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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

2017秋の箱根旅行。一日目、リ・カーヴ箱根他編。

一泊二日で箱根へお出かけしてきた。今回はイクオ家4人と義父母2人の総勢6人でお出かけ。神奈川県出身の私。実家から箱根までは車で1時間なので小さい頃からよく出かけてきた。祖母の家が小田原ということもあり、箱根はそのついでに出かけるところ、ドライブがてら行くところであった。その為にワクワク感はなかったのだが、妻及び義父母は久々の箱根ということもありとても楽しそう。イクオ家の家族旅行は原則イクオ家と義母でのお出かけだが、今回は数年ぶりに義父も一緒に参加。前回は義父母もまとめて一室だったが今回は何とかお願いして二部屋にしてもらう。これで堂々と部屋でも着替えられるし、お酒も飲めるし、夜中にトイレもいける。前回は一間に布団をギューギューに敷き詰めてだったので何かと気を遣ってしまっていた。

 

 

箱根までの道のり。

義父母にはロマンスカーで一気に箱根へ行ってもらい、我々は途中下車して弟家族から車を借りて箱根へ向かう。せっかく箱根方面に行くのだから特養に入居している母のところにも、小田原にいる祖母のところにも顔を出したい。

日曜出発だったので新宿からは急行でも座って行ける。庶民の我々にロマンスカーは高値の花。というかせっかくの旅行だしロマンスカーで行きたいのだが妻が許してくれず。のんびりと急行に乗ってまずは厚木へ。そこで車を借りて小田原へ一直線。道路がすいていたのでスイスイと走る。オダアツから眺める富士山は美しい。ナツオ@5歳は富士山を見て大興奮。雪化粧が不思議のよう。レンタ@9ヶ月も車酔いすることなくご機嫌。たまにはドライブも楽しい。知っている道なのでこちらも気楽。

順調に小田原に到着。祖母の家へ。93歳の祖母。それでも元気いっぱい。アポなしで訪問したこともあり、やたらと髪型や容姿を気にしていてかわいらしい。女性はいくつになっても女性なのか。二人の孫と対面して実に嬉しそうな祖母。たくさん話しかけていた。ただ悲しいかな。問題なく会話しているのだが、10分ごとに同じことを繰り返し質問してくる。「ナツオは保育園?幼稚園?どっちに行っているの?お友達はたくさんいるの?」4回は繰り返されたこの質問にきちんと向き合っていたナツオ。息子の成長を感じた。私はナツオの大人な対応に感心しながらも祖母との思い出が一気に蘇ってきてちょっとせつなくなってしまった。もっともっと顔見に来よう。孫の顔を見せに来よう。

 

箱根で義父母と合流。

祖母の家を後にして箱根へ向かう。宮ノ下の富士屋ホテルでお茶している義父母のもとへ。小田原からの道路も順調。箱根湯本駅周辺だけプチ渋滞だったがそこさえ抜ければ紅葉眺めながらの快適なドライブ。もうじき箱根駅伝だよな、今年はシード権を!なんて思いながら富士屋ホテルへ。富士屋ホテルは我々の結婚式の候補だった一つであり、式場見学以来の来館。近代的なホテルも素敵だがクラシックホテルも味がある。義父母と合流して今回の宿泊先である仙石原へ。尚、義父は初めてのケーブルカーだったらしくとても興奮していたらしい。車内で立ち上がるほどだったみたい。オトコってのは幾つになっても乗り物が好きなんだな。

 

リカーヴ箱根に宿泊。

今回の宿はリ・カーヴ箱根。

www.courthotels.co.jp

宮ノ下から車で20分くらいの距離。今回は観光していないが星の王子さまミュージアムや箱根ガラスの森美術館が徒歩圏内ととても近く、コンビニも歩いて5分の距離なので何かと便利なホテル。宿泊きっかけは妻が夕方のニュース番組で紹介されて心ひかれた為。妻のことだから抜群のコスパなのだろう。期待しながらチェックイン。

ホテルの設備・様子。

ほどよい大きさのホテル。とても大きいわけではないが小さいこともない。宿泊棟が2つに分かれているのでそこそこの大きさだろうか。ロビーにはセルフ式のウェルカムコーヒーが用意されており気軽に飲める。お土産売場も用意されていて古き良き温泉ホテルといったところ。ただし、建物は古くはないので哀愁漂うこともない。日曜の宿泊だったが駐車場は満車だったので稼働率も高そう。

宿泊した部屋は2ベッドルーム。いわゆる洋室でベッドが2つとテレビの前にソファーが用意されている。殺風景だが必要なものはすべてそろっているので不満はない。嬉しかったのは赤ちゃん連れと伝えていたのでベッドに転落防止のネットをつけていてくれたこと。細かいところだが気が利いている。ナツオにはキッズ用アメニティがセットされていた。自分専用のスリッパ、歯ブラシセットにご機嫌なナツオ。細かい配慮が嬉しい。

館内にはゲームコーナーがあったり、有料の卓球台、有料のカラオケボックスが設置されている。今となっては懐かしい日本の文化に出会える。おまけ程度だがキッズコーナーもあり、ナツオはそこで積み木で遊んだり絵本で遊んだりしていた。

チェックインしてナツオやレンタが義父母の部屋で遊んでいる間に私は徒歩5分程度のファミリーマートでお酒を買ってとりあえず晩酌。誰も飲む人がいないので部屋でちびちびやるしかない。

お風呂について。

お風呂は内風呂が4つくらいと外風呂、サウナ。おむつが取れていないと入浴できないのでレンタは部屋でお留守番。脱衣所が清潔で広いので気持ちがよい。お風呂大好きっ子に鍛えたのでナツオは脱衣所の段階でテンションがあがっていた。ジャグジー風呂、ヒノキ風呂を楽しんでから外風呂へ。ナツオと旅行話をしながらくつろぐ楽しいひととき。義母はナツオと一緒に入りたがっていたが、「オンナ風呂はやだ。」の一言で拒否されていた。せっかくの機会なのに。義父とはタイミングが会わずにこれまた一緒には入れず。旅行の時くらい義父母と入ってもらえれば私もひとりでのんびりと入浴できるのに。これでは私がナツオをそそのかしているようで胸が痛い。ナツオに慕ってもらえるのは嬉しいんだけど。

食事について。

妻が楽しみにしていた夕食はブフェスタイル。17時30分からと19時30分からの二回制。情報によると目玉はカニとお寿司で食べるべき隠れた一品はアスパラらしい。妻から事前にレクチャーを受ける。私以外は誰もお酒を飲まないので夕食時はノンアルコール。お酒は部屋に戻ってからまた楽しむことにしよう。

目玉のカニだが、確かに目玉と言えるものだった。超絶立派ではないが、食べ放題にあるような小さくて細いカニではない。そこそこの大きさでしっかりと身が詰まって食べ応えは抜群。家族連れならば十分すぎるカニ。入場当初こそカニには行列ができていたがちょっと経てばすぐに空く。そして頻繁に補充してくれる。脚の部分はもちろんだが、ハサミの部分もしっかりと用意してくれるのでとても食べ応えがあった。カニ大好きの私はほとんどカニしか食べていない。もう一つの目玉のお寿司だが、ここは板前さんが希望に応じて握ってくれる。嬉しいのはとても子どもに優しいこと。板前のおじさん達が頻繁に声かけしてくれる。子どもの希望を聞きつつ、親に食べさせていいのか確認してくれたり、量を調節してくれたり。ホテルスタッフというよりかは板前さんな感じでとても気さく。並んでいる間も笑顔が絶えない。寿司の横には串揚げコーナーもあり、こちらも希望に応じて食べたいものを揚げてくれる。自慢のアスパラは絶対に食べるべき一品。大きなアスパラにお肉が巻いてあるのだが食べ応え抜群な大きさでとても美味しい。味皇も海原雄山もきっと納得していくれるはず。カニはどこでも食べられるが、あのアスパラはあそこでしか食べられないかも。それくらいに美味しかった。他にも美味しいものがたくさん用意されており、大満足の我が家。スープカレーもスパイシーでとても美味しかった。野菜料理がとても充実していたのも嬉しかった。アイスやスイーツももちろん完備。お皿の取り替えや料理の補充もしっかりとしており、食材だけでなく人件費もきちんとかけている印象。総じて大満足だった。いや~、アスパラは本当に美味しかった。今回は6人で訪れたが子ども用の椅子をそれぞれ真ん中に用意してくれていたのも嬉しい配慮。声かけしてくれてチェアベルトも貸してくれたし、本当に子連れに優しい。見渡せば家族連れがとても多かった。子連れには安心してお勧めできる。

 

淡々と夜は更けていく。

お腹いっぱい食べて温泉に入ったら後は飲んで寝るだけ。子ども達を連れて妻は義父母の部屋へ。せっかくの旅行。義父母だって孫と遊びたいはず。隣室から漏れてくるナツオの声を聞きながら独りで晩酌。コンビニで買った箱根の地酒をちびちびと。湯上がりでアルコールが回るのが早いのか、いかんせんせつなくなってくる。寂しい。何故に俺は家族旅行なのに孤独のグルメをしているんだ!今度は憤りがとまらない。悔しいのでふて寝。したタイミングで妻子が戻ってくる。レンタのオムツを換えろと。現実に戻される。よかった。まだ私は世の中に必要とされている。充実感に満たされながら赤子のオムツを交換。そしてそのまま寝かしつけながらみんなで就寝。旅行は楽しいな。

※二日目に続きます。