしているうちに眠ってしまっていたのだった。 

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カメラによる画像検査では異常がなかったものの細胞の成分検査の結果をみないと最終的な判断はできないとのこと。胃カメラを飲んでから2週間あまり。その結果を聞く時がやってきた。

 

胃カメラ検査の結果。

検査の結果、悪性の腫瘍はなし。ただしピロリ菌が発見されたので除菌していきましょうとのこと。

ピロリ菌?たまに聞く名称だけれど私の人生には全く関係のないものだと思っていたので前知識なし。「ぴろり」なんてまぬけな名前だから大したことないものだと思っていたらそんなことなかった。名は体を表すではなかったのか。
「緊急性はないけれど早めに除菌しておかないと胃ガン含めて胃の病気リスクが高まる」という説明を受けてようやく楽観視はできないと悟る。ピロリなんて名前のくせに恐ろしいことしやがる。胃ガンではないものの父の死因もガン(上顎洞癌)だったのでガンに対してはちょっと本気出していかないと。

 

ピロリ菌の除菌はとにかくきちんと薬を飲むだけ。

無知な私なのでピロリ菌の除菌についても何も知らなかった。痛いのか苦しいのかつらいのか。覚悟を決めながら医師の話を聞くと「薬を飲むだけです。」とあっさり。なんだ、薬を飲むだけなのか。楽勝だな。

しかし、次の一言が刺さる。「ただし、薬は1週間毎日。しかもその間はお酒は禁止です。」

マジか。1週間も禁酒するのか。そっちの方がつらい。

処方箋をもらい、薬局に行くと薬剤師に詳しく注意事項を教えてもらう。

  • 1週間忘れずに飲み続けること。
  • 副作用として気分が悪くなったり、お腹を下すことがあるので繁忙期や大事な仕事がありそうな期間は避けること。
  • 朝と晩に1回ずつ、大量の薬となるけれど絶対に途切れることなく飲むこと。

とにかく飲み忘れるな!と繰り返し言われる。
しかし他に注意事項はなし。あれ?飲酒は?かかりつけの薬剤師さんなので気軽に確認してみる。聞いたら負けだと思いながらも。

「医師には薬を飲んでいる期間はお酒は控えてくださいと言われたんですが、もし飲んだらどうなっちゃうんですか?」

こんな間抜けな質問にも真摯に答えてくれる。

「お酒は禁止事項ではないはずですよ。エビデンスあったかな?念のために製薬会社に確認してみますよ。」

意外な回答だが、そこまでして飲みたいわけでもないので確認は不要と申し出る。

「とにもかくにも1週間忘れずに飲み続けてくださいね。それに尽きます。」

と何度も何度も言われて終わる。もう十分伝わりました。

処方されたのはボノサップという薬。
箱の大きさに驚いたが開封したらまた驚いた。
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一回に飲む量が多い!しかしこの包装はとてもわかりやすい!朝と夕に飲む量がよくわかるし、飲み忘れも防げそう。この形式だと直感的にわかる。細かい工夫に感心。
ボノサップは強そうな名前の通りピロリ菌だけでなく胃にも負担をかける薬なので別途ビオフェルミンも処方された。しばらくは本当に薬三昧になりそう。変なところで後悔したくないので断酒もする予定。1週間はしっかりとピロリ菌と向き合おう。

 

おわりに。

今後のスケジュールを医師に確認すると、

  1. 薬を1週間飲み続ける
  2. 飲み終わってから1か月後に便検査
  3. ピロリ菌除菌に成功していれば終了
  4. 除菌失敗ならば再度服薬
  5. それでもダメなときは要相談(3回目は保険適用外らしいので)
  6. 除菌が成功していても半年~1年後に胃カメラ検査で確認

とのこと。幸いなのは大嫌いな採血ではなく便検査で除菌確認ができるということ。痛くないのはありがたい。ただ、半年から1年後に再び胃カメラ検査というのは気になる。鎮静剤で寝ている間に終わるからまあ良しとするしかない。
「ピロリ菌、恐るるに足らず。」とご機嫌のまま新年を迎えられるように薬をしっかり飲んでいきます。