イクオ家に続いて義父母への宣言はどうだったのか。
基本的には妻を通して出産前から既に話がいっていた。
そのため、改めての宣言はないものの、
何かにつけて確認されることが多かった。
やはり親世代から見るとまだまだ未知の世代なのだろう。
半信半疑なのもやむを得ない。
義母さんはとても好意的な反応。
これは、
・育児の大変さを身を持って知っている
・娘(妻)の仕事への想いをよく知っている
のが大きな理由だと思われる。
本音のところはわからないが、
理解を示してくれた。
義父さんはとても懐疑的な反応。
これは、
・世界企業なので昔からしょっちゅう海外出張しており
育児にはほとんど参加してこなかった
・偉い立場まで昇った人であり会社の仕組みを知っている
のが大きな理由だと思われる。
だから二人きりになると、
「ちゃんと職場に復帰できるのか」
「地方に飛ばされないのか」
「出世レースからは完全に外れるのか」
と心配してくれた。
育休取得後の今でも義父は冗談混じりに「出世が~」言ってくるものの、
一応の理解はしてくれた。
それにしても、この反応の違いが日本の高度経済成長の源な気がする。