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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

初めての胃カメラはびっくりするくらいに楽でした。

はじめに。

先日めでたく40歳を迎えた私。軽い気持ちで区の胃がん検査を受診。健康には自信がありありだったが結果はまさかの要精密検査。内視鏡検査を受診せよとのこと。とにかく「つらい」「苦しい」と悪い事しか聞かない胃カメラ。もう最後通知を受け取ったかのように暗い気持ちであった。ちびまるこの世界で言う「ガーン」ってやつ。
さてどこで受診すべきか。困った時は保育園ネットワーク。地元の集合知パパママネットワークを駆使して受診すべきクリニック検査を見つけ、胃カメラ受診までの手はずを整えたのだった。

 

www.iqo720.tokyo

 

胃カメラ受診の流れ。

とにかく苦しいのは嫌な私。そこで鎮静剤ありきのクリニックにたどり着いた。これなら注射の痛みさえ我慢すればあとは眠っている間に終わっているはず。
検査の流れはこのような感じでした。

前日 
21:00 食事終了。検査終了まで食事は禁止。胃の中を空にする。水は飲んでもOK。さっさと就寝するも緊張しすぎて4時には起きてしまい布団のなかで紋々としていたのは内緒。

当日
7:30 水分補給終了。検査終了までは水も飲んではダメ。どうしてもの時はうがいで我慢するようにとのこと。

9:15 受付及び検査準備。体温と血圧を測り問題ないことを確認。胃の動きを抑える薬を飲んで横になる。

9:30 いよいよ検査開始。横になったまま鎮静剤を注射される。「眠くなったらそのまま寝てくださいね。」と言われる。緊張してドキドキが凄かったので薬が効くのか不安だったが、何秒間我慢できるか闘おうとしたものの注射されて30秒も経たずに夢の中へ。

9:45 検査終了。起こされて目が覚める。胃カメラされたことは全く気がつかず。本当に気がついたら終わっていた。パワーナップ後のように目覚めも快適。

~11:00 意識がはっきりするまでそのまま横になって待つ。気分が悪いことも不快感もなし。気持ち的には今すぐ起きられる。手持無沙汰なので日経新聞を読んでいたがそれくらいに意識は覚醒していた。

11:15 胃の内部の写真を見せてもらいながら説明を受けて終了。

当日の禁止事項は車の運転と飲酒くらい。仕事に関しては午後から出社しても問題ないが、人によってはフラフラする人もいるので気をつけるようにと注意を受けていた。私は念のために公休振替で大事をとって会社を休むことに。せっかくの休みなので柔術に行きたい気持ちがムズムズしていた。しかし先生に相談するとケガのリスクがあるので安全のためダメとのこと。そりゃそうだ。公道ではなくランニングマシンの上を走るだけなら事故の心配なく安全かなと思い、「ジムはどうでしょうか?」と恐る恐る聞くと「そういう問題ではないんですよ。無理せず安静にしていましょうね。」と諭される。すみません。わがままばかり申し上げて。

 

検査結果は持ち越し。

肝心の検査結果は2週間後に持ち越し。ただし胃の中を見た限りでは重大な事はなさそうとのことで一安心。しかし内部に微妙な凹凸があったので念のために組織を採取。正式な結果はその分析次第とのこと。あと2週間はちょっとだけ不安な毎日を過ごすことになるが、たとえガン細胞だとしてもごく初期なので深刻に考えなくても良いと言われたので気楽ではある。

ただしナツオ@小2は私の胃がんの再検査だけで相当深刻になっていたのであと2週間は私以上に不安になっていそう。私の父の死因ががんだったので「がん=恐ろしいもの」という認識が完全にできあがっている。ナツオにとって初めて死を認識したのが私の父だったのでとにかく怖いのだろう。遺体が火葬されて骨になって出てきた時には吐いてしまっていたくらいだから。死という概念をもってくれたのはありがたいが、怖らせしすぎないように気をつけないと。

 

おわりに。

周りの諸先輩方からは「胃カメラはとにかくつらい、苦しい。」ともう何年も聞かされていたから恐怖でしかなかったが、鎮静剤のおかげで全く苦しい思いをすることなく終了して良かった。鎮静剤は手首付近と私にとっては初めての場所への注射だったが、看護師さんが上手だったので注射のちくっとした痛みも全くなし。最初から最後まで本当に苦しい思いすることなく終了。個人差があるので鎮静剤が全員に効くとは限らないものの私とは相性が良かった。すぐに眠気がやってきてくれたのであっという間だった。
内視鏡界の風神雷神と言えば胃カメラと大腸カメラ。とりあえず胃カメラは制すことができた。また一つ強くなった気がする。いつか受ける大腸カメラにも負けずに立ち向かっていきたい。