Call me Iqo.Pls!

月→土とバリキャリ勤務の妻を持つ小心者の夫。2012年度に続き、2017.09.01より二回目の育休取得中。育児ブログです。

保育園送迎時に見る子どもドラマ。

保育園の送迎時の子どもの対応が楽しすぎて毎回笑ってしまう。

保育園の送迎を両方とも担当となり1ヶ月。送迎時のわずかな時間だけでも子どもそれぞれに合わせたリアクションで私を楽しませてくれる。

発表会はもちろん保護者会にも有給使用して参加しておりナツオ@5歳児の学年の子とは全員顔見知り。親同士も仲が良く父子でひんぱんに遊んでいるので気軽に話しかけられる子どもばかり。

送迎を始めた当初は「なんでなっちゃんのパパが毎日来るの?」と言ったジェンダー論を投げかけてくる子どもや「スーツじゃないと会社で怒られちゃうよ。」なんて昇進の心配をしてくれる子どもが多かった。しかし、1ヶ月経つと「来たな!この馬鹿親父!」なんて乱暴な挨拶をしてくれる子どもも出てきた。

こちらも余裕があるので挨拶時には元気よく「こんにちは~。」と入り、入口付近にいる子には「よっ!」とか「○○くんかっちょいいな!」「●●ちゃんは今日も可愛い洋服だね!」なんて軽口を叩いている。と言うか、なんせ我が家での話し相手はレンタ@8ヶ月のみ。キャッチボールにならないので壁打ちする毎日。つまり会話に飢えているのである。忖度などなく直球で返してくる5歳児との会話はドッジボールのようであるがコミュニケーションできる喜びがある。

 

そして1ヶ月も経つとだんだんと園児達の人間関係も見えてくる。こちとら養殖場のぬるま湯で育てられた養殖のヒラメサラリーマン。処世術だけでここまでやってきた。観察眼はあるつもりだ。

レゴで遊ぶグループ。折り紙で遊ぶグループ。お姫様ごっこで遊ぶグループ。ひたすら駆けているグループと多種多様。それぞれのグループがほぼ固定されて住み分けがされている。そして内緒の闘いグループも。

 

怪我防止の為に保育園では禁止されている闘いごっこ。オフィシャルではないが「日曜はなるだけ仮面ライダーや戦隊者を見せないでください」と先生に雑談で忠告されるほど。日曜のテンションで月曜に来られると男の子同士がカオスになってしまうからみたい。六本木が嫌いなのか、それとも汐留、赤坂、お台場あたりから園にキックバックがあるのか。しかしそんな忠告など聞くわけがない5歳児。リアルタイムでニチアサを見て月曜からテンションMAX。送りに行くと園庭の方でこそこそと遊んでいる集団発見。確実に先生の死角。「何やっているの?」と聞くと「しーっ。闘いごっこだから内緒だよ。」そう言いながら激しく闘いごっこ。見ている限りは一方的ではなく対等であるがなかなか激しいキックとパンチ。そして闘う男どもの横には女の子が。この図はローマ時代から変わっていない。女の子数人がちょこんと座って「●●くんがんばって!」「■■くんいけー!」なんてこしょこしょ声で熱く叫んでいる。おいおい、ここはコロッセオかよ。なんてつっこみながら「ほどほどにしないと先生に見つかっちゃうよ。」と囁く。

 

ある日は、お迎えに行くと大人用のスカーフを利用して女の子同士が仲良くお姫様ごっこ。スカートの様に腰にまいて鏡の前ではにかんだり互いに見せ合ったり。ドレスの様に着こなす子どももいて実に可愛らしい。するとその中にナツオとも仲良しのマサくんが。ドレスのように綺麗にまとい、鏡の前でチェックしている。「マサくん、お洒落だね!」なんて声をかけるとはっとしてふり返る。そしてもじもじ。「おかーさんには内緒にしてね。」と一言。「もちろん。でも綺麗に着こなすね。」なんて褒めると嬉しそうにしている。帰りながらナツオに聞くといたって普通の光景らしい。一緒に走り回ったりもするけれど、女の子とドレスアップしてままごとすることもある。別に普通のことなので誰も何も言わないとのこと。多様性万歳。ナツオ曰くマサくんはファッションリーダーとのこと。ファッションリーダーか。かっこいいな。

 

色々な人間ドラマが垣間見えるので保育園の送迎は密かな楽しみである。そんなドラマに先週のお迎え時に巻き込まれてしまった。

お迎えに行くと廊下に女の子が。朝の時間が一緒になることの多いななちゃんだった。いつものように「こんにちは。ななちゃん。元気に遊んでいる?」と挨拶。

すると突然駆け寄るななちゃん。そしていきなり腕をとり「なつおくんのパパ大好き!」と大声で叫ぶ。いかんせん大人と5歳児。身長差がある。腕をとった図がはたから見ると腕にほおずりしている様。周りの視線が痛い。タイミングってのはどうして悪い時にかぎって重なるんだろう。私に気づいて声をかけようとした担任の先生。巡回中の園長先生。そして同じタイミングでお迎えに来ていたママさん。みんなの視線が突き刺さる。そして「えっ?」という声が聞こえてくる。あぁこんなドラマあったな。BGMカモン。うん、Be-Bの「憧夢〜風に向かって〜」かC-C-Bの「Romanticが止まらない」あたりがいいんじゃないかな。

色々なドキドキが止まらない。そんな誤解ぜったいにあるわけないのに自意識が邪魔をする。大人達の手前つい口調が厳しくなってしまう。「こら!大人にそうやっちゃだめでしょ。女の子なんだから。もう、ダメだよ。」。今思い返してもわけがわからない。何がダメなのか伝わらないので、こんなこと言われてななちゃんも戸惑っただろう。しかし私は必死だった。必死で腕を振り払い、ななちゃんの頭をなでながら何事もなかったかのようにナツオを迎えにいく。担任の先生に「困っちゃいますよね。へへへ。」なんて言いながら。

まったく女性ってのは誕生した時からオンナなんだな。魔性の力をもってやがる。大人をからかうなんて実にけしからん。女性にそんなことされたの初めてだったからドキドキしちゃったじゃないか。

 

送迎の短い時間にも多種多様なドラマがあるので毎日が楽しい。