今日も仕事帰りに赤ちゃんのもとへ。
赤ちゃんのかわいさは異常だな。
どれだけ見ていても飽きない。
まだ名前は未確定だが今後ブログ上ではレンタと表記することにする。
連太、悪くない名前。しかし表記はレンタ。
なぜにレンタか。
それは2月14日産まれだからということでご承知ください。
フトシと悩んだけれどもレンタの方がスマートかなと思いまして。
しかし今日の本題は長男のナツオ。
現在GCU室に入院しているレンタ。
超厳戒態勢であり、入室できるのは両親か両親と付き添いの祖父母のみ。
しかも、赤ちゃんに触れられるのは両親のみという徹底ぶり。
4歳のナツオには残念ながら退院まで会えない。
スマホの持ち込み不可なのでデジカメで撮影した写真、動画をナツオに見せると非常にご満悦で何度も何度もスライドショー、再生を繰り返している。
じわじわとお兄ちゃんとしての自覚が芽生えているようだ。
そんなナツオの様子にご満悦の義母。
最近はことあるごとに「ナツオお兄ちゃん、ナツオお兄ちゃん」と呼びかけている。
しかし、私の耳はナツオの異変を見逃さなかった。
いや、聞き逃さなかった。
まったくの悪気なしにナツオを褒める義母。
「ナツオにいちゃんは偉いね。野菜もちゃんと食べるし。」
「ナツオにいちゃんがいてレンタくんも嬉しいね。」
その時である。
ナツオがぼそっと、「名前で呼んでよ。」と静かにキれる。
怒鳴るならばまだしもぼそっと「ナツオにいちゃんじゃない、ナツオだよ。」
とつぶやくところが切実な模様。
そうだよな。
ナツオはナツオだよな。
そしてナツオとお風呂へ。
すると急に泣き出す。
「なんでおかーさんいないの。レンタ産んだからもう帰ってきてもいいじゃん!」
ここは泣かすべきかなと思い、
「ナツオ、ここはお風呂だから下(義父母スペース)には聞こえないよ。
ばーちゃんにもおかーさんにも内緒にするから泣いてもいいんだよ。
泣きたいときは泣いてもいいんだよ。男同士の秘密だからね。」
なんて言ってみる。
なんかドラマみたいなこと言ってんな~俺。
ちょっとこのシーンは動画に残しておきたいな~なんて馬鹿なことを思いながら。
そうしたらナツオが本気で泣き出す。
湯船から立ち上がり私には背を向けて。
「なんでおかーさんまだ帰ってこないんだよ。おかーさん。寂しいんだよ。
早く帰ってきてよ。レンタのおかーさんだけど僕のおかーさんだよ。」
久々の超号泣。
ただただ抱きしめるだけの私。
ナツオはまだ4歳。
お利口さんだね。とか、いいお兄ちゃんだね。とか言われても余計に追い込まれていくだけだよな。
わんわんワンワン泣きじゃくるナツオを強く抱きしめる。
私も長男。
2歳下の弟の為にずいぶん我慢してきた過去を思い出してきた。
よかった、早めに気づけて。
ナツオはナツオ。
今まで以上にしっかりと見つめていかないと。