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月→土とバリキャリ勤務の妻と結婚した小心者の夫。2012年度に続き、2017年9月から5月まで2回目の育休を取得。育児ブログです。

復職面談の為に久々に出社。

久々に会社へ行ってきた。9月に育休取得してから初めての出社。5ヶ月以上ぶりである。目的は人事部との復職面談の為。

この復職面談。5年前のナツオの時の育休取得時はなかった。女性の育休取得者には必須だったのに。なぜか。「男性は前例がないからです。」とのこと。前例至上主義万歳。男女雇用機会均等法などくそくらえである。「必要であれば人事部長なり課長なりのアポイントを取りますがどうしますか?」と確認した時に言われてしまった。年度末で忙しい中に上役のアポをいただくのはヒラリーマンの私にしては恐れ多く、辞退した。所詮は駒である。

あれから5年。月日は流れ、当社でも男性の育休取得者が徐々に増えてきた。そんなこともあって今回は復職面談の場がやってきた。

 

復職面談に合わせて出社すると、まずは採用担当部署の若手社員よりインタビューを受けた。ワークライフバランス推進のアピールとして男性育休取得者のメッセージが欲しいとのこと。「なぜ育休を取得したのですか?」とキラキラとした目で質問を受ける。きっとキラキラとした回答が欲しいのだろう。「育児に積極的に参加して子どもとふれ合う時間を増やしたい。」とか「乳児期というかけがえのない時間を存分に楽しみたい。」といったインスタ映えしそうな回答。嘘がつけない、かわいくない性格の私。「かけがえのない。」なんて嘘八百なセリフはどうしても言えない。おもしろくもなんともない正直な回答をする。

「社会性と経済的合理性を考慮した結果、私が休職して妻が復職した方が効果が最大化されると判断した為です。男性の育休取得者推進については各々の家庭の問題にも関わってくるので一概には賛成しかねる立場です。」と。

我ながらつまらない回答。キラキラ度が少なすぎてきょとんとされる。でもね。現実なんてそんなもんだよ。育児も仕事もどっちも大変だし、どっちも楽しいし、どっちもやりがいがあるし。トレードオフの関係ではない。どっちも頑張っている人なんてたくさんいる。

 

そんな大人げない対応をした後に、上役との復職に向けた面談が始まった。面談前はだいぶ構えてしまっていたがとてもシンプルな内容。原則は現職復帰ではあるが、人事異動の時期でもあるので必ずしもその通りにはならない。どんな部署で働けるのか復職後の働き方について確認するというものだった。

「時短はとるのか」「残業はできるのか」「土日祝日も勤務できるのか」「夜間勤務は可能か」といった項目についてざっくばらんに聞かれた。ここでかっこつけたり、会社に申し訳ないと思って「なんでもできます。やれます。」と回答してしまうと激務な部署に配属されて結果的にパンクし、会社にも子どもにも家庭にも迷惑がかかってしまう。ここはもう正直に回答。

「時短は申請しないが、取得する可能性はある。下の子は初めての保育園なので入園直後及び秋から冬は急な発熱等による呼び出しの可能性がとても高い。普段のお迎えは妻が担当するものの、急な呼び出しによる対応は私となる。残業はできるが一日●時間、月●時間までが希望(残業制限制度の申請)。土曜は妻も出社なので難しいが日曜日出社は可能。」といった具合。昨今の社会的な働き方改革、ワークライフバランスの推進のおかげで当社も細かいくらいに希望すれば制限、制約ができるようになっていた。子どもが●歳まではこれが、●歳まではあれが制限、制約できるといった具合。ありがたい限りである。ただし、資生堂ショックよろしく部署によっては未婚やお子さんがいない社員にそのしわ寄せがいっていると聞くので複雑な気持ちではあるが…。

時間にして15分弱。あっという間に面談は終了。復職先は4月半ばを目処に連絡されると説明を受けて終わった。言いたいことは包み隠さず言えたので後は連絡を待つだけ。まさに人事を尽くして天命を待つ状態。

 

人事面談を終えた後は久々に職場へ顔を出す。事前に伝えていたこともあり歓迎ムード。私の席にはもう後任がいてちょっとだけ寂しくなる。職場の要員とおやつはすぐに補充されるものだからしかたないのだが、居場所がなくなったようでちょっと寂しい。原則現職復帰とは言え、人事ローテーションが普通の当社。私も含めて誰も現職復帰するとは信じていない。要員が補充されているので誰かが異動しない限りは現職復帰もままならず。

ちょうどお茶の時間だったこともあり、育休中の生活の話やその間の会社の話といった雑談で盛り上がったのだが、誰もが驚いたのが私の激やせっぷり。育休に入って出不精になり、ぶくぶく太りだしていると予想されていただけにまさかの10キロ減という展開。

「育児ノイローゼか?」「子どもにかかりつけになってしまって満足に食事とれていないのか?」と心配されてしまうほど。顔つきが細くなり、スーツもお腹まわりがゆるゆるでブカブカに見えてしまうので、「復職面談という言葉が先回り過ぎて病気からの復職かと思ってしまうよ。」なんて冗談を言われる始末。言えない。「じゅうじゅつ初めて毎日がじゅうじつしているからです。」なんてつまらない冗談は。心配かけるわけにも、楽しているアピールするわけにもいかないので「前回の育休中に出不精で太った反省でダイエットした結果ですよ。赤ちゃんがいいダンベル代わりになるんですよねぇ(笑)」なんてポジティブな回答&アメリカンなジョークで場を和ます。お茶の時間にふさわしい談笑。よかった。ヒラリーマンとしての力はまだ衰えていないようだ。

 

お茶時間の終了のタイミングに合わせて退社。保育園のお迎えもあるし。久々にスーツ着て会社に行くといよいよ感が湧いてくる。通勤ラッシュではないものの混雑していた電車に乗った瞬間にちょっとだけうんざり。しかし職場の人が歓迎してくれたので明るい気持ちで帰れた。いよいよ、いよいよか。どこの部署に配属されることやら。言いたいことは十分に言えたはず。しばらくは育児ファーストでやっていきたいというわがままをもう少しだけ通させて欲しい。通勤や仕事にもし時間がかかるなら、育児から長い間離れてしまったら子どもたちとの関係性が失われていくのもまた早いだろう。この5ヶ月がまるで夢だったかのように。なんてね。