ボリショイサーカスってまだあるのね。
新聞屋さんから自由席の引き換え券をもらい、
せっかくなので親子3人でお出かけすることに。
サーカスなんていつ以来だろう。
私にとってはたぶん30年振りくらい。
サーカスというシステムがまだ存在することに軽く感動。
てっきり淘汰されているものだと思ってました。
この自由席引き換え券がなかなかのくせ者だということが調べるとわかってきた。
いわゆる、「釣り」だと。
この引き換え券プラス1,000円~で、
各種指定席券を交換できるシステムで、
そちら目的で引き換え券を配っていると。
しかも、やらしいことに自由席には限りがあるので、
早く並ばないとなくなってしまうらしい。
ネット情報だと土日だと2時間覚悟とのこと。
タイムイズマネー。
2時間も炎天下の中待ってられない。
プラス1,000円×3人で指定席Aを購入することに。
それでも、指定席との交換購入は一時間前から開始で、
売り切れ次第終了。
なので、一時間前のタイミングで会場へ。
一時間前に到着でもうんざりするほどの行列。
これだけでも並ぶこと45分。
開演15分前のタイミングでどうにか購入。
みんな一番安い1,000円のチケット購入かと思いきや、
見ているとプラス2,500円のアリーナ席への交換購入が多い。
これがボリショイブランドなのか、
東京への富の一極集中を表しているのか。
こんな状況なので、有料指定席とはいえ、
思い切り隅っこかかなり上の席かと覚悟していたが、
意外にもほぼ中央部分の席。
上の方ではあったが、程よい高さ。
むしろ、空中ブランコ等の動きを俯瞰できてちょうどよい。
そして始まったサーカス。
ピエロらしいピエロはいなかったが、
体操選手顔負けのバランス競技、
トランポリン、空中ブランコ、ジャグリング、
犬や猫のショーやクマの演技と目一杯。
ナツオそっちのけで大人は大盛り上がり。
会場の歓声も大人の驚嘆の声のほうが多かった気がする。
大満足のボリショイサーカスであったが、
ナツオの感想はいまいち。
暗くなって少し怖い部分があったのと、
空中ブランコ等の凄さがいまいち伝わらなかった様子。
あれくらいできて当たり前みたい。
あんなに凄いのに。
それでもナツオそっちのけで十分楽しめた。
ナツオもなんだかんだであの雰囲気を楽しんでいたし。
テレビではわからない生の興奮。
わからなくても感じてくれればそれでよい。
定価がかなり高いので、定価払ってまで行く価値があるかというと、
う~~~ん、、、となってしまうが、
1,000円×3の3,000円であれば十二分であった。