余命1ヶ月の覚悟を求められているものの、
意外と元気な父。
通話意外ならばスマホOKらしく、
LINE使っていろいろと連絡している。
驚いたのは自らHuluに契約していたこと。
病院生活満喫する気じゃないか。
はっきりとした余命は本人には伝えられていないものの、
治療不可で末期ということは知らされている。
そのために後々のことについては細かく伝えてくる。
まともに会話する機会などなかっただけに、どことなく新鮮。
会話やLINEでのやりとりを見ていると、
病人とは思えない。
ただ、それもこれも痛み止めとして使用している麻薬のおかげらしい。
ところどころに気弱な表情を見せるが、
ナツオに対してだけはイキイキとした表情をしてくれる。
ナツオは何もわからずに、
「イタイイタイ?でもね、びょーいんでチクッとすればだいじょーぶなんだよ。」
なんて言っている。
ドラマならばここで、父やら我々が嗚咽しそうだが、
そんなしんみりすることなく、
ただただ笑うだけ。
幸いにも間もなくシルバーウィーク。
動きやすくなってくる。
祖母を連れて行ったり、
母を連れて行ったりと忙しくなりそう。