妻の休日を利用して母を見舞う。
まだまだ電車は難しいのでナツオを妻に預け、久々に朝の通勤地獄を味わいながら実家へ。しかし、もう電車は無理。新宿からは下りなので座れたのが幸い。
実家の車を使い母のもとへ。
母は高次脳機能障害を患っており、ずっと施設暮らし。
仕方ないこととはいえ会うたびにせつなくなる。
母と再開しても会話が会話として成立しないところがもどかしい。
結婚式直前に倒れ、なんとか結婚式には参列できものの、おそらくもう記憶はないと思う。
会うたびに老け込む母を見ていくのもつらい。
そんな母でも「孫」という言葉には反応する。
会話が成り立たなくても、ナツオの写真を見せるとにっこりしてくれる。
孫の顔を見せれば奇跡が起きないだろうか。外出できるようになったら真っ先に連れていかなくては。