休日出勤の代休を使って祖母のもとへ。
ナツオとの歳の差、90歳の祖母。
お正月に行けなかったのがずっと気がかりであった。
91歳の祖母であるが、病院生活にも隠居生活にも程遠く、
まだまだバリバリ働いている。
と言っても、小さなお菓子屋さん。
祖母曰く、ほとんど儲けはなくトントンか赤字とのことだが、
お客さんとの会話やお金の計算をしてボケ防止だと思えば
安いものとのこと。
なるほど。
そういう考えもあるのか。
そんな祖母のお店にナツオを解き放つ。
「お菓子」という概念はまだないと思うが、
たくさんのモノがあるということで
テンションあがりまくりのナツオ。
小さなバッグを持って店内をウロウロ。
そして、手当たり次第にバッグにお菓子を詰め、
「アイッ!」
とレジに持ってくる。
いつの間にこんなことを覚えたのかとイクオは感心。
レジから見ると小さすぎて手しか見えないがそれがまた可愛い。
何度も何度もひたすら「アイッ!」と忙しそうなナツオ。
実にかわいらしい。
小さな歩幅のナツオと現役スイマーとは言え91歳の祖母。
一緒に歩くとちょうどよいスピード。
ご飯を食べるペースも同じくらい。
はたから見ると仲良しな二人。
父方の祖父が昨年に亡くなったこともあり、
祖母には元気なうちに、会わせられるうちに積極的に会わせようと思っていたが、
この分だとまだまだたくさん会わせられそう。
小学生のナツオ、中学生のナツオ、高校生のナツオ、大学生のナツオ…。
元気でいてもらわないと。