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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

これで最後かと思いながらの自転車購入。

はじめに。

緊急事態宣言の再発令を口実に自転車を購入。緊急事態宣言によりお出かけできるのはせいぜい公園くらい。徒歩圏内の公園は走り回ることもできないくらいに狭いので本気で鬼ごっこするならばちょっと遠くまで行かざるを得ない。自転車があれば大きな公園に行けるし、自転車に慣れ始めた長男ナツオ@小2とサイクリングができるかもしれない。つまらない世の中を少しでも楽しくする為ならばただの出費ではなく投資である。私は結婚して新居への引っ越しのタイミングで自転車を廃棄していたので、今回約10年ぶりにMy自転車がやってきた。

キックボードは公道禁止です。

自転車がなければないでなんとかなるのが大都会東京。徒歩圏内で生活は完結するし、JRや地下鉄を駆使すればどこだっていける。リュックサックと筋肉があれば重い買い物もへっちゃら。走るのだって嫌いではないし。そんな状況であったが、ナツオが自転車に乗り始めると自転車でのお出かけが増えてきた。妻と二男レンタ@3歳は、ママ友にもらったお下がりの電動自転車。私はもっぱら走っていたが、たまにキックボードを使用していた。キックボードを使えば余裕で追いつける。
しかし、私の認識不足でキックボードは公道がNGだとは知らなかった。お恥ずかしい限り。昨年の秋にいつものようにキックボードでナツオを追いかけていると、パトカーに呼び止められる。まったく自覚がなかったので気がつかずに進んでいくとあっという間に追いつかれてお巡りさんより厳重注意を受けてしまった。
「キックボードは公道禁止です。今すぐ降りてください。」
平身低頭に徹する私。認識不足であることを申し上げて素直に謝る。
そして「自転車買おうかなと」と漠然と思ったのだった。

自転車を買うのもこれで最後かと考える。

自転車が欲しくなったものの賞与が半減になったこともあり、なかなか行動に移せていなかったが、緊急事態宣言が背中を押してくれた。具体的に調べ始める。

  • 消耗品だし、月に数回も使わないから安いモノにしよう
  • 月に数回しか使わないのだからどうせなら良いモノにしよう

相反する価値観が頭の中で対立する。どちらにしよう。その時にふと考える。

「もしかしたらこれが人生で最後の自転車になるのかもしれない」

振り返れば高校時代に購入した自転車はそこから10年以上使用した。安価なママチャリをほぼ毎日使用していたがそれでも余裕で10年以上乗れていた。となると、使用頻度が少なくなっている私が買う自転車は更に余裕で10年どころか20年は持つんじゃないか?学生時代と違って無茶な乗り方や遠出することもなさそうだし。今更サイズアウトすることもないからデザインの好き嫌いが生じてこなければいくらでも使えるだろう。40歳+20年以上=60歳以降もOK。となると今回購入する自転車が人生で最後に買う自転車になる可能性は十分にある。
「人生で最後の自転車」というコンセプト?が決まると迷いがなくなっていく。人生で最後だからをなんでもかんでも理由にできる。
どうせならば本当に欲しい自転車、乗ってみたい自転車にしよう。どうせ長い付き合いになるのだから多少値段はしても地元の自転車で購入して定期的にメンテナンスしてもらおう。私にとっての自転車は「だいなぁみっく、ダイクマ~」やネットで安価に購入するものだった。どうせならばとにかく安く買おうと。しかし、長いつきあい前提という発想の転換で今回は安さを求めすぎずにショップありきにする。それでも高い買い物は性に合わないので近所の自転車屋を4軒ほどまわってその中での安さは求める。選択枝が多すぎると情報の渦に巻き込まれてしまう。

高校時代に憧れていたクロスバイクを購入。

購入したのは真っ青なクロスバイク。
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歳を重ねたということだろう。最近はやたらと昔欲しかったものを買い求めてしまう。ちょっと高いTシャツしかり、エアマックスしかり。高校時代は欲しくても手が届かなかったものが今ならば決断さえすれば簡単に買えてしまう。一番欲しかった時は羨望のまなざしでしかなかった。あの頃の自分に言ってやりたい。大丈夫。大人になったら買えるから。年齢不相応であることは否めないけれど。
自転車通勤するわけでも、サイクリングするわけでもないけれどどうせならば乗っていて楽しくなるものがいい。店頭でひとめぼれしてからちょっと考え、一週間後に再びお店に行って改めて惚れ直したので確信。これが欲しい。即決で購入。お店とも長い付き合いにしたいので長期の定期点検オプションにも加入。良い買い物ができた。

おわりに。

高校時代から今にいたるまで毎日家計簿をつけているくらいにお金に細かい私。学費のこともあったので学生時代は買い物も満足にできなかった。その反動が今来ている気がする。それでも買い物に大義を求めてしまうのは性分だろう。仕事や生活が便利になるもの、楽しくなるものならば投資と判断している。
今回「自転車を買おう!」と決めてからは使用頻度や価格を考慮して色々と計算しだしたものの最後は感性で決定。ネットにはネットの良さがあるがリアルにはリアルでしか伝わらない感性がある。自転車を見るたびに在宅勤務中の昼食休憩に週末のお出かけにどこ行こうかと楽しみが出てくる。しっかりと整備して末永くお付き合いしていきたい。