早いもので父が亡くなって間もなく一年。
今年は最初の盆とのことで新盆であった。
しかし、新盆は人手がすごかったのでナツオはお留守番。
合同形式なので参加人数が多く、
事前に住職より最低限の人数でと言われていた。
実際に参加するとなんと400人オーバー。
開始20分前に行ったら既に満席で境内には入れず、
外でお経を聴くはめに。
後から聞いたら亡くなった人が100人以上とのこと。
そりゃ400人も集まるはず。
そんな新盆の翌日。
祖母と叔母が線香をあげに実家に来てくれた。
父の母、父の姉とは絶縁状態なので、
代わりに?母の母と母の姉が来てくれた。
祖母ももう93歳。
せっかくなのでナツオを連れていくことに。
「死」という概念がまだ怖いナツオ。
線香をあげるのは怖いみたい。
しかし、敬う気持ちはあるみたいで、
私の影に隠れて「な~む~」と言っている。
一応新盆の儀式は終了。
そして4人で食事。
ナツオの食欲に驚いている祖母。
ナツオと私で鴨南蛮とミニ丼セットを頼む。
しかし、鴨南蛮をひとりでたいらげるナツオ。
あげくの果てには、私のミニ丼も求めてくる。
そんなナツオを見守る祖母。
食べるだけで人を喜ばせられるのだから羨ましい。
93歳とはいえ、まだまだお店に立つ祖母。
ランチフェアでお得だからと言って、
豪快に中ジョッキの生ビールを飲み干す。
健康そのもの。
たらふく食べてご機嫌のナツオは、
叔母や祖母に質問に元気に答えている。
こうして祖母とご飯を食べていると、
夏休みの時期なんだと実感。
ナツオの為にもいつまでも元気でいてほしい。