今日も妻はお出かけ。
取り残された男二人。
せっかくのいい天気なので、
友人に教えてもらった近くの公園に行くことにする。
「おこさま動物園」という愛称があるこの公園。
電車で数駅の距離なのだが、
教えてもらうまではまったく知らなかった。
パパママネットワークに感謝。
動物とナツオの絵になる触れあい光景を想像しながら、
電車で10分の距離を歩くこと45分。
住宅街の間に目的地を発見。
さすが東京。
とんでもないところから動物園が出てくる。
動物園とは言っても、
あくまでも「おこさま動物園」
ヤギ、羊、亀、ポニー、うさぎ、モルモット、なぜかフラミンゴ、
と可愛らしい小動物だけ。
しかし、嬉しいことに入園料は無料。
素晴らしき税金の使われ方。
公園の横に柵でかこまれたエリアがあり、
そこに勝手に入っていくシステム。
しかし、柵の中に入った瞬間は大人でもちょっと興奮。
奈良や宮島の鹿ように、柵の中ではわがもの顔で羊やヤギが闊歩している。
だが角はないので安全。
小さいエリアのなかにたくさんのヤギ。
さすがにポニーと亀は安全のために触れないようになっているが、
羊やヤギは触り放題。
管理がしっかりしているのだろう。
エサを求めに人に向かっていくこともないし、
子どもが触っても相手にせずにマイペース。
(触り方が乱暴だと飼育員のお姉さんに注意される。)
そんな中でナツオとヤギさんの初交流に期待するイクオ。
微笑ましい空気で包まれることだろう。
と思いきや・・・。
まったく興味を持たないナツオ。
喜びも恐怖もなし。
笑顔ふりまくなり、怖がる様子を期待していたのに。
まるで自転車や車が通過していくかのように、
目の前を歩いていくヤギにノーリアクション。
それよりも柵によじのぼってご満悦の様子。
あまりにもむなしいので、ナツオを抱えて強引にヤギのもとへ。
そして、ヤギに触れさせるも興味なし。
ヤギに触った視線でそのまま落ち葉で遊びだす始末。
シャッターチャンスを逃すもなにも、
シャッターチャンスが発生せず。
まだ1歳2カ月。
「動物」という概念がないのだろう。
そう自分を納得させる。
しかし、この施設は穴場で素晴らしい。
自然と動物達と触れあえるし、
連休の中日なのに混雑しておらず、
安心して遊ばせられる。
それになにより「無料」というのが嬉しい。
ちょくちょくお世話になりそうです。