はじめに。
モデルナアームを手に入れてから早一か月。
モデルナアームをVer2にアップグレードするタイミングがやってきた。ワクチンに関しては副反応、とりわけ2回目接種後の副反応が巷で話題になっている。個人差が多分にあるのであくまでも私の場合であるのだが、まさかのブースター接種時の為、新たなパンデミック時の為の備忘録として書き置いておく。
尚、私が接種したのはモデルナ製ワクチンです。
接種直後の様子。
今回も前回同様に昼食後の14時に接種。必要書類をさっさと書き、片腕を出して待機。柔術を続けていてよかった。マッチョからは程遠いものの中年ならではのブヨブヨでもガリガリでもない程よい肉づき。待ち時間に腕の筋肉を確かめては悦に入る馬鹿な私。
前回の経験で針が刺される部位、タイミングは理解している。全集中、針の呼吸。痛くない、痛くない、ほ~ら痛くない。接種後はアナフィラキシーショック対策として待機所で15分待機。今回も大きな問題なし。安心して会場を後にする。
当日の様子。
病は気から。気持ちの問題だと思うが、心なしか注射された箇所を中心に腕が早くも重くなる。しかし、事務作業には問題ない。気になると言えば気になる程度。そして今回も19時半ごろから副反応が出始める。腕が一気に重くなり前回同様にあがらなくなる。もちろん肘もまげられない。しかし前回の経験があるので特別に驚くこともなし。「来た来た~」と楽しむ余裕がある。左腕に負荷をかけることなく右腕を使用していけば問題なし。今日くらいはさっさと帰りたかったが繁忙期中なので22時過ぎまではやりきって退社。
一回目はここからがつらかった。就寝しても夜中に痛くて目覚めてしまうくらい。同じ轍は踏まない。ドリエルを飲み、朝までぐっすり大作戦を決行する。尚、就寝時の体温は37.2℃。ワクチンの野郎、徐々に暴れだしてやがるな。
翌日(接種2日目)の様子。
ぐっすり大作戦は大失敗。ほぼ眠られず。腕の痛みはそれほどではなかったのだが体が熱い。それなのに寒気がする。そして何故か足が重くて痛い。この足の痛みは初めて味わう感覚。例えるならば時代劇の拷問で見かけるあれ。正座させられて両ももの上に重い石を載せられる石抱責をくらってるかのよう。ただ仰向けになっているだけなのにももが圧迫されているようで重くて痛い。もうつらいったらなんの。少なくとも3時まではラジオ聞いていた記憶があるし、4時半にはつらくて目覚めてしまったので1時間ちょっとしか眠られなかった。
そして絶賛繁忙期中の当部署。ワクチン接種翌日なので出社は免除されたが仕事はあるので在宅せざるを得ない。体がほてってしかたないが背に腹は代えられない。それにここで寝たらきっと起きられない。結局、勤務時間を変更して5時~13時と超早番で業務開始。さっさと仕事を終えてさっさと寝てやる。
起床時の体温は37.9℃だったが用意していた解熱剤を飲むことで徐々に緩和されて9時頃には37.4℃まで下がっていた。腕と足の痛みは相変わらずだが在宅PC作業には支障なし。だましだましで仕事を進めていく。13時に仕事をやり終え、昼寝するとすっかり回復。36.2℃と平熱以下まで下がる。元気が出てきたので散歩がてら外でラーメンを食べて気分もリフレッシュ。すっかりさよなら副反応だとばっかし思っていた。
しかししかし、夕食を終えると急にぶり返し出す。体内でワクチンとの一進一退の攻防が繰り広げられているようだ。一気に体温が上がり37.8℃。頭痛もしてきた。束の間の休息をありがとう。あまりにもつらかったので20時にはさっさと就寝させてもらう。
翌々日(接種3日目)の様子。
さすがに3日目は大丈夫だろうと思っていたが今度の敵は本当に手ごわい。朝から37.4℃。微熱。しかし37.5℃以下なので当社ルールでは出社OK。薬を用意して出社する。3日目となっていたので腕の痛みも足の痛みもだいぶ緩和されてきている。慣れもでてきたので痛みを感じない程度の可動域で動かせば問題なし。あとは発熱だけ。昼はウィダーインゼリーを飲んだらさっさと仮眠室で仮眠。熱で体がほてっている以外は問題ないのでいつも通り仕事をして21時頃に退社。帰宅したらさっさと就寝。もう勘弁してください。
翌々々日(接種4日目)の様子。
まさかここまでひっぱるなんて。発熱なし。腕も足も痛みなし。ほてりもなし。しかし、朝から頭痛が続く。寝すぎて頭が重いだけのような気もするが立ち上がるのもつらいほど。薬飲んで昼まで布団で過ごす。昼食後に再び薬を飲んだらようやく、ようやく回復。元気に子どもと遊ぶ余裕も出てきた。これをもってようやくイクオ2.0へのバージョンアップが終了となった。
おわりに。
接種5日目になってようやく朝からすっきりとした目覚め。子ども達と一緒に公園にも行けたし、ブラジリアン柔術もたっぷりと楽しめた。つくづく健康って大切。
仮面ライダーのように正義のヒーローが苦痛に耐えながら超人的な力を手に入れていくのはこのような感じなのだろう。よくマンガで見る、両手両足を縛られた状態で何かの液体を注射され、三日三晩うなされて目覚めたら超人的な力を手に入れているあれ。そういえば何だか力がみなぎっている気がする。きっと今は自由に空もとべるはず。
接種2回目の私の副反応をまとめると、
〇 発熱(最大37.9℃)、頭痛、寒気、腕の痛み、太ももの重みと痛み
X 倦怠感、関節の痛み
かかったことがないので単純比較はできないが、同僚に話すと「それってインフルエンザの症状と同じですね。」とのこと。よってインフルエンザにかかったことがある人はそれを思い浮かべていただくと想像しやすいかもしれない。
何はともあれこれでワクチン接種も無事に終了。3回接種となったらどうなることかと考えると膝がガクガクと震えてくる。ブースター接種がないことを願いながらおとなしくオリンピックをおうち観戦していきます。
尚、今回の副反応もあくまでも私の個人的な反応ですのでご注意を。私の周囲を見ていても個人差が多分にあり、副作用は人それぞれであると実感しています。