契約夫婦の我が家のルールに先週よりあらたな条項が盛り込まれた。
・夫は朝の四時に妻と代わって第二子の面倒を見ることとする。
というもの。
我が家は資本主義経済及び契約社会でまわっており、稼ぎのよい妻の意見が最優先かつ、基本的に家事等は「誰が何をする」という契約にもとづいておこなわれている。
もちろん、言った、言わないなんてナンセンスなことは起きないように各種内容についてはきちんと明文化されている。
レンタが我が家にやってきて早一週間。
まだ生後7日であり、忘れていたあの洗礼もやってきた。
3時間起きの授乳である。
ほぼ2、3時間起きにお腹をすかせては泣きだすレンタ。
もちろんそれに付き合うのは妻である。
しかし、授乳はともかく泣きだすのは心底つらいみたい。
また、4歳のナツオもいるので4人一緒に寝るとナツオが起き出してしまう。
そこで生み出したのが現在のシステム。
私と長男ナツオが寝室で就寝し、妻とレンタは居間で就寝。
そして、途中で交代するというもの。
当初は3時に代わってくれと頼まれた。
妻としては、3時に授乳→6時まではレンタのことなど関係なくぐっすりと就寝というプラン。
しかし、私にも仕事がある。
さすがに3時起きはつらいのでなんとかならないかと妻と交渉。
ちょっと熱くなってしまう2人。
「仕事があるんだから少しは寝かせてくれよ。そんなに代わって欲しければ明日から育休とらせてくれよ。」
そういえば「こっちだって寝てないんです!」と記者が言い返していた事件あったよな。そんな風に逆ギレされたらどうしようかと思いつつ本音がポロリ。
すると少しだけ理解してくれたようで「この人だって仕事頑張っているんだよなぁ」というような憐れみの目を注いでくれた。
そして、1時間の猶予を与えてくださり、4時交代となった。
?待てよ。
今思えば交渉巧みな妻のことだからここまで考えてのプランな気がしてきた。
しかし、そんなわけで4時起きの生活が始まって一週間経過。
毎日4時になったら妻に起こされて居間へ。
そこからレンタと2人きりで過ごす時間が始まる。
当初は、これで今日から朝方人間だ!
録りだめしているテレビ見て、読書もして、ブログだって毎日更新してやるぜ!
なんて思ってた。
決して子育てなめてたわけではない、ただ忘れていただけだ。
そう、赤子は一筋縄ではいかないことを。
生後一週間にして朝方人間のレンタ。
4時の段階で目はギラギラ、声はフニャフニャ。
抱っこをしないと泣き出してきやがる。
抱っこしてご機嫌になり、ウトウトしたタイミングで布団に下ろすと即泣きだす。
どれだけ高性能なセンサーが着いているんだ?
「置くと泣く」というのを久々に思いだした。
結局、これまでのところ毎朝4時に起きてはひたすら抱っこ。
ブログの更新はおろか、読書すらできやしない。
まあ、4時から7時まで電気もつけずに3時間みっちり向き合えてると思えば貴重な時間か。
こうして親子の絆は生まれてくるはず。