病院から職場へ電話。
「血圧が低く危険です。
大至急来てください!」
そんなわけで今から2時間かけて病院へ。
昨日は見舞いに行くも意思交換できず。
話すことはおろか、手をにぎっても何も反応なし。
かろうじて右眼が少し動いたように見えたくらい。
骨と皮だけになってうずくまっている父につい見入ってしまう。
あまりにも小さて弱々しい。
スピースピーと子どものような寝息を聞いていると、
今までの恨みつらみなど消えてしまう。
父がいたから私がいたわけで、
つまりそのおかげでナツオに出会えたと。
8月28日の入院からあまりにも怒涛の1ヶ月であった。
会話はできずとも昨日わかりあえたわけだし、
覚悟を持って病院へ向かおう。