あらためて震災の恐ろしさを知る毎日。
ナツオにもテレビの向こうの震災について学ばせるべく、
有明にあるそなエリアへ。
地下鉄乗って、ゆりかもめ乗って、
とテツオなナツオは道中からテンションあがっている。
出だしは好調。
初めて訪れるそなエリアだが、
口コミの評価はどこでも高い。
こちらもテンションあがっている。
そなエリアの震災体験学習は、
72時間生き残れるかをシミュレーションするもの。
配布されたタブレットを持って震災直後の設定の街を歩く。
ワンフロアをタブレットの指示に従って歩くのだが、
倒壊した家やお店が再現されており、
大画面には震災設定のニュース映像が流され、
サイレンがひっきりなしに流れている。
大人でも雰囲気に圧倒される。
ナツオはあまりの光景に泣き出す。
設定では商業ビルのエレベーターで被災。
エレベーターが開いた瞬間にこの光景か飛び出してくる。
最近のニュースで地震の恐ろしさを感じていたナツオだが、
再現された雰囲気の重々しさに言葉を失っている。
テレビの世界と現実がつながったもよう。
その後、東京直下地震を題材にしたアニメであらためて地震について学ぶ。
地震の怖さについて少しは理解したようで、
帰りの電車は地震の話ばかり。
この建物内には東京直下地震発生時の災害対策本部となる部屋もあり、
圧倒される。
大人もとにかく圧倒される施設。
しかも、当然無料。
色々と学び、考えさせられる施設。
多くの口コミにあるとおり、
一度は行くべきところであった。