今日は育児ひろばでのクリスマス会。
午後出勤の妻と一緒に参加してきた。
いつもはイクオとナツオの二人での参加。
なので、妻が来たというだけで、
「あなたが、ナツオくんのお母さん!?」とスタッフや常連さんに挨拶される。
イクオなりに頑張っている(?)ことを妻に証明できた。
そして、夫婦の円満ぶりをみなさんに説明できた。
クリスマス会の内容は、「ジャックと豆の木」の演劇鑑賞。
会場は熱気に包まれていて40人くらいは集まっていた。
久々にナツオよりも小さいと思われる子どもにも遭遇。
まだ5カ月なのに、3カ月くらいの子どもをもう懐かしく感じてしまう。
30年近くぶりに「ジャックと豆の木」を観ると懐かしさがこみ上げてくる。
昔はただ単純にストーリーを楽しんでいたが、
大人になって文化人類学や民俗学関連の本を読むようになった今は、
「にょきにょきのびていく豆の木は何を表わしているのか」
「金のたまごやハーブは何の象徴なのか」
なんて本筋から離れたことをやみくもに考えてしまう。
童話ほど頭を使うストーリーはない!
まだなにもわからないナツオは、そんなイクオも劇も無視して、
膝の上でスヤスヤお昼寝。
ぐずらずに大人しいだけよしとするか。
子ども達を見まわしてみると、これからクライマックス!なところで、
ちょっと飽きだしている模様。
途中途中で歌を混ぜたりと工夫されているが、
30分が限界みたい。
そんなこんなで劇が終了し、今度はサンタさんが登場すると、
予想通りカオス状態。
覚醒したかのように立ち上がりサンタコスプレしているおじいさんに群がる。
実にほほえましい。
そして、サンタさんがプレゼント袋を取り出すと中からたくさんのおもちゃが。
とは言っても、誰かにあげるわけではなく、このひろばへの寄付。
「これは育児ひろばへのプレゼントだよ。みんなで遊んでね。」
なんて言いながら、プレゼントを一つ一つ紹介して施設のスタッフに渡していく。
どっかにスポンサーでもついているんだろうかってくらいに
プレゼントを一つ一つ丁寧に説明していく。
それとも、サンタさんが実は区長で予算実行されたモノを確認しながら
施設に渡しているのだろうか。
と、キラキラした子どもたちを無視してついつい考えてしまう。
その後は、全員にお菓子のプレゼント。
日本語を流ちょうにしゃべるサンタさんは大人気で写真撮影の嵐。
しかし、ナツオは相変わらず昼寝。
クリスマスの持つ力を今日は様々と実感。
平成になっても、21世紀になってもクリスマスは不変らしい。
来年からはこんな我が家にもサンタがやってくるのだろう。