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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ナツオ★もうすぐ6歳の誕生日プレゼント。

はじめに。

明日ナツオ@5歳は6歳にレベルアップする。

ますます生意気になってきてはいるもののまだまだお父さん、お母さん大好きっ子。すくすくと成長してくれている。

そして誕生日と言えばプレゼント。プレゼントに関しては毎年ひと悶着ある我が家。

 

www.iqo720.tokyo

 

果たして今年はいったいどうなるのか。

誰も気にならないだろうけれど、今年の誕生日プレゼントはこんな予定です。

 

我が家(主に妻)の基本方針。

そもそもの大前提としては誕生日であっても無駄遣いしたくない、モノを増やしたくないというのが大株主の妻のご意見。よって場所をとるし、すぐに飽きるし、安くないしということで基本的にはおもちゃはダメ。私に言わせれば誕生日くらいは好きなものを買ってあげたいと思うのだがそれは許されない。その為に誕生日、クリスマス問わずプレゼントといったら実用品というのが我が家の決まりごとであった。保育園の通園用リュックやら自転車の転倒防止用サポーターやら。ナツオが望んでいないものばかりなので毎回ナツオの「これじゃない感」満載の顔を見るのがつらかった。ただの好意の一方的な押し付けである。そして予想通り今年も基本路線踏襲。やっぱり実用品スペシャルなのである。

 

祖父母(妻の両親)より。

祖父母からは柔術着をプレゼント予定。ナツオはまだ年長さんなので柔術は柔術着なしで行っている。マウントやバックの攻防をしつつも柔術着がないので関節技や締め技はなし。しかし私としてはそろそろ本格的に柔術をやって欲しいという強い思いがある。柔術の先生からは本格的にやってももう大丈夫とお墨付きをもらっている。あとはナツオがその気になるだけ。本人は小学生になったらと言っているので悠長に待っていても良いかなと思っていたのだが、せっかくの機会。まずは形からということで妻の意見により柔術着を購入してその気にさせることに。柔術着は習い事に必要な備品の範疇なので普通に買おうとしたら妻にびしっと言われた。「誕生日プレゼントとして母にお願いしておく。」。この策略により祖父母からのプレゼントは柔術着で決定。ポイントはここまでのくだりにナツオの意思は反映されていないこと。本人は小学校入学のタイミングと悠長に構えている。しかし、それを先どってまずは柔術着を購入して強引に着させる。はてさて吉と出るか、凶と出るか。かわいい孫の望んでいないプレゼントを購入せざるを得ない義父母もちょっとかわいそう。ナツオが望むものをプレゼントして孫の喜ぶ顔を見たいだろうけれど、それは妻が許さない。

しかし、まだその気になっていないナツオであったが柔術着の話を強引に進めていくと興味を持ち出してきた。ここからは私の出番。

「おばあちゃんがナツオの誕生日プレゼントに柔術着を買ってくれるって。どの色がいいかな。お父さんと同じ青にする?それとも黒の方が目立ってかっこいいかな?」

一方的にモノを与えるのではなく選択権を与える。ナツオに主体性を持たせて自分で選ばせるとその気になってくれる。なん着か試着をしていくうちに気持ちものってきたようだ。そしてナツオの意思により黒の柔術着を発注することにした。

結果的にナツオが選んだこともあり、これでがっかり感はないだろう。何事も伝え方が9割である。

 

両親(我々)より。

我々からのプレゼントは保育園の通園用リュック。年長さんになり、お友だちのリュックも大きく立派なものになっていった。それに比べてナツオが現在使用しているリュックはだんだんとボロボロになってきた。春頃からそろそろ買い換えかなと思っていたのだがさすがは妻。誕生日までちゃんと計算していた。どうせ買うならば「誕生日」という名目が一番。そこに本人の意思はない。7月になってからプレゼント候補としてのリュック探しが始まる。アウトドアブランドが好きな私はせっかくなのでしっかりしたものを購入しようと張り切っていた。ホグロフス、ドイター、ジャックウルフスキンなどのブランドを中心に目立つデザインのものを。父子でお出かけする時のことを思いながら、今年も高尾山登山したいななんて想像しながら。ある程度候補も決まり、あとは購入するだけのタイミングでアマゾンプライムデーが始まる。お得品を求めてアマゾンパトロールしていた妻がお得なリュックを発見。しかもタイムセールで格安。当初予算の3分の1という価格で。私が望んでいたアウトドアブランドではなく、アマゾン界では有名なブランド、らしい。全く聞いたことのないブランド。ただし評価はすこぶる良い。しっかりとした製品に間違いはなさそう。う~ん。本当は父子でかっこよくリュック背負ってお出かけしたかったんだけどな。「公園で見かけたナイスな親子」なんてスナップ撮影されたらどうしようかなんて妄想までしていたのに。しかし獲物を見つけてしまった妻はもう動かない。この決定は覆りそうにない。レビューを読んでいる限りではデザイン、使用感に問題はまったくない。まだまだ成長途中な5歳児にとってはリュックは消耗品かと割りきる。となると、あとはナツオにいかに喜んでもらえるかだ。どのデザインがいいかナツオにじっくりと選ばせる。所詮は5歳児。ブランドに興味あるわけがない。かっこいいかかっこよくないかだけ。しかしどのデザインもかっこいい。ナツオもまんざらでもなさそうでじっくりと写真を見て選んでいる。これまただんだんと気分がのってきたようど「ちゃんと誕生日までに届くかな。早くこれで保育園行きたい。お父さんとも一緒にたくさんお出かけしたくなってきたな。」なんておべんちゃらまで言い出す。じっくりと悩みに悩んでようやく決定。私も一緒に見ているうちにまんざらでもなくなってきた。なかなかいいんじゃないか、これは。さすがは妻。見る目がある。購入を終えてからもナツオはそわそわ。早く届くことを楽しみにしてくれている。これまたがっかり感なしで誕生日を迎えられそうである。

 

叔父(私の弟)より。

夫や祖父母はコントロールできてもさすがに私の家族にまでは妻の力は及ばない。誕生日にひとつくらいは本当に好きなものをプレゼントしてやりたいというのが親心。いや、人として当然の想いか。そこで今年も私の母からという名目でナツオが本当に欲しいものを買ってあげる予定。世間的には親、互いの祖父母からの合計3つがプレゼントされることが多い時代。ひとつくらい好きなものをあげても過保護ではないだろう。

父はもう亡くなり、母は高次脳機能障害で施設暮らしなので名目は私の母からであるものの実質は私の弟からとなる。先日、弟夫婦に会った時におどおどしながら希望のおもちゃを伝えていた。「僕の誕生日にはシンカリオンのシンカギアをください。」と。

 

プラレール 新幹線変形ロボ シンカリオン シンカリオン超進化マスコン シンカギア

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弟にいじわるで「は?なにそれ?」と強く言われてもめげずに返答していた。「シンカリオンのおもちゃで音が鳴ってかっこいいやつ」と。おどおどしながらもしっかりと伝えて満足気のナツオ。よっぽど欲しいのだろう。誕生日プレゼントは形だけでも私の母から直接渡したいので誕生日を迎えても会いに行くまでしばらくは渡せないが、もうもらった気まんまんでいる。テレビで見かけるたびに満面の笑顔で嬉しそう。そうだよ。やっぱり子どもはこうでなくっちゃ。早くおもちゃで思いっきり遊ばせてやりたい。

 

おわりに。

今年も安定の実用品祭りに違いはないものの、一方的な送りつけ商法ではないので喜んでもらえそう。ナツオにも参加させて選ばせていくうちにすっかりその気になってきている。「早くリュック欲しいな、柔術着楽しみだな」って。ナツオの頭の中はシンカギアでいっぱいであるものの、母のところにまで行かないともらえないのをわかってくれている。今はリュックとケーキのことが一番の気がかりみたい。

おかげで今年は安心して誕生日を迎えられる。誕生日でめでたい日だってのに「これじゃない感」満載のがっかり顔を見るのはつらかった。サプライズ気味に実用品を渡していたからたちが悪い。ワクワクしながら包装紙をあけたら2秒でがっかり。そんな誕生会ともようやくおさらばできそうです。

さてさて、当日はどうなることやら。ナツオのリアクションを考えるとこっちまでワクワクしてくる。