朝の4時から育児もだいぶ慣れてきた今日この頃。
しかし、朝の4時から何をしているのかと言うと、主に泣かれています。
そして私は主に泣いています。
ただひたすら抱っこしています。
本当にひたすら抱っこ。
レンタも眠いのだろう、ウトウトしているのだが、布団に置いた瞬間に泣き出す。
これが刹那というものかと納得するくらいに鮮やかに泣き出す。
抱っこする→ウトウトする→布団に置く→泣き出す→抱っこする→…。
これを毎朝4時から7時まで繰り返す。
テレビも読書もできやしない。
ただひたすら子どもをあやすだけの3時間。
妻曰く、日中はよく寝ていて、元気よく活動するのは夜中から明け方にかけてらしい。
それでも妻が夜中に一緒にいるときのレンタはウトウト寝ているようなので4時という時間なのか、私が一緒にいるからなのかのどちらかが原因だと思われる。
陳腐な言葉で表せば、「会えない時間を埋めるがごとくレンタはイクオを求めるのだった。」といったところだろうか。
最近はちょっと忙しくなり、19時過ぎ退社が続いている。
長男ナツオのお風呂があるので、繁忙期ではあるが一人早めに帰らせてもらっている。
我が家の夜のタイムスケジュールを記すと、
19時過ぎ 退社
20時頃 帰宅してナツオとお風呂
21時頃 私、妻、長男で就寝。次男は義父母のリビングで遊んでいる。
24時頃 妻起床。義母から次男を預かり、我々のリビングで授乳。
4時 私が起こされ、妻と交代。リビングへ。
7時 妻と長男を起こして出発準備。
レンタは24時まで義父母のリビングにいるので(義父母ありきでベビーベッドはそちらに設置している)、帰宅してからレンタと会うことはなし。
すぐにナツオをお風呂に入れなきゃいけないし、そのまま寝かしつけなきゃいけないし。
それにナツオが私と布団の上で遊びたがるのでレンタのところに行くこともできない。
まぁ顔見に行くだけなら階段降りるだけなのだが、義父母も気を使うだろうし。
そんなわけでこの一週間を振り返るとレンタと会うのは朝の4時からのみだった。
毎朝の定点観測なのか寝ぼけているからなのかはわからないが、日々大きくなっていること、顔立ちがしっかりしてきたことなどが毎朝伝わってくる。
しかし、そんなしみじみ感はせいぜい10分。
慣れてきたとは言え、眠いものは眠い。
目が覚めてきてもレンタのグズグズは止まらず抱っこ地獄が始まる。
ただただひたすら抱っこ。
インプットもアウトプット作業もできずにただひたすら抱っこ。
3時間もひたすら抱っこという濃密な時間。
これがレンタの全身全霊の愛情表現なのだろう。
この上なく幸福に包まれた無駄な時間はいつまで続くのだろうか。
たまにはこんな時間があってもいい。
そう、たまにならね。
本当にたまになら。
週に1日とか、三連休の中日とか。週末とか。
(某携帯のCM風に)そう、たまにならね。