もういくつ寝るとクリスマスな時期が今年もやってきた。
昨年まではごまかしごまかしできたクリスマスプレゼントも、
今年は保育園のおかげか保育園のせいなのか「クリスマスプレゼント」の概念がわかってきたよう。
何も確定していないのにナツオは勝手に盛り上がっている。
しかし、妻はお金に関してはとても厳しい(よく言えば)。
昨年までのクリスマスプレゼントは友人のお古やふるさと納税。
私が上司からもらってきたレゴ一式をそのまま渡そうとすると、
「待って!3ヶ月後のクリスマスまで倉庫にしまっておくから。」
なんて言われたりしたくらい。
そんな我が家のクリスマス2016。
お約束のようにこの時期のコマーシャルは激しい。
ナツオもすっかりやられて、やれオーブリングだゲーマードライバーだなんて言っている。
それを右から左に流すのが私の妻。
クリスマスくらいは好きなの買ってあげれば?なんて言ったのだが、
まったく聞く耳もたない。
じゃあ何をあげるの?と訪ねると、
これまたお古のおもちゃをあげてくる。
いつのまにか倉庫にしまってあるよう。
しかもしかも、お古はお古でも妻のお古。
30年モノのシルバニアファミリー!
妻が幼少期に遊んでいたものらしい。
どれだけものもちがいいんだよ!
というか、よりによってそれがクリスマスプレゼント?
本人がまったく望んでいないのに!
あまりにもナツオが不憫になってきたので少しだけ説得。
すると、リュックサックを提案してきた。
なぜにリュック?と聞くと、
保育園で使うものだから!との回答。
それはプレゼントというよりも実用品なのでは?
ナツオはお風呂に入るたびに目を輝かして、
「サンタさんは何くれるのかな。ウルトラマンかなエグゼイドかな。
もしかして2個くれちゃったりして!
そうしたらどうしよう!遊びきれないよ!」
なんて毎晩のようにやっている。
もう不憫で不憫で。
あまりにもせつなくなったのでイクオ家からとして、
弟夫婦が好きなモノを買ってあげることで落ち着いた。
私の父は他界しており、母は施設に入居中。
ナツオのお友達は両親、互いのおじいちゃん・おばあちゃんと3つからプレゼントをもらうチャンスがある。
それに対してナツオは一つ少ない。
そんなわけで、死んだじいちゃんからという名目でウルトラマンでも仮面ライダーでも好きなモノを買ってあげることにした。
弟夫婦からということなので妻も渋々了解。
それでもせめてLEGOとか知的なものを!と抵抗してくる。
クリスマスくらい好きなもの買ってあげればいいのに。
たかがクリスマスプレゼントでここまでもめるとは。
同じことをナツオの誕生日にもやるんだろうな。
半年先が今から不安になってくる。