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月→土とバリキャリ勤務の妻と結婚した小心者の夫。2012年度に続き、2017年9月から5月まで2回目の育休を取得。育児ブログです。

ゐちご狩りと云ふはハッピーターンの如く事と見つけたり。

いちご狩りなめてました。

あれは貝合わせや歌詠みなどのように季節になったらその行為自体を楽しむもので、行為を行うことに意義があるものだとばかり思っていた。まさかこんなにも楽しくて美味しくて楽しいものだったなんて。まだまだ日本には楽しいことが溢れている。

はじめに。

春は狩りの季節。争いは決して好まず農耕民族のお手本のような私に対して狩猟民族の代表のような妻が呟く。「狩りがしたい。」と。花が咲き始め気分が高揚しているのだろう。「果物狩りがしたい。」と大衆受けしそうなテレビのお得企画に見事に感化されている。しかし、我が家には食べるの大好きなナツオ@5歳がいる。彼を一面の果樹園に連れて行ったらさぞかし喜び小踊りしながら食べ続けるのだろう。考えただけで愉快な気持ちになってくる。

ナツオが楽しめ、レンタ@1歳も楽しめる果物。そんなものがあればなと思いながら過ごしていた数日。パパ友と飲んでいると「この前いちご狩り行ってきたら家族一同大喜びでしたよ。」と教えてくれた。なるほど。いちごか。これならレンタも楽しめる。行った場所を聞くと神奈川県厚木市とのこと。こちとら相撲っ子ならず相模っ子。厚木のいちご農園ならば何件か思いつくし場所も想像がつく。そしてそんなタイミングを見過ごしたかのようにリクルートからいちご狩りのクーポン情報付のDMが届く。なんだよこのタイミング。いくらかキックバックもらっているのか。もうこれは行くっきゃないだろ。すぐにいちご狩りを予約したのだった。

 

今回体験したいちご園。

今回体験したのは神奈川県海老名市にある「武井いちご園」。


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海老名の名産完熟いちご【武井いちご園】

お勧めされた厚木市で探していたのだがハイシーズンが終了していたこともありなかなか日程が合わなかった。いちご狩りのハイシーズンが2月、3月だということもこの時に知ったのだが。純粋に「いちご狩り」で検索すれば該当するところもたくさんあるだろうが、何せ今回はじゃらんネットのクーポンありきで探している。じゃらんが推薦してくれるところでなければ妻の決裁が下りないのである。

そんな中で見つけたのが「武井いちご園」。場所は海老名市の門沢橋付近。友人がいることもあり門沢橋には土地勘があるから迷うことはない。高校から大学にかけて何度も遊びに行った場所だから行けばなんとかなるはず。

 

今回の料金は35分一本勝負、

大人2名(@1,500×2)+2歳以上1名(@1,000)=4,000円。

しかしここでじゃらんネットのクーポンが炸裂。クーポン割引が2,000円!よって実支出は2,000円。リクルートに大感謝。出費が2,000円ならば大やけどすることはない。苦い思い出となっても割り切ることができる。

私にとってのいちご狩りが30年ぶりということもあり、時代なのかこちらのサービスなのかはわからないが、体験前にいちごにつける味として、練乳、はちみつ、チョコレートから選べた。もちろんお代わり自由。妻もナツオもチョコに大満足でチョコしかお代わりしていなかったが他の味への変更も可能と思われる。

※上記の料金は時期によって変更があるので要確認です。

 

いちご狩りを楽しむ。

味を選んだらいよいよいちご狩りである。ナツオはハウスの中に入り無限のようにあるいちごを見て狂喜乱舞する。これだけでも来て良かった。
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いざ、尋常に勝負!

糖質オフ気味な私は味付けは選ばず。「なにも足さない、なにも引かない。ありのまま、そのまま。」である。

さて、冒頭でも述べたが正直なところいちご狩りをなめていた私。あれは出荷用の美味しいいちごを収穫し終えた農家さんが余っているいちごでインスタ蝿を呼び込む為のしかけだとずっと思っていた。土地の活用をしたい農家さんとリア充アピールしたい若者が共存しているからこそ成り立っているものだと。

しかしそんな愚かな考えはいちごを一つ食べた瞬間に消え去った。「なんだこの甘さは!」。思わず叫んでしまった。とにかく甘い。そんな甘いいちごがたくさん用意されている。これぞまさに狩り。狩りの名に偽りなし。気がつけば妻、ナツオ、私と三人ばらばらで無我夢中でいちごを食べている。


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ナツオなんてチョコレートといちごで口の周りがひどいことになっている。私は抱っこひもでレンタを支えながらの移動であったが、美味しさの前にはそんなつらさは感じず。そして小食のレンタもいちごを与えると美味しそうにばくばくと食べていた。

平日だということもあり、案内されたハウスには私達ともう一組だけだったのでゆったりといちご狩りを楽しめた。隣のハウスからも「このいちご甘い!」という叫び声が聞こえてきたのでハウスに関係なくどこも本当に甘いのだろう。

尚、ハウス内は当然ながらちょっと暑いもののミツバチが飛び交っているので(そんなに多くないし、小さい蜂ばかり)、長袖の方が何かと安心です。また、あまりの甘さと美味しさに子どもの洋服はひどいことになります。真っ赤なので軽くスプラッター状態。上着の着替えは必須です。

 

ハッピーターンの法則を発見し、これでもかと楽しむ。

普段果物はあまり食べず、またブフェレストランに行ってもそこまで食べない私。「もとをとる」という発想が苦手なのでいつも妻と喧嘩になってしまう。食べ放題に行くとどうしても「もとをとる」という思想に襲われて食べたいものではなく原価率の高いものを追ってしまうのでそもそも好きではない。食べたいものを適量だけ食べればそれで十分である。しかしそんな私でもこのいちご狩りだけは違った。行く前までは10個~20個食べれば十分だろうと思っていた。しかし気がつくと余裕で30個は食べている。お腹はたぷたぷしてきたが、あまりの甘さに脳が欲している。なんせいちごを美味しいと思ったのは私の人生で片手もないくらいなのだから。

いちご初心者の私でもいちご狩りでたくさん食べていくうちにある程度は知識がついてくる。とんでもなく甘いものと一般的な甘さのもの。そして酸味が効いているもの。おおざっぱではあるが形や色からだいたいわかってきた。そして気がついてしまった。いちごを無限に食べ続ける裏技を。そう。悪魔の法則。別名ハッピーターンの法則である。

甘いいちごを4つ食べたら酸味のあるいちごを1つ食べる。世の中は何でも80:20で説明ができるのだ。この甘いとすっぱいの繰り返しで永遠にリフレッシュ効果が続き、とにかくいちごがたくさん食べられる。「味を変える為に練乳、はちみつ、チョコレートが用意されているのでは?」という率直な質問は無視することとする。私はこのハッピーターンの法則を偶然見つけてしまったのだから。もうそこからは手が止まらない。ひたすらいちごを食べていた。ケーキの上を含めても年間で5個もいちごを食べない私が35分で50個以上。後悔はない。あんなにも幸福な時間を味わえたのだから。朝食代わりにイチゴを3個しか食べない、女子高生のようなレンタでさえ20個以上食べてくれるほどの美味しさである。

 

おわりに。

私が楽しんだ以上にいちご大好きな妻子はとにかく楽しんだ。いちごは子ども目線の方が見つけやすいこともありナツオはとにかく大はしゃぎ。大きくて立派ないちごをたくさん採って食べていた。先週のタケノコ掘りでも感じたが収穫ってのは目の前に青果物、ではなく成果物があるから楽しい。楽しいから美味しいってのもきっとあるはず。

あまりにもいちご狩りが美味しかったので思わずお土産でいちごを買ってしまうほどだった。実際、いちご狩りは体験せずにいちごを買って帰るだけの地元民も多くいたのでやっぱり本物だろう。ナツオ初のいちご狩りであったが良いいちご園に巡り合えた。農家の方もとても丁寧で優しく感じが良かった。到着早々気分が悪くなったナツオを随分と心配していただいた。

ナツオはよっぽど楽しかったようで帰宅してからも興奮冷めやらず。「来年も行くけれど、来年になる前にあと2回は行こう!」と義母に報告していたくらい。

いい思い出になってくれて本当によかったよ。