4月の人事異動に向けてバタバタしだすこの頃。
我が社の場合は二段階方式で、4月1日付で管理職級、4月16日付で一般職に辞令が出ることが多い。
ジョブローテーションが人材育成の柱になっているので部署をまたぐ異動は当たり前。
管理者と実務者の異動をずらすことで少しでも職場の混乱を防ぐのが目的らしい。
そんな中で上司たちに囲まれて育休取得について改めてどうするのかを問われた。
ありがたいのは、前回の取得によりイクオ=育休が会社中に知れ渡っており、育休取得が前提で話が進んでいること。
実際、レンタの出産報告をエレベーターや食堂で出会った人達にするたびに、
「おめでとう。で、今度はいつから入るの?」
とお祝いの言葉と質問をワンセットでされることが多かった。
前回の育休は、7月20日の長男誕生後、9月1日から4月15日までの取得。
そのタイミングだと今回は2月14日に次男誕生なので4月1日から入りたいのだが、さすがに職場事情が許さず。
実際、妻は4月下旬から徐々に仕事を始めていくつもりらしいので取得してもいいのだが、とりあえずは義母に頼らせてもらう。
風通しいのよい部署なのでずばっと投げかけてくる上司たち。
おおまかな方向性は妊娠報告時に伝えていたのだが、今回の報告を受けて人事交渉に入るらしい。
会社としてはよくないが、ここ数年間私しか担当していない仕事が多々あり、長期で離脱するならば中堅の社員を異動でひっぱってきてじっくりと引継ぎしていく。
短期であるならばとりあえずは部内でフォローして乗り切っていく。
私が長期か短期かで人事部との交渉も変わっていくとのこと。
なるほど、なるほど。
これを私の観点から要約すると、
短期→育休中はみんなで乗り切るから復帰したらヨロシク!
長期→後任者がお前の仕事はばっちりカバーするから安心してくれ。欠員として補済みだから復帰したら新しい職場でガンバレ!
となる。
実際、前回は4月から後任が補充されて5ヶ月もみっちりと引継ぎをさせてくれた。
経営企画部という特殊な部署だから欠員を出すわけにもいかなかったんだろう。
ただし、育休取得の前日18時に取締役に呼ばれて、育児に向けての激励の言葉をいただけるのかと思いながら役員室に行ったら
「君の選択によって君は同期より出世が遅れるかもしれないが、それは君自身の選択の結果だからね。会社を恨んではいけないよ。そもそも男性というのは遺伝子的に育児に向いていないという結果もあるらしいが。それじゃ。」
といつまでも心に残る強い激励の言葉いただけた。
今だったら完全なアウトな発言だよな。
私が半沢直樹じゃなくてよかったですね。
倍返しされていたところですよ。
前回はそんなわけで育休前にみっちりと引継ぎを行い、復職は別の部署となった。
今回の育休にあたっては、妻の仕事との兼ね合いもあるものの、現実的に株主総会、第1四半期までは取得が難しそう。
本当は今すぐにでも取りたいが。
結局、方向性としては、
9月1日から4月15日まで(慣らし保育があるので)
ただし、保育園ありきなので欠員募集に入れたらすぐに復帰もありえる。
また、4月に入れなかったら延期の可能性もりえる。
長男がいるので次男はいけるだろうと思っていたのだが、ナツオと同学年かつレンタの同学年というお友達が保育園に入れなかったという衝撃的なニュースがパパママ友の間に飛び込んできたばかり。
つまり、上の子がいる、かつゼロ歳児なのに保育園に入れなかったということ。
レンタはかなり厳しい闘いに巻き込まれてしまいそうだ。
なにはともあれ、とりあえず会社に方向性を伝えた。
中堅が入ってきたら私の居場所はなくなる前提になる。
ただし、えてして想像もつかないことが起こるのが会社の人事異動。
まさかの私が他部署に出されたり、関西や九州に飛んでいくなんてこともなくはない。
今年はどんなドラマが待っているだろうか。